Behringerのチューブアンプ専門ブランド、「Bugera」から、120W出力のハイゲインアンプが登場です。
ヘッドタイプとコンボタイプの両方が発売されています。まずはヘッドタイプのBugera 333 INFINIUM。こちらは3ch仕様のモデルとなっていて、「333」の名前は3つの独立したチャンネル、独立したゲイン、独立したトーンを表しているとのことです。
3つのチャンネルはクリーン、クランチ、リードに分かれていて、クリーンチャンネルにはVolumeと3バンドEQが、クランチとリードにはVolume、3バンドEQとゲインコントロールが搭載されています。また、マスターセクションにMaster VolumeとReverbコントロールがあります。真空管は12AX7と6L6をそれぞれ4本ずつ搭載し、出力は120Wです。
リアパネルを見てみると、まずSEND、RETURNそれぞれにヴォリュームコントロールのついたエフェクトループを搭載し、Level調整のできるラインアウトも装備。スピーカーアウトは4/8/16Ωから切り替えられるようになっていて、パラレル接続の2つのアウトプットがあります。さらに、HIGH、MID、LOWの3つのモードからパワーアンプのDAMPINGを切り替えることができ、これで全体的な音色の調整が行えるようになっています。そして、面白いのがこのアンプの名前にもなっている「INFINIUM」という機能です。これは、4つのパワーチューブに均一な力をかけることで、どこかに力が偏らないようにする技術で、真空管の持ちを良くするというものです。最大で20倍も長く持ったそうです。そして、リアパネルにはこのINFINIUMというパネルと4つのLEDがあり、パワーチューブの交換時期になるとこのLEDが点灯して、どのチューブを交換すべきかを教えてくれます。これは面白い機能だと思います。
また、333 INFINIUMにはコンボアンプの「Bugera 333-212 INFINIUM」もあります。基本的な機能は同じで、Bugeraオリジナルの12インチスピーカーを2基搭載しています。このスピーカーは、タイトなローエンドとModern-Vintage Mids・・・現代的からヴィンテージライクまでカバーするミッドレンジということでしょうか?が特徴とのことです。
音はこんな感じ。かなりのハイゲインも出力できます。正統派で良い音だと思います。Bugeraのアンプって、どれも侮れないです。
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