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当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

NAMMで大いに話題になった「BOSS ES-8 Effects Switching System」、機能発表! 噂の真相、答え合わせ。

今年、先月行われたNAMM SHOWでトップクラスの話題となった「BOSS ES-8 Effects Switching System」。当初ほとんどその内容が発表されておらず、画像やNAMM SHOWから伝わってくる噂などから機能を予想するような状態となっていました。しかし今回、ついにその内容が発表されたのでお知らせします。
とはいえ、実はまだ100%の内容が公開されたわけではないみたいなので、現時点で公開されている内容について、噂との答え合わせをしてみたいと思います。そして、その公表された内容から、さらにいろいろと新たな予想(妄想?)をしてみたいと思います。

  • 8 ループ(+ ボリューム・ペダル接続用追加ループ)のプログラマブル・スイッチング・システム


これは予想通りですね。まぁ8ループというのはこの背面の端子を見れば誰でも分かりますし、Volume SEND/RETURN端子もそこから想像できるところですね。とはいえ、ヴォリュームペダルのためにループを無駄にしなくて良い、というのは良い発想だと思います。似た機能としてはVOCU Magic Switching Stationにアクティブヴォリュームコントロールをエクスプレッションペダルで操作出来る、というような機能がありました。形は違いますが、発想は近いように思います。

  • こだわりのサウンドをピュアに保つアナログ回路設計

だそうです。これは発表当時には分からなかったことですが、とはいえ現在作られている多くのプログラマブルスイッチャーがそうですね。シグナルパスは全てアナログで、コントロールやプリセットなどにデジタル回路が用いられています。

  • インプット/アウトプット・バッファのon/off を個別に設定可能(アウトプット・バッファはレベル可変)

バッファに関しては、「△」でした。以前の記事では「公式に発表された機能ではありませんが、各ループごとにバッファのON/OFF設定ができるのではないかということです。グローバルセッティングによるものか、それともプリセットによって変えられるのかは分かりません。もしくは全体のバッファON/OFF機能が付いている、ということかも知れません。」と書いていたわけですが、どうやらループごとのバッファではなく、プリセットごとにインプット、アウトプットのバッファON/OFFを切り替えられるようです。アウトプットバッファにレベルコントロールが付いていると言うことで、プリセットごとの音量差調整などもできそうですね。レベルの可変幅などは現時点で出ていません。

  • 信頼性の高いフットスイッチ(スイッチング・ノイズのミュート機能付き)

この新しいフットスイッチは、ノイズミュート機能付でした。ミュート機能というのがどういうものかは分かりません。例えば、プリセットによってスイッチング時に一瞬ミュートさせるかどうかを選択できる、というようなものなのか、それとも内部で自動感知して一瞬音量を抑えるような働きをするのか、シグナルパスとしてそもそもノイズを出さない設計なのか等は不明です。なお、このスイッチ、機械式スイッチに見える形をしていますが、おそらく電子式スイッチ(というか基板上のスイッチを押すためのスイッチ)だと思います。多くのプログラマブルスイッチャーでも同様の機構となっています。

  • 自由に接続順を入れ換えられる、今までに無い柔軟なルーティング機能(パラレル・エフェクト・チェーンも可能)

これが目玉でしょうか。以前の記事で「6ループ(もしかしたら8ループ)の入れ替え」と書いていたとおりですが、パラレルチェインなどにも対応するようで、どうやら8ループ全てをかなり自由に組み替えられる方式となっているようです。形としてはGT-100の内部シグナルチェインのようなスタイルではないかと予想できますね。

  • パッチ・ナンバーを表示する7 セグLEDとパッチ名を表示する液晶ディスプレイを搭載

これは予想通り。と言うか見れば誰でも分かりますね。

  • ツアー・ミュージシャンでも余裕の大容量800 パッチ・メモリ

こちらも、伝わってきた情報通り800のプリセットを保存可能となっています。

  • 外部コントロール可能なエフェクト・パラメーターをメモリして集中管理

これは現時点でよく分かりません。ES-8にはエクスプレッションペダル/フットスイッチ入力端子が2つ、エクスプレッションペダル出力端子が2つと出力用のフットスイッチ端子が3つあり、それぞれ2つずつ、計6つまでのスイッチング信号を出力できる形となっています。外部フットスイッチはFS-7などに対応していることは分かりますが、これらのスイッチやパラメータをメモリして集中管理、というところが謎ですね。プリセットを切り替える際に送信する信号を設定出来る、等の機能があるということかもしれません。

  • 各ペダルへの機能割り当てを完全カスタマイズ可能

各ペダル、という表現がどういうことなのか分からないのですが、本体のフットスイッチの役割をいろいろアサインして変えることができる、というように読むのが正しいでしょうか。もしくは外部フットスイッチなどの役割も含めていろいろ設定できるということかもしれません。
 
現時点で「特徴」として出ている情報は以上です。あとスペックが出ているので載せてみます。

ループ数 8(エフェクト・ループ)/1(ボリューム・ループ)
パッチ 800
ペダル ナンバー・スイッチ×8/BANKスイッチ×2/MEMORY/MANUALスイッチ/MUTEスイッチ
規定入力レベル IN 1、2:-10dBu/RTN 1〜6、RTN 7L、RTN 7R、RTN 8L、RTN 8R、RTN VOL:-10dBu
入力インピーダンス IN 1、2:1MΩ
規定出力レベル SEND 1〜7、SEND 8L、SEND 8R、SEND VOL、OUT 1/L、OUT 2/R、TUNER:-10dBu
出力インピーダンス OUT 1/L、OUT 2/R、TUNER:1kΩ
推奨負荷インピーダンス 10kΩ以上
ディスプレイ 7セグメント3桁LED/16桁2行(バックライト付LCD)
接続端子 IN 1、2端子:標準タイプ/SEND 1〜7、SEND 8L、SEND 8R、SEND VOL端子:標準タイプ/RTN 1〜6、RTN 7L、RTN 7R、RTN 8L、RTN 8R、RTN VOL端子:標準タイプ/OUT 1/L、OUT 2/R端子:標準タイプ/TUNER端子:標準タイプ/EXT CTL CTL 1/2、CTL 3/4、CTL 5/6端子:TRS標準タイプ/EXT CTL EXP 1、EXP 2端子:TRS標準タイプ/CTL IN EXP 1 CTL 1/2、EXP 2 CTL 3/4端子:TRS標準タイプ/MIDI端子(IN、OUT/THRU)/DC IN端子
電源 ACアダプター/消費電流 400mA/付属品 ACアダプター/取扱説明書/「安全上のご注意」チラシ/保証書/ローランド ユーザー登録カード/ゴム足×5/ネジ×2
別売品 フットスイッチ:BOSS FS-5UFS-6FS-7
エクスプレッション・ペダル:BOSS FV-500LFV-500HRoland EV-5
外形寸法 / 質量幅 (W)439 mm奥行き (D)137 mm高さ (H)65 mm質量2.5 kg

こんな感じです。サイズや重さが発表されたのは分かりやすくて良いですね。

サイズ感はこの画像のとおりです。
 
ちなみに、他の8ループプログラマブルスイッチャーといえば、以下のようなモデルが出ています。

Carl Martin Octa-Switch MkII

デンマークの老舗エフェクターブランド、Carl Martinによる8ループプログラマブルスイッチャーです。
8つのエフェクトループを搭載し、8つ目はステレオアウトのペダルに対応。スイッチャー自体も1In2Outのステレオ対応モデルとなっています。8種類のプリセットを保存することができ、独立したバイパススイッチも搭載。インプットバッファはON/OFFが可能となっています。また、2つのラッチスイッチを操作出来るExt.Switchジャックを搭載しており、プログラムごとにそれぞれの設定も操作することができます。
シンプルな直列ループですが操作もアナログで分かりやすく、それでいて多機能なモデルです。
 

Free the Tone ARC-3 Audio Routing Controller

オーディオルーティング機器やエフェクターをラインナップするFree the Toneの本格スイッチャーです。
4+3+1の形でそれぞれ独立して使うことができるスタイルで、4ループと3ループはまとめて直列7ループとして使うことも可能。本体にはHTS(Holistic Tonal Solution)という±15Vで駆動する回路を内蔵し、11のフットスイッチを備え、8つのループを個別にON/OFFしたり、プログラムの呼び出し、ミュート、本体のモード切替などを行います。プログラムは64バンク×10の640プリセットを保存可能。MIDIはプログラム、コントロールチェンジ共に8つまでの同時送信に対応します。プログラムのコピーやバンクのコピーといった機能も搭載しています。
汗などの水分が直接入り込まないよう、LEDにレンズをかぶせたり、ディスプレイ部にはフェルト製のシートを裏側に貼り付けたり、また10分間の無操作でロックするなど、現場の声を繁栄した作りになっています。
ブラックバージョンも作られています。
 

JOYO Wave-x PXL-8

【スイッチング・システム】JOYO Wave-x PXL-8

【スイッチング・システム】JOYO Wave-x PXL-8
価格:17,640円(税5%込、送料別)

非常に低価格なエフェクターで知られる、中国のJOYOによる8ループプログラマブルスイッチャーです。
8つのエフェクトループを搭載し、4×8バンクの32プリセットを保存できます。シンプルなスタイルですが低価格に使うことができるモデルとなっています。
 

Moen GEC8JR

Moen GEC8JR Guitar Effects Commander 8 Junior

Moen GEC8JR Guitar Effects Commander 8 Junior
価格:22,800円(税5%込、送料込)

本格的な機能を持つスイッチャーを手頃な価格でラインナップし、オリジナルエフェクターも製作する中国のブランド、Moenのプログラマブルスイッチャーです。
7シリーズループと1セパレートループの7+1、8ループプログラマブルスイッチャーで、個別にON/OFF設定ができるラッチ式のスイッチを2系統装備。24種類のプログラムを保存できるモデルとなっています。ミュートスイッチも搭載しており、低価格ながら十分な機能性を持つモデルとなっています。
 

Musicom LAB EFX MK3+

韓国のオーディオルーティング系ブランド、Musicom Labによる8ループプログラマブルスイッチャーです。8つの直列ループを搭載。4ファンクションのラッチスイッチで、アンプのチャンネル切替等も行えるモデルです。

プログラムは4×60バンクの240プリセットを保存可能。2段にわかれた8つのスイッチで、上段と下段での操作を組み合わせることで、多彩な操作をコンパクトにまとめたモデルとなります。他、チューナアウト、インプットバッファのON/OFFに対応。また、MIDI端子の搭載でMIDIスイッチャーとして、逆にMIDIスイッチャーによるコントロールにも対応したモデルとなっています。
 

Providence PEC-2

非常に多くのアーティストが使用する定番モデルの1つです。日本のオーディオルーティング系/エフェクターブランド、Providenceのフラッグシップモデルとして知られています。
5つの直列ループと3つのセパレートループ(5+1+1+1)の8ループを搭載したプログラマブルスイッチャーで、12×7の84プリセットに対応したモデルです。チューナーアウト、Muteスイッチを搭載し、MIDIスイッチャーとしての動作も可能。セパレートループはアンプのチャンネル切替等に使うことも可能で、2台のPEC-2をリンクして大きなシステムのコントロールとして使うことも可能となっています。インプットの選択でProvidenceのバッファを通すか通さないかを選ぶこともできます。
 

Rocktron PatchMate Loop 8 Floor

アメリカの有名エフェクターブランド、Rocktronのプログラマブルスイッチャーです。
8つのループ、全てを独立して使うことが可能で、モードにより好みに合わせた形でシリーズループとセパレートループを分けることができます。セパレートループとなったループは、ラッチスイッチとして使うこともできます。
各ループに直接ON/OFF操作を行うLoopモード(マニュアルモード)とプリセットモードを搭載し、プリセットモードでは本体に128プリセットを保存可能。ただし、本体のみで操作できるのは8つのプリセットで、それ以上のプリセットを操作する場合、Rocktron MIDI Xchange等のMIDIスイッチャーが必要となります。
インプット端子の選択により、バッファの有効/無効を選ぶこともできます。
 
いろいろ比較してみるのもおもしろいですね。ES-8については、また詳細が出れば改めてご紹介したいと思います。
 
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