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ダダリオの最新弦「NY XL」、注目の弦伸ばしツール「String Stretcha」を使ってみました!レビューしてみます!

D\'Addario ダダリオ エレキギター弦 NYXL Regular Light .010-.046 NYXL1046 (国内正規品) Stretcha String Stretcha /ストレッチャ ストリングストレッチャ
ちょっと、弦の交換をしようと思い、せっかくなので新しいモデルを試してみたいということで、ちょっとしたレビューをしてみようと思います。
今回は、あのダダリオから発売された最新の弦、NYXL1046と、話題になっている「弦を伸ばす」ツール、String Stretcha、さらについでに、Gorgomyteなども使って、今の時代の弦交換をやってみようかな、と思います。
では、やってみましょう。

D'Addario NY XL 1046

こちらがその弦です。ダダリオが久々に新しく作ったという弦で、少し高いんですが強度、耐久性、ピッチの安定が全く違うというのがその特徴。「チューニングの安定性が131%にアップ、ピッキング時、チョーキング時の強度もアップし、音色はよりパンチのあるサウンドとなる」という弦です。
 
[
商品写真を見ると普通の感じでしたが、パッケージはけっこう簡素化されていますね。紙のパッケージで、シンプルに作られています。現代的な感じです。
 

紙のパッケージを開けると、このようにビニールで包まれた弦が入っています。
 

では、今回はこのLes paul Customの弦を替えてみましょう。なお、現行のレスポールカスタムはリッチライト指板ですが、このモデルはそれ以前のエボニー指板です。
 

まず、弦を外しました。指板がけっこう汚れているので・・・
 

Gorgomyteを使いましょう。Gorgomyteの詳しい使い方については、以前のレビューを見てみてください。

JJ's Gorgomyte Gorgomyte

 

Gorgomyte、かけ終わりました。相変わらずものすごく効果的に、指板が簡単に綺麗になりますね。
 

では、弦を張ります。ダダリオ弦らしく、弦ごとにボールエンドのカラーが違っています。
 

弦は2本ずつまとめられています。各弦がどの弦なのかは、ボールエンドのカラーで見分けられるようになっています。写真のように、ビニールパッケージに対応カラーが書かれていて、1弦から順に、シルバー、パープル、グリーン、ブラック、レッド、ブラスとなっています。
 

というわけで、張り終わりました。

では、ここからチューニングをするんですが・・・弦を張ったばかりの時って、チューニングが合わないですよね。例えば、こうして張ったばかりの弦を何もせず、各弦を順にチューニングしてみると・・・
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これです。弦は張力でしばらく伸びるため、チューニングを合わせたと思っても、他の弦を合わせている間に伸びてしまい、1発でチューニングを合わせることはできません。
そこで登場するのが・・・
 

これです。String Stretcha。弦を均等に伸ばすためのツールで、このように新しい弦を張ったときに使うことで、チューニングが素早く安定し、また弦自体の持ちも良くなる、というものですね。

STRETCHA String Stretcha

先日の新製品紹介でも載せましたが、世界的なギターテックがこぞって使用しているというツールです。
使い方は簡単。

まず、弦にStretchaを当てて
 

先端(トウ)の部分を弦の下に、後端(ヒール)を弦の上に載せます。
 

そのまま、少し持ち上げて弦を引き上げ、ブリッジ側からナット側へStretchaを滑らせます。
これだけです。Stretchaは、ヒール部がフレットに当たらない程度に持ち上げます。持ち上げすぎると弦を切ってしまうこともあるようなので注意してください。
そして他の弦と平行に動くように滑らせるだけです。ナット側まで行けば、トウの部分を弦から外せばOK。外すとき、最初はナットから弦が外れてしまうかもしれませんので、ナット上を押さえながらやるとやりやすいです。
この時、トウ部とヒール部、2ヶ所で弦に力がかかり、弦が伸ばせます。それも、ただ引っ張るだけならば不自然な伸びになるんですが、それをブリッジからナットまで滑らせることで均一に弦を伸ばせる、というのが特徴ですね。よく考えられています。




取っ手部は指をかけられるような形となっており、さらに自然に指をかけると自動的にトウ部が持ち上がるような角度が付いています。トウ部、ヒール部共に溝が掘られているので、弦をしっかりと掴むことができます。

では、さきほどの全くだめなチューニングのまま、ペグを触らずにStretchaをかけると・・・
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この通り。とんでもない音になっていますが、音程がものすごく下がっているのが分かると思います。つまり、これだけ弦が伸びたんですね。新品弦だと、1度かけるだけでここまで変わります。
で、これをチューニングすると・・・
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こうなります。だいぶ良くなりましたね。
Stretchaの説明によると、だいたい2〜3度くらいやると良いということですので、もう1度やってみましょう。
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まだ、これだけ下がります。ちなみに、ある程度伸びて安定した弦にStretchaをかけても、もちろん音程はかなり下がりますが、やりすぎは禁物。このくらいにしておきましょう。
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2回Stretchaをかければ、もう普通の状態のギターと同様のチューニングが可能です。実際にチューニングをすれば分かりますが、Stretchaをかけると、何もしないで勝手に安定した弦よりもチューニングがやりやすいです。ただ、今回の場合はもともと「安定しやすい弦」だそうなので、そのせいもあるかもしれません。
Stretchaを使えば新品弦ならではの音を出しながら、十分に安定した弦以上に楽なチューニングができるようになります。指でちょっとチョーキングしたくらいではこうはなりませんし、本格的に、均一に安定させるべく手で弦を伸ばすのは相当大変です。それが仕事だったテックの方が、このツールを使うことで飛躍的に時間の節約ができるようになった、というのは強ち嘘ではありませんね。

ちなみに、今回のレスポール、新しい弦を張る前はErnie Ball Cobalt Regular Slinkyを張っていました。

新品状態ではありませんでしたが、弦交換直前に、このコバルト弦で録った音がこちらです。
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そして、NY XLがこちら。
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片方は新品弦、片方はそうではないのでフェアな比較ではありませんが、音はErnie Ballの方が太く、D'Addarioの方がクリアで分離感の強い音となっているように思います。アタックの違いなどはそれほど感じませんが、ある意味Ernie Ballはその弦の特徴どおりの、ピックアップの出力が少し上がったような音色を実現していて(ピックアップは出力が上がり、磁力が強くなると音が太くなります)、D'Addarioの方はパンチのある音色という言葉の通り、アタックがしっかりと出ているのかな、という感じに思いました。
弦の安定や強度などについては、今後もっと使わないと分からないと思いますが、弦を張っているとき、明らかに弦の張力が強めに感じたのも事実ですので、それが強度につながっているのかもしれません。
 
というわけで、「D'Addario NY XL 1046」、「String Stretcha」、さらに「Gorgomyte」を使っての弦交換レビューでした。
写真を撮り、音を録りながらの弦交換でしたが、それでも全部で1時間くらいです。普通にやれば30分弱くらいで全部終わるんじゃないでしょうか。弦外し+Gorgomyteで15分、現交換5分、Stretcha+チューニング5分みたいな感じです。フロイドローズとかだとまた別でしょうけど・・・。
楽にギターを綺麗にできて、新しい弦を張り、チューニングも即座に安定。良いツールが出てきたものですね。
NY XLベータテストのデモムービー
NY XLデモムービー(音出しは2分8秒あたりから)
String Stretchaの使い方
Gorgomyteの使い方

 
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