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Maxonからコンパクトサイズのアナログディレイ「Maxon AD10 Analog Delay」登場!

最近Maxonが力を入れている、MXR系のコンパクトサイズにスタンダードなフットスイッチを組み合わせたスタイルの「10シリーズ」。そこに新たなペダルが登場です。
今度はアナログディレイの「Maxon AD10 Analog Delay」。Maxonが非常に得意とするペダルの1つですね。
BBDを用いたいわゆるアナログディレイペダルで、コントロールはDelay、Repeat、Blendとシンプル。しかもディレイタイムは600msと、アナログディレイとしてはかなり長めになっています。といっても、MaxonにはAD999という900msに対応するアナログディレイもありますが、こちらは筐体も基板のサイズも大きいですし、AD10は価格も抑えられているのでまた違う感じですね。
Maxonのアナログディレイはどれもそうですが、このモデルもノイズや歪みの少ないサウンドが特徴とのこと。音色の好みはそれぞれありますが、「BBDを用いたアナログディレイ」を進化させ続け、このクオリティに持って来れたのは今のところMaxonだけだと思います。ちなみにMaxonはBBDを自社生産する非常に数少ないメーカーの1つです。Maxonはアナログコーラスの評判も良いですが、それもこのアナログディレイの技術があってこそだと思います。
筐体はMaxonのディレイペダルおなじみの赤紫系カラーを採用。この古くさいというか、レトロっぽいデザインセンスもMaxonペダルらしいですね。
ディレイが好きな方で、Maxonのアナログディレイを弾いたことがないなら、是非1度は触れておくべきだと思います。好みに合うかどうかはもちろん、それぞれ違うと思います。ですが、機能追加という方向ではなく、アナログディレイの音そのものをここまで進化させているブランドは、他に無いんじゃないかと思います。
 
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