昨日のNAMM SHOW出展エレキギター紹介につづいて、今日はエフェクターとアンプを紹介したいと思います。気になる製品がいっぱいですよ。
それではいきましょう。
- エフェクター
BOSS LEGEND SERIES FENDER '59 BASSMAN FBM-1
フェンダーとBOSSの提携によるコンパクトアンプシミュレータ、BASSMANです。6つのツマミが付いているのが分かりますね。筐体のカラーリングもBASSMANのツイードアンプを彷彿とさせるカラーで、なかなかニクイですね。メタルプレートには、しっかりとFenderのロゴも入っています。設定価格は分かりませんが、これで実売1万円を切るようならばとんでもないヒット商品になることは間違いないと思います。
BOSS LEGEND SERIES FENDER '65 Deluxe Reverb Amp FDR-1
上記のFBM-1と同様、BOSSのLEGEND SERIES、デラックスリバーブアンプです。ヴィブラートやリバーブも装備している、とのことですが、すごいですね。こちらも筐体にはモデリング元を意識したようなフィニッシュが施されていますね。これは楽しみです。
BEHRINGER コンパクトエフェクター新製品
ベリンガーから発表された、MXRのようなケースに収められたコンパクトエフェクター3種ですね。左端は名前からして「ダイナミクス コンプレッサー」と、あの赤いヤツを意識しているように思いますね。右端のものは、どうやらコントロール系統からして、アメリカの「電気的倍音」社のフェイザー「小さな石」を意識しているような感じです。中央はノイズゲートですね。
こちらはベリンガーの真空管を搭載したエフェクターの新製品ですね。この筐体はまさにエレハ・・・「電気的倍音」社を彷彿とさせます。左からオーバードライブ、ハイゲインディストーション、そして・・・ディレイ・・・かな?といった感じですね。なかなか楽しみなエフェクターです。
Dunlop Jimi Hendorix Effectors
ダンロップの、「JH」を型番に持つジミヘンサウンドを再現したエフェクターの新製品です。他にも展示されていたそうですが、気になりますね。以前のJH-1、ジミヘンワウの続きにあたるモデルと考えていいのではないでしょうか。
- ギターアンプ
紹介する前に、今回出展されたギターアンプについてですが、昨年、Epiphone ValveJuniorが火をつけた小型フルチューブアンプの波が来たようです!各社、小さなチューブアンプの新製品を発表していますので、先にそこから見てみたいと思います。
小型フルチューブアンプ特集 IN NAMM SHOW 2007
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- PEAVEY
まずはコストパフォーマンスで定評のある、PEAVEYから小型クラスAチューブアンプが発表されています。その名も「NANO TUBE」!コントロールは1VOLのみというシンプルさがいいですね。低価格で好評なEpiphone ValveJuniorとの差別化もきになります。
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- VOX
こちらはなんとハンドワイアードというVOXの小型アンプです。コントロールに少なくとも2つのツマミが見えていますね。PathfinderシリーズやDA5といった高品質な小型アンプをリリースしているVOXだけに、どういった仕様になって市場に出るのか楽しみです。
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- FENDER
Fenderからは小型チューブアンプが2種類登場です!これは素晴らしいデザインですよ。部屋においてあっても美しいです。2種類の仕様の違い(スピーカーサイズの違いは見てとれますが)も気になるところですが、これは売れそうですね。
それでは、他のアンプモデルを見ていきましょう。
BEHRINGER Bugera フルチューブヘッド
ベリンガーの、「ブゲラ」と名づけられたフルチューブアンプヘッドです。しかしこのデザインに「6260」って・・・パソコン関連の専門学校「HAL」みたいな名づけ方ですね。(HALはIBMのアルファベットをひとつずつ前に移動したそうですが、6260でそれをやると・・・)
しかしベリンガーのように低価格で、それでいてこのような何かを意識した製品を、あっけらかんと出してくる姿勢は面白いと思います。
VOX CLASSIC SERIES
VOXからの新製品は、クラシックシリーズという名前の、現代の技術とクラシックサウンドをあわせたような製品ですね。見た目はもちろん、なによりもこのツマミの多さがポイントとなってきそうです。完全独立2CH仕様はもちろん、他にも多彩な機能が搭載されていそうな感じを受けますね。
MARSHALL JVM
マーシャルから、MIDI対応4CHというスペックを持つモダンアンプが登場です。4CHといえば、ケトナーのTRIAMP MK-IIが有名ですが、そこはマーシャルアンプだけあって、TRIAMP MK-IIと並ぶだけの性能は誇っているであろうと思います。こちらも多数用意されたツマミですが、その内容も早く知りたいですね。
さて、2回にわたってNAMM SHOWに出展されたギター関連製品を見てきましたが、いかがだったでしょうか。ショウモデルらしい美しいものから、大ヒット間違いなしの新製品まで、楽器ショウならではの雰囲気を味わっていただければうれしく思います。
私も一度行ってみたいと思っていますが、なかなか遠いですからね。でも楽しそうです。また夏のNAMM SHOWも楽しみですね。