【エフェクター】Suhr RUFUS |
この「Suhr RUFUS」は、Suhr初のファズペダルですね。
Fuzz、Level、Bass、Midに加え、Trebleスイッチを搭載。クラシカルなファズサウンドからグランジ系の激しいファズ、さらにチューブアンプライクな音色に至るまで「究極の万能性」を求めて作られたというファズペダルです。
さらに、フットスイッチをホールドすることで、より太い音色を作るFatモードへと切り替え可能なmf(x)という機能も搭載。バイパス時はトゥルーバイパスとなります。ラックシステムに接続したときにも使えるよう、外部フットスイッチによる切替にも対応。今回はステレオプラグにより、ノーマルモードとファットモードをそれぞれ個別に外部フットスイッチでコントロールできます。スイッチャーはもちろん、BOSS FS-6のようなペダルでも操作可能です。
サンプルムービー
ギターだけでなくベースにも対応するようですね。かなり多彩な音が作れるということですが、Suhrペダルらしく、特にモダンなサウンドは強そう。このペダルで面白いと思ったのがEQ構成で、通常のファズだと一般的なToneはトレブルカットとなっているわけで、多くのファズペダルはトレブルを調整することが多いんですが、このペダルの場合トレブルはあえてスイッチ切替にとどめておき、BassとMiddleをノブにすることで音色の多様性を得ているところです。
トラディショナルなものか、または強烈な個性を持つものが好まれる傾向にあるファズペダルにおいて、こういったモダンかつ合理的な観点からコントロールを配置したのはSuhrらしいな、と思います。これは是非試してみたいペダルですね。
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