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Digitech Whammy 5を弾いてみました!レポートします!


定番中の定番ピッチシフター、Digitech Whammy。長年にわたり発売されてきた「Whammy 4(レビュー)」は2012年に新しくなり現行のWhammy 5へと進化を遂げました。
今年になり、ベース用に作られたBass Whammyも登場するなど、定番ながら着実な進化を続けるペダルです。
個人的に、そういえば弾いたことなくて、先日ようやく弾く機会がありましたので、簡単にレポートしてみたいと思います。

では、いってみましょう。

Digitech Whammy 5

こちらがWhammy 5です。これまでのWhammyの雰囲気を残しつつ、大きな進化を遂げたモデルですね。
以前のWhammy4は、12VACアダプターで駆動するペダルだったのが通常のエフェクターと同じDC9Vアダプター(ただし1300mA)で駆動できるようになりました。また大きな機能の追加として、Chordsモードを搭載。それ以前もいちおうできるにはできましたが、今回のバージョンアップでポリフォニックピッチシフトに完全対応となりました。さらにアウトプットが1つの統一され、ハーモニーモード(原音を出力するモード)とピッチシフトモード(エフェクト音のみのモード)を完全分離。そしてフットスイッチがトゥルーバイパスとなりました。
これまで、「使いにくい」と言われていた部分が大きく改良されたWhammyですね。
では、さっそくレポートしてみたいと思います。

 

  • セッティング

Fender USA American Standard Stratocaster


Digitech Whammy 5

Roland JC-120
Roland JC-120

久々の試奏レポートですが、セッティングはいつも通りです。
 

  • 操作性

私はWhammy 4を持っているので、基本的にそれとの比較という形で書きます。
操作感については、大幅なバージョンアップを遂げたにもかかわらず、変化はありません。これまで通りのWhammyとして使えます。大きく変わったモード選択部も、感覚的には特に変化無く使えるのは素晴らしいところですね。唯一体感的な違いとしてはフットスイッチがトゥルーバイパスとなったことにより、カチっというクリックのあるものに変化した、というくらいです。
 

  • サウンドレポート

では、音についてです。ペダルタイプのピッチシフターは、Whammy4の他にMorpheus Bomberを弾いたことがあるので、それとも比較しながら書いてみます。なお、試奏なのでフットペダルは足でなく手で動かして試しました。なのでそこで若干感覚的な違いはあるかもしれません。
まず、Whammy5をClassicモードにして動かします。このモードでは、かつてのWhammyのサウンドを再現した形で、名目上ポリフォニックには対応しないモードです。このモードでのサウンドは、たしかにWhammy 4と非常に似ています。若干の違いとして、ペダルの動きに対するピッチの変化が2次関数的になっているようには感じました。つまり、ペダル手前では変化が少なく、奥に踏み込むに従って変化が強くなっていくということです。Whammy 4にも同様の特性がありますが、それが強くなったような感じです。
今回、駆動に必要なアダプタが大きく変わっている(AC12VからDC9Vに)にもかかわらず、Whammy 4とほぼ同じ音が作れるというのはさすがです。ダイナミックレンジが狭くなったとか、そういった感じはありませんでした。
そしてハーモニーモード。これは効果的です。Whammy 4までならダイレクトアウトとアウトプットをミックスしなければ得られなかった効果ですね。単純にハーモナイザー的な使い方ができるのはもちろん、いままでよりもさらに複雑なフレーズを作ることができると思います。
そしてChordsモードです。ポリフォニック完全対応のモードですね。このモードにすると、和音を弾いたままピッチを変えたときのピッチの変化がよりスムーズかつスマートになります。和音が和音のままピッチが変わる感じで、これはMorpheus Bomberに近い音ですね。ただ、Morpheus Bomberは非常にスムーズな変化だったのに対し、Whammy 5にはほんの少し粗さも残っていて、Whammyらしさが生きていると思います。
一方でこのモード、Whammy4までのワーミーサウンドが必要な場合は使わない方が良いかもしれません。良くも悪くも、ワーミーっぽさは薄れ、よりモダンなピッチシフターに近づいているからです。表現が難しいんですが、Chordsモードはそれまでのワーミーからすれば優等生的、ですがひたすらスムースなBomberと比べるとワーミーっぽい、というサウンドに感じました。
また、相変わらず2次関数的なペダルの動きはあると思いました。Calibration調整などで変えられるかも知れませんが、そこはちょっと、Whammy 5の癖としてあるのかもしれません。
 
とはいえ、やはり使っていてものすごく面白いのがWhammyです。Chordsモードにして、+2octで奥まで踏み込み、12F以上で何かを弾けば、ギターアンプからでる音はまさにシンセです。これまでのWhammyだとアルペジオや和音で多少の濁りがあり、ある意味でギターっぽさが残るサウンドだった(Whammy 5ではClassicモードにすればその音は作れます)んですが、Chordsモードではそういったことも無く、ギターじゃない楽器を弾いているような感覚になるような音色が出せます。
ShallowやDetuneモードのサウンドは、おそらく以前のモデルと大きな変化はなさそうだと思いました。
 
あと、一見して思ったことなんですが、質感が非常にマットです。Whammy 4までは、どこか金属的な雰囲気があり(http://d.hatena.ne.jp/toy_love/20100715/1279120652:うちにあるクロムエディションは別として)、カラーも同じ赤色でもちょっと暗めの赤、という感じだったんですが、Whammy 5では質感がマットで、赤色も明るくなっていると思います。どのように感じるかはそれぞれだと思いますが、実際に筐体そのものも、形状はあまり変わっていませんが構造が変わったようで、より堅牢なタイプになったようです。そして、やはりペダル部に「Whammy」ロゴがあるのは何か良いですね。
 
個人的に、Whammy 5は素晴らしいペダルだと思います。若干癖などもあるかと思いましたが、ある意味でDigitechらしいとも言えますし、なにより音作りやフレーズの幅が圧倒的に大きくなっているのはとても良いことですね。電源も、大容量を必要とはしますが9Vで動作するのはとても楽ですし、トゥルーバイパスも今のペダルボードに置くには必要なことだと思います。
ペダルの重さも、足では動かしていませんがしっかりしていて良さそうだなと感じました。使っていくうちに緩む可能性はありますが・・・例えばWhammy 4だと+2Octにしてペダルを手前いっぱいまで引いておても、足で軽く押さえていないとピッチが微妙に変わってしまうことがあったんですが、Whammy 5ではそれもありませんでした。例えば楽曲により、他のエフェクトの操作もかさなってとっさにフットスイッチ→ペダルと動かせない時などに、このペダルの安定感は特に重宝するのではないかと思います。
ちょっと欲しくなりました。

Whammy 5 と 4の比較
サンプルムービー

 
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