Musicom LAB / EFX MK-III PLUS 【スイッチングシステム】【送料無料】【smtb-u】 |
多機能なプログラマブルスイッチャーはいろいろ発売されていますがそれほど選択肢は多くなく、一番有名なのはProvidence PEC-2だと思います。さて、このMusicom LABはより手頃な価格の多機能スイッチャーとして有名なモデルです。
直列8ループを搭載したスイッチャーで、4ファンクションのラッチスイッチも搭載。プログラムは4×60バンクの240プリセットを保存可能。下段4つのフットスイッチをプログラムを選択、またはアンプのチャンネル切替等のスイッチとして使い、上段は左側2つでバンクの選択、右側2つでMode切替とMute操作を行います。Tune Outを搭載し、Mute時にはチューニングが可能で、またインプットにはバッファのON/OFFを選択でき、グランドリフトスイッチも搭載。IN/OUTはそれぞれAとBの2つずつで、どちらを接続するかのプログラムも可能です。スイッチはリレー式のトゥルーバイパスで、ポップノイズを抑えるためのノイズリダクションを内蔵しているとのことです。
で、今回のMk-IIIとなったことで、新しくMIDI IN MIDI OUT端子を装備し、MIDIコントロールに対応しました。MIDI対応機器の操作や、逆に外部スイッチャーからEFX MK-III PLUSを操作することも可能となっています。また、横幅が約4mm小型化しました。
このスイッチャーの特徴といえば、サイズだと思います。重量は約1.2kg、そしてサイズは276×130×56mmとなっていて、手前側の高さは43mmとスラントした筐体を使用しています。このサイズは特に、他ではなかなか見られない特徴ですね。
いろいろなブランドからこのクラスの、8Loop以上の多機能プログラマブルスイッチャーが出ているんですが、少なくとも日本国内においては、先ほども書いた定番モデル、「Providence PEC-2」、先日ご紹介した、より多機能な「One Control Crocodile Tail Loop」、もう少し機能を制限し、かつ低価格な「MOEN GEC9」、もうちょっとシンプルな「Rocktron PatchMate Loop 8 Floor」、そして横幅のコンパクトさにこだわった、この「Musicom LAB EFX MK-III PLUS」あたりが今後の比較対象となっていくのではないかと思われます。いろいろなプレイヤーの事情等に合わせて選べるモデルがあって良い感じですね。
もちろんまた新しいモデルが出ればご紹介していきますね。
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