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Gibsonの最先端次世代モデル、Firebird X登場!

Gibsonの次世代ギターといえば、(日本には入ってきませんでしたが)Digital Les Paulに始まり、Robot Guitar、Dark Fire、Dusk Tiger、Les Paul Standard 2010 Limitedと、進化を遂げてきました。
この進化は、3つの方向性があります。1つはPCとの連携、1つは自動チューニング、そして多彩な音色を1本のギターで、というものです。
次世代ギターは、Line6やFender、Rolandが行っているデジタルモデリングによってギターサウンドをモデリングするという方向性がありますが、Gibsonの次世代ギターはこれらとは違い、チューニングはペグを回して、多彩な音色はピックアップを駆使して作り出す、ある意味でアナログな方法を採っているのが大きな特徴です。
さて、2010年の10月のことです。Gibsonのトップページに、赤と青のギターが現れました。
それが今回ご紹介するギター、「Gibson Firebird X Limited Edition」です。発表から発売まで長かったですね。
ちょっと長くなりそうですが、詳細を見てみましょう!

Gibson Firebird X Limited Edition

このモデル、Firebirdと名乗ってはいますが、全く新しいモデルと考えた方が良さそうです。
まずボディ。初期のFirebirdに見られたタイプ(現行の反転バージョン)のボディ形状となっています。ボディ材はなんとアッシュ。さらにチェンバードボディです。
さて、ヘッドはリバースかノンリバースなのか・・・というとどちらでもなく、3対3のペグ配列となっています。ヘッド形状も、レスポール等のクラシックなギブソンヘッド・・・の面影はちょっとありますが、全く新しい形状のものとなっています。しかもマッチングヘッドです。
さらにネックはというと1ピースメイプル!ボディとネックの材だけみるとテレキャスターか何かのようにも思えてしまいます。指板はカーリーメイプルで、フレット数は23Fです。変わっています。
ピックアップは3つ並んでいます。フロント側からアルニコ5、セラミック、アルニコ2マグネットを用いた専用のミニハムバッカーです。あとTOMブリッジ内にもピエゾPUが入っていて、ロボットチューニング時に使用する他、音作りにも使えます。
コントロールは、クロムカラーのノブがVolume、ブラッククロムのノブがToneで、Toneノブはモメンタリースイッチとなります。派手に光っているノブは11モードのロータリースイッチで、チューニングの切替やプログラムの呼び出し等を行います。ストラトのようなブレードスイッチがPUの切替で5Wayの切替が可能です。さらに3つのトグルスイッチがありそれぞれスイッチの取ってがドライとウェット音のブレンドノブになっています。白いスイッチはPU Prog/Piezo/Tuningの切替で、ギターのモードとピックアップの切替ですね。赤いスイッチはComp/Dist/EQの切替、6弦側にある青いスイッチはModulation/Reverb/Echoplexの切替となっています。また、ボディの側面には6つのフェーダーがあり、Modulation、Echo、Reverb、Compression、Distortion、EQの調整を行います。
このギターは、3つのミニハムに使われている合計6つのコイルを、自由自在にシリーズ、パラレル、そして位相変換などを行って組み合わせることができ、ただ組み合わせるだけでなくバランスの調整等を行うことで、モデリングテクノロジーを使用することなく、200種類以上のピックアップサウンドをシミュレートすることができます。それらをPU Programにプリセットし、PU切替スイッチで割り当てられたサウンドを作り出すという仕組みです。
さて、なんかCompとかDistとかEchoとかの単語が出ていますが、想像通りです。このギター、エフェクトを搭載しています。Pro Tools TDMシステムを使ったエフェクトです。といっても、ギター側のフェーダーやスイッチで操作するのは限界がありますよね。
というわけで、このFirebird Xには専用の3フットスイッチ付エクスプレッションペダルと、9つのフットスイッチを搭載したスイッチユニットが付属しています。どちらもLCD搭載で、Bluetoothで接続できます。エフェクトはソフトウェアで調整、設定、プリセットが行えるようです。
アウトプットはシンプルに1つだけです。ですが、SDカードスロットやチューナーなどを搭載したBluetooth対応の専用インターフェイスも付属しているので、そのままPCと連携することができます。これだけの機能がついていて、バッテリーは2時間の連続駆動に対応しています。
DAWソフト、Ableton Live Lite 8 Gibson Studio Edition、およびソフトウェアエフェクトGuitar Rig 4 Proも付属。アンプもエフェクターも持っていなくても、PCがあればレコーディングまでできるというギターです。

非常に多機能なギターです。冒頭で、「1つはPCとの連携、1つは自動チューニング、そして多彩な音色を1本のギターで」と述べた進化の方向は変えず、新たにエフェクトを搭載することで多彩な音色の数を増やした、という感じでしょうか。
これは想像ですが、もしかすると基本的に癖のあるレスポールスタイルではなく、チェンバードアッシュボディにメイプルネックを使用し、ボディ形状もFirebirdとすることでギター本体による音色への影響を抑えたのかもしれません。それにより、出力できる音色のクオリティを上げようと考えたのではないかと。

サンプルムービーいろいろ

しかしすごいことになってますね。個人的にはモデリング系ギターよりも、Gibsonのこのある意味強引で、アナログな方式の次世代ギターはけっこう好きです。
 
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