昨年末に復活を遂げた、Roland Blues Cubeシリーズに新たなモデルが発表されました!
Roland Blues Cube Tour
まずは100Wのアンプヘッドタイプ。Rolandのヘッドアンプって本当に久々なんじゃないでしょうか。かつてはJCのアンプヘッドとかもあったりしましたが・・・。
「Tube Logic」技術を用い、真空管のサウンドを再現したアンプです。CleanとCrunchの2ch仕様で、2つのチャンネルのブレンドも可能。CleanチャンネルにはVolumeと3バンドEQ、CrunchチャンネルにはVolume、Gainと3バンドEQ、マスターセクションにReverb、Presence、MasterコントロールとMAX(100W)、45W、15W、0.5Wの出力切替スイッチを搭載。2系統のエフェクトループを装備し、それぞれのスイッチをフロントパネル、またはフットスイッチから操作できます。
4/8、16Ωのスピーカーアウトに加え、ラインアウト、ヘッドフォン端子、USBオーディオインターフェイスも搭載。MIDI IN端子もあるので、MIDIでいろいろ操作することもできます。
GA,CUBE,Blues Cube専用フット・コントローラー【G-ACC-ROL009】ローランドアンプ専用フット・... |
Blues Cube Artist212
さらに、Roland Blues Cube Artistの2スピーカーバージョンとも言える85Wクラスのモデルも発表されています。
TOURモデルとの違いはEQが両チャンネル共通になり、代わりにトレモロエフェクトが追加されています。このスタイルは現行Artistモデルと同じですね。またエフェクトループは1つです。
Roland BC TC-EJ
そして、NAMMでも話題になったEric Johnsonのシグネチャーサウンドにモディファイする専用サーキットも登場。
真空管を模した見た目で、エリックジョンソンのサウンドへとBlues Cubeシリーズを切り替えます。Blues Cube Artist/Blues Cube Artist212/Blues Cube Stageの各コンボモデルに対応しています。
これを付けるだけで・・・というユニットがあるということは、今後このスタイルのユニットのラインナップも期待できそうですね!
サンプルムービー
最後に、改めて今発売されているBlues Cubeシリーズを載せておきます。
Roland Blues Cube Artist
数々のビンテージ・チューブ・アンプを徹底的に研究し、極上のウォーム・トーンを実現したライ... |
High/Lowの2インプットスタイルで、CleanとCrunchの2チャンネル仕様。さらに2つのチャンネルをブレンドして音を作ることの出来るDual Toneモードも備えます。CleanチャンネルにはVolume、CrunchチャンネルにはVolumeとGainコントロールがあり、それぞれにBoostとToneスイッチを搭載。Bass、Middle、Trebleの3バンドEQに、TremoloとReverbのエフェクトコントロール、トレモロのタップテンポスイッチ、エフェクトループのON/OFFスイッチ、そしてマスターセクションにはPresence、Masterコントロールを搭載。さらに出力を0.5W、15W、45W、Maxの4段階で切り替えるスイッチという構成です。クラシカルなアンプの雰囲気を継承しつつ、タップテンポや出力切替など現代的な機能も充実させています。
さらに、エフェクトループ、ラインアウト、ヘッドフォンアウト、そしてUSB端子を搭載。USBはオーディオインターフェイスとして使用可能で、PCとの連携によるダイレクトレコーディングにも対応します。
そして3つのフットスイッチ端子を搭載。1つはGA-FC専用端子で、多彩なスイッチングをまとめて行うことが出来ます。あとの2つはトレモロとエフェクトループ、およびチャンネル切替とデュアルトーンを制御するTRS(ステレオ)端子のフットスイッチとなっていて、FS-6のようなラッチ式スイッチングで操作することができます。スピーカーは専用設計の12インチ(30cm)スピーカーを搭載。キャビネットにはポプラ材を用いることでクラシカルなオープンバックスタイルのサウンドを最大限に発揮するということです。
Don Felderによるデモムービー
Roland Blues Cube StageArtist
数々のビンテージ・チューブ・アンプを徹底的に研究し、極上のウォーム・トーンを実現したライ... |
サンプルムービー(音出しは1分35秒過ぎから)
両モデルのサンプルムービー
コマーシャルムービー
これも楽しみなアンプですね。ヘッドだけでもかなり自由にラインレコーディングができるというところは、本物のチューブアンプにはできない柔軟性の高さですね。
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