ドイツから、新しいエフェクターブランドが上陸です。
「Mercy Seat Effects」は、アメリカ人のAustin氏がドイツでエフェクターを制作するハンドメイドエフェクターブランド。長年にわたりエフェクターを買ったり売ったりを繰り返し、ついに自作を初めてブランドにまで成長させたということです。
3機種、それぞれ見てみます。
Mercy Seat Effects Tree Of Life Overdrive
TS系という回路を最大限に使い切ることができるペダルとのこと。コントロールはVol、Gain、Cut、High。Highノブは高域の調整ですが、ミッドレンジには影響せず、Cutは低域の調整となっています。
サンプルムービー
Mercy Seat Effects Feather Bender Fuzz
このペダルはTone Benderを基本としたファズペダルとなっていて、かなり多彩な音を作ることができるということですね。
ファズペダルを選ぶときにはいろいろな要素があってなかなか自分の思う物が分からない、というプレイヤーのために、「クリーム時代のクラプトンからサイアミーズドリーム(スマパン)まで」のサウンドを網羅できるというペダルとなっています。
2N5089トランジスタを4つ使用。コントロールはVolume、Tone、FuzzでHigh/Low切り替えスイッチを搭載。Lowモードではローエンドが強化されるとのことです。
Mercy Seat Effects Consider The Raven Reverb “Flock” Edition
こちらはリバーブの音作りに時間をかけたくはない、というプレイヤーのためのリバーブペダルとのこと。
コントロールはVol、Verb、Tone、Size、そしてFlockスイッチ。各ノブは順に音量、リバーブのバランス、リバーブのトーン、リバーブの長さをコントロールするノブで、Volumeコントロールによってクリーンブーストも可能となっています。
FlockスイッチはONにするとリバーブ回路のゲインを上げ、またちょっと違ったサウンドを作ることが可能。全体の音量も上がるということです。
様々なスタイルに適合できるよう、短くはねるようなリバーブから広い空間的な広がりを作るリバーブまでに対応できるペダルとなっています。
サンプルムービー
全体的にプレイヤー視点で作られる実践的なペダルですね。
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