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当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

バータイプとポールピースを組み合わせた、革新的なピックアップ「Railhammer Pickups」登場!

非常に変わったピックアップが登場です。アメリカの「Railhammer Pickups」というブランドのピックアップです。
このブランドのピックアップは、全てがスタンダードなハムバッカーサイズで作られており、1〜3弦は大きめのポールピース、4〜6弦はバータイプのレールが使われているというスタイルのピックアップとなっています。
バーとポールと組み合わせたピックアップといえば、Seymour Duncan SHPR-1というモデルなどがありますが、このRailhammerのように弦によってバーとポールが分かれるタイプというのはありません。実際、このスタイルは特許出願中とのことです。ある意味PAFですw
なぜこうしたのか。もちろん理由があります。その理由の最も大きなものが、トーンバランスのため。通常のポールピースを使ったピックアップは音が太くなるものの、そのため巻き弦では音が濁ってしまうことがありました。一方、バータイプは音がタイトなんですが、今度はプレーン弦で音が薄くなってしまうことがあります。じゃあ、それらの良いとこ取りをしようじゃないか、ということで完成したのがこのピックアップということですね。
また、1〜3弦のポールピースが通常よりも大きいため、ピックアップ周りの磁界が均一で広くなるということです。これにより、チョーキングやヴィブラートで弦がポールピースから外れても音が小さくなったりすることが無いとのこと。また、この特性故、いわゆる「Fスペース」、つまりFenderギターなど弦間が広いタイプのギターとGibsonタイプのギターでピックアップを分ける必要が無く、どちらに使っても最適なパフォーマンスを実現するということですね。
そして4〜6弦のバータイプ、つまりレールの部分は4弦側が高く、6弦側が低くなっていることで、4〜6弦の弦の太さによる音の太さのバランスも合わせて作られているということです。
また、このピックアップは磁界が広いため、ポールピースの高さをアジャストする必要が無いとのことです。ピックアップはポッティング、つまり蝋で固められており、さらにベースプレートも通常のハムバッカーなら4スクリューですが、Railhammerは6スクリューで固定(P-90タイプは3スクリュー)。徹底的にピックアップ内部での振動を抑えることで、余計なノイズやハウリングを排除しています。
これらの工夫により、Railhammerピックアップは全て、トーンのバランスが良く、音自体が明瞭で高い解像度を実現しているとのことですね。
では、Railhammerピックアップの各モデル、見てみましょう。

  • ハムバッカーシリーズ

Railhammer Pickups Hyper Vintage

まずはこちら。ヴィンテージPAFピックアップを研究し、その上でさらなる進化を求めて作られたというモデルです。クロムとブラック、どちらもカバード構造のモデルとなっています。「ハムバッカーならではの暖かなサウンドで、軽いコンプレッションのかかった明瞭な音色」が特徴とのこと。ハイからローまでバランスよく音を出力できる形となっています。
フロント、リア共にアルニコ5を採用。フロントが7.5kΩ、リアが8.5kΩとなっています。ブラウンサウンドを作るのにも最適なピックアップとのことです。

HYPER VINTAGEサンプルサウンド聴けない場合
Bridge - Dirty - Blues Download
Bridge - Dirty - 70's Power Chords Download
Bridge - Dirty - Drop D Rock Download
Bridge - Dirty - VH Bright Download
Bridge - Dirty - VH Thick Download
Bridge - Clean - Bluesy Pickin Download
Bridge - Clean - Chords Download
Bridge - Clean - Country Download
Bridge - Clean - Surf Download
Bridge - Clean - Thumb & Fingers Download
Neck - Dirty - Blues Download
Neck - Dirty - Country Rock Download
Neck - Dirty - Drop C Stoner Download
Neck - Clean - Harmonics & Blues Download
Neck - Clean - Strumming Download
Neck - Clean - Surf Download
Neck - Clean - Thumb & Fingers Download

セットだけでなく、単品モデルもあります。

 

Railhammer Pickups Chisel

続いて、Chiselというハイパワーなピックアップです。アグレッシブなサウンドながら、同時にクリアな音色を実現しているとのことです。ヴォリュームを絞ってゲインを下げてもプレーン弦が細くならず、フロントで強く弾いても音が濁らないとのことです。
セラミックマグネットで、フロントは7.5kΩ、リアは13.0kΩとのことです。

CHISELサンプルサウンド聴けない場合
Bridge - Dirty - Metal Download
Bridge - Dirty - Scoop Mid Metal Download
Bridge - Dirty - Drop D Rock Download
Bridge - Dirty - Pinch Harmonics Download
Bridge - Clean - Chords & Riffs Download
Neck - Dirty - Fast Metal Download
Neck - Dirty - Drop C Metal Download
Neck - Dirty - Volume Roll Up Download
Neck - Clean - Blues Download
Neck - Clean - Drop D Download

こちらも単品が出ています。

 

Railhammer Pickups Anvil

続いて、このAnvilは、リアピックアップのみのモデルです。Chiselのリアピックアップを元に、さらに15%程度巻き数を増やしたタイプです。マグネットはセラミック、出力は15kΩです。特にJBピックアップが好きなプレイヤーにおすすめとのことですね。

ANVILサンプルサウンド聴けない場合
Bridge - Dirty - Blues Rock Download
Bridge - Dirty - Metal Download
Bridge - Dirty - Thrash Download
Bridge - Clean - Chords & Riffs Download

  • H90シリーズ

Railhammer Pickups TEL90

続いて、こちらはP-90タイプのピックアップです。特にこのTEL90は、「テレキャスターのブリッジにP-90を載せた、最高にTwangyなサウンド」を元にしたモデルとなっています。P-90ならではのアタック感を持ち、同時によりクリアな高域とローが出過ぎないようにバランスを取ったモデルとなっています。特に、フロントは巻き数を減らして、よりクリアな音色としているとのことです。
どちらもアルニコ5で、フロントは6.5kΩ、リアは7.5kΩです。
単品もあります。
 

Railhammer Pickups Gnarly90

そして、こちらはよりスタンダードなP-90を元に作られたモデルです。P-90らしい「太いローミッド、生々しいアタック、そして滑らかで煌びやかなトーン」というポイントをしっかり押さえつつ、さらにRailhammerピックアップならではのトーンバランス、音のクリアさを同時に実現したモデルということですね。こちらもフロントは巻き数を減らしているとのことです。
アルニコ5マグネットで、フロントは8.0kΩ、リアは9.0kΩとなっています。
サンプルムービー
単品モデルも出ています。
 
というわけで、Railhammer Pickupsのピックアップをまとめてご紹介してみました。
このブランドを設立し、ピックアップのデザインをしたのは、あのハイエンドアンプの先駆者として知られ、Naylor Amp、そしてReverend Guitarsで知られる伝説的なアンプ・ギターデザイナーの Joe Naylor氏。数々のプロダクトを手がけているデザイナーです。
それほど高価なピックアップということもないですし、それでいてこれだけ変わった外観、かつ細部まで考えて作られたピックアップということで、ちょっと興味がありますね。特に明瞭な音色が作りやすいということです。うちのIbanezにでも載せてみようかな・・・とか考えています。
こういう面白いモデルは見ているだけでも楽しくなってきますね。
 
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