コルグさんから、とんでもないものが送られてきました。
かつて、Shin-Eiから発売された伝説のモジュレーションペダル「ユニヴァイブ」。現在その商標を持っているのはご存知の通りJim Dunlopで、先日も傘下ブランドのMXRよりコンパクトサイズの「Uni Vibe」の発売がアナウンスされました。
しかし、Shin-Eiは元々日本の会社です。現在KORGの取締役を務める三枝文夫氏は、あの伝説の「Uni-Vibe」の開発者です。
そんな三枝氏の監修の下、KORGからあのペダルが復活します!
KORG Nuvibe
これがそのペダル、Nuvibeです。「Nu」はNewの口語的な言い方。つまり、かつてのUni-Vibeに対し、これが最新のモデルだ、という意志が伝わってくるようです。「Nu」と「Uni」の逆さ読み的なつながりもありそうですね。
ペダルそのものの佇まいも当時の面影を残しつつ、より高い操作性を実現しています。
誰もが興味を持つ、このペダルの心臓部。かつてのUni-VibeはCdS、硫化カドミウムを使った光学素子を用いていました。現在は法律で使用が禁じられています。
NuVibeでは、この素子の動作をシミュレート。KORG得意のデジタル技術・・・ではなく、79のトランジスタを用いたアナログ回路で再現するという素晴らしいものになっています。
上の写真の中央にあった黒い部分は、このように10本のフェーダーによる波形のコントローラーです。これで視覚的にモジュレーションの波形をコントロールしています。
オリジナルモデルと違い、本体にもフットスイッチがありますが、ユニヴァイブといえばやはりエクスプレッションペダル。もちろんNuvibeにもエクスプレッションペダルが付属しています!
本体側にはStand By/ONの電源スイッチとVolume、10本のWaveスライダー、Intensity、Speedコントロールと、エフェクトのON/OFFおよびコーラス/ヴィブラートの切替用フットスイッチを搭載。
■入力/出力インピーダンス:47KΩ/20kΩ
■接続端子:
・本体
INPUT 端子 6.3 mm モノラル・フォーン・ジャック、OUTPUT 端子 6.3 mm モノラル・フォーン・ジャック(不平衡)、EXP. PEDAL 端子 6.3 mm ステレオ・フォーン・ジャック
・エクスプレッション・ペダル
EXP. OUTPUT 端子 6.3 mm ステレオ・フォーン・ジャック
■電源:単3 形アルカリ乾電池×6 本、またはAC アダプター(DC 9V )
■電池寿命:連続約4 時間
■消費電流:290 mA(Typ.)
■外形寸法:本体=260(W)×170(D)×67(H)mm、エクスプレッション・ペダル=94(W)×246(D)×81(H)mm
■質量:本体=1.5 kg、エクスプレッション・ペダル=1.1 kg
■付属品:ステレオ・ケーブル、動作確認用単3 形アルカリ乾電池×6 本
■別売オプション:DC 9V AC アダプター(KA181)
仕様はこのとおり。電池駆動にも対応し、バイパスはトゥルーバイパスとのことです!KORGさんから資料をいただいたので、それを元に記事にしています。
これは期待せざるを得ませんね。
イントロダクションムービー
Musikmesseで発表される予定とのことです!
ついに登場しました!
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