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最新TS系事情!チューブスクリーマーをベースに開発されたオーバードライブ特集! 後編!


数あるオーバードライブの中でも特にモデル数が多く、多くのプレイヤーも使用する、Ibanez Tube Screamerの回路をベースに作られた「TS系」と呼ばれるモデル。
最近特に、また新しいモデルが出つつあるこのスタイルのペダルを改めて見ていくこの特集。前回に続き、今回は後半ということで、ブランド名が「L」から始まる2013年以降に作られたモデルを見直していきます。
※ブランド名順に見ていきます。この記事を書いた時点で、一般的な楽器店で買えるモデルを載せて行きます。一部抜けている場合もあるので、もしあれば教えていただけるとありがたいです。

Leqtique Maestro Antique Revised Quad Limited

ヴィンテージTS10のサウンドを再現したペダルとして人気の高い、Leqtiqueの初代オーバードライブペダルを限定で復活させたモデルです。
この「Leqtique Maestro Antique Revised Quad Limited(MARQL)」は、現在のMATことMaestosoの原形にあたる、MARの限定バージョンです。
MARQLは、初代MARと比べ、ゲインを大幅に増強。数値上は4倍、聴覚上は2倍程度のゲインアップを実現。生産完了のなったパーツを使用しているため、500台の限定モデルとして製作されました。
初代MARとMATの比較レビュー
オリジナルMARのサンプルムービー
MARとMATの違い
 

Maxon OD808X

世界でも有名な日本の老舗エフェクターブランド、MaxonのTS系ペダルです。言うまでも無く、初代TS808を製造していたのはMaxonで、特にOD808は最初期のナローケースモデルと同じ回路でした。
そういう意味で、このペダルは「TS系」に分類しています。
このペダルは、その伝統的なMaxonのオーバードライブペダル、OD808の発展型となるペダルです。
コントロールはLevel、Tone、Driveとシンプル。特に高域の抜けを重視して作られ、OD808よりもハイゲインな歪みが得られるペダルです。アダプタや電池で駆動し、電池駆動の場合25℃の環境でマンガン78時間、アルカリ114時間となっています。
サンプルムービー
 

NINEVOLT PEDALS SURFING BEAR OVERDRIVE

続いて、楽天市場のエフェクター専門店 ナインボルト、およびAmazonマーケットプレイスのエフェクター専門店ナインボルトAオリジナルエフェクターブランドのTS系ペダルです。VOL、TONE、DRIVEコントロールを搭載し、単純にクラシックTSを復刻したモデルではなく、ハイダイナミクスレンジ、ハイレスポンスで分離感が高く、「十分なサステインを持ち、カッティングでもうるさくなり過ぎないアタックと音が埋もれない、明瞭で前に出る歪み」が特徴の、モダンなTS系サウンドのペダルです。
 

Noel Etude#3;infinest

【オーバードライブ】Noel Etude #3 infinest

【オーバードライブ】Noel Etude #3 infinest
価格:31,680円(税込、送料込)

続いては拘りの国産ハンドメイドエフェクターブランド、Noelが制作したTS系ペダルです。現在は公式にラインナップされてはいないようです。
基本となっているのはTube Screamerや最初期のLovepedal Eternityといったモデル。回路構成自体はTS系となっているものの、出来る限り「TSの枠」を超えるよう設計されたペダルで、ミッドレンジよりもハイレンジを強めに押し出すスタイルのペダルとのことですね。
コントロールはVolume、Tone、Driveと非常にシンプル。MC1458という、有名モデルではZendriveなんかに搭載されているものと同じOpampを採用。クリッピングはLEDに固定して作られています。
レビュー
 

One Control Persian Green Screamer

続いて、様々なスイッチャーやエフェクター、ペダルボード周りの小物などを製作するOne ControlのTS系オーバードライブです。
LEVEL、TONE、DRIVEのシンプルなコントロールに加え、VintageとModernの切替スイッチを搭載。VintageモードではオリジナルTS808サウンドを再現。特にシングルコイルならば完璧で、ハムバッカーの場合はGranith Grey Boosterなどで少し出力を落とすと良いとのことですね。
そして、Modernモードにすると、TS系回路であってもTS系とは別のペダルとして見られるモダンなオーバードライブ「トランスペアレントドライブ」のサウンドとなるということです。
9〜18V駆動に対応し、相変わらずミニサイズながら電池駆動も可能です。
サンプルムービー
 

Rowin LEF-602B Overdrive

ミニサイズの中にLevel、Gain、Toneコントロールを搭載し、WarmとHotの切替スイッチを持つペダルです。TS系ペダルというか、Mooer Green Mileをコピーしたモデルとなっていますね。
サンプルムービー
 

SONOMATIC Tubo808 Deluxe

【エフェクター】SONOMATIC Tubo808 Deluxe

【エフェクター】SONOMATIC Tubo808 Deluxe
価格:22,680円(税込、送料別)

アルゼンチンのハンドメイドエフェクターブランド、SONOMATICのTS系オーバードライブです。
VOLUME、TIMBLE(Tone)、SATURACIÓN(Overdrive)コントロールを搭載し、さらに3モードのRECORTEスイッチ、2モードのTONOスイッチを搭載。RECORTEスイッチはクランチサウンドのCROCANTE、スタンダードなESTÁNDAR、そしてファットなサウンドのGORDOのモードと、低域の出方を切り替えられます。そしてTONOスイッチは対称クリッピングのESTÁNDAR、非対称クリッピングのASIMÉTRICOを切り替えることができます。
つまり2×3の6モードのサウンドを搭載するTS系オーバードライブということですね。
サンプルムービー
 

T-Rex Effects ALBERTA II

【エフェクター】T-rex ALBERTA II

【エフェクター】T-rex ALBERTA II
価格:25,920円(税込、送料別)

デンマークの老舗エフェクターブランド、T-Rex Effectsの定番TS系オーバードライブの進化版です。
2つのチャンネルを搭載したオーバードライブで、それぞれのチャンネルにLevel、Gain、ToneとFatスイッチを搭載。2つのチャンネルを切り替えることで違ったセッティングの音を出すことが出来るというペダルです。
サンプルムービー
 

T-Rex Effects Diva Drive

【エフェクター】T-rex DIVA DRIVE

【エフェクター】T-rex DIVA DRIVE
価格:17,820円(税込、送料別)

同じくT-Reから。こちらはTS系をベースとしたシンプルな4ノブオーバードライブで、コントロールはGain、Level、Mix、Tone。Mixノブでクリーンミックスを実現し、またToneの効きを広くしているということです。
サンプルムービー
 

VALETON TUBE ENGINE

続いて中国の新しいブランド、VALETONのTS系ペダルです。
コントロールはVolume、Overdrive、Bass、Treble。ヴィンテージオリジナルサウンドを基本とし、JRC4558チップを搭載したモデルです。特に効きの良い2バンドEQを搭載し、オリジナルモデルを超える操作性を実現。バランスの取れたサウンドと、ヴォリューム操作でクリーンに戻せるレスポンスを持っているということです。
サンプルムービー
 

VEMURAM Jan Ray for TF

日本の人気エフェクターブランド、Vamuramの人気のオーバードライブペダル、Vemuram Jan Rayトモ藤田モデルです。
Vemuram Jan Rayの回路は、TS系をベースとしたトランスペアレント系ペダル、Timmyに近い回路で知られています。
基本的なサウンドはコントロールはそのままに、トモ藤田本人の監修の下、最も好むトーンカラーを中心にして、そこを基準に調整を可能としたモデルということです。Treble、Bassはセンターより、ゲインはオリジナルよりも抑えめ、トーンは全体的にブライトな方向に設定されているということです。
サンプルムービー
 

Xvive V7 TUBE DRIVE

中国のエフェクターブランドXviveのTS系ドライブペダル、Tube Driveです。
コントロールはVolume、Tone、Drive。「通常のTS系オーバードライブより少々ハイゲイン」で、レスポンスも悪くないということですね。
サンプルムービー
 

Wampler Pedals Clarksdale Overdrive

世界的に人気の高い、勢いのあるエフェクターブランドの1つ、Wampler PedalsのTS系オーバードライブです。
Tube Screamerを追求したTS系オーバードライブで、Bass、Mids、Trebleの3バンドEQに、Gain、Volumeコントロールを搭載。さらにオリジナルTS的なSmoothとダイナミクスの広いLiftスイッチも装備しています。フットスイッチはノイズレスなリレー式フットスイッチとなっています。
サンプルムービー
 

Wattson Classic Electronics Escape Velocity Overdrive

ヴィンテージファズペダルを中心に、オリジナル筐体なども再現したペダルを製作するWattson Classic Electronics
Drive、Tone、Levelのスタンダードなコントロールに加え、O2という「クリッピングが始まる値」を調整するコントロール、そしてTSならではのミッドが強調されたサウンドと、「どんなTSクローンよりもフラットなサウンド」を作り出すサウンドを切り替えるTrajectoryスイッチを搭載。O2コントロールはクリッピングされる閾値を連続的に可変することにより、多くのクリッピング切替によるサウンドを自在に調整可能というコントロールです。対称クリッピングに限れば、非常に多彩な歪みが得られるということになりますね。
また、全てのコンポーネンツに25V以上の耐圧のものを採用することで、18Vアダプタでの駆動にも対応しています。もちろん9Vアダプタや電池でも動作します。さらに10μFの電解カップリングコンデンサを使うことで低域のレスポンスを改善したとのことですね。
サンプルムービー
サンプルムービー2
 
というわけで、最近のTS系を振り返る特集でした。
前編と今回と、こうして見ると、最近のTS系は以前のものと違い、かなり多岐にわたっているのが分かると思います。
かつてTS系といえば、ほとんどがON時にもバッファがかからず、クリッピング切替などの機能を持つモデルが多かったです。あまりに似たタイプが増えすぎたことも、かつてTS系が一時期衰退したかに見えたその理由かも知れません。
TS系ペダル、1つあると本当に便利です。是非自分に合ったモデルを見つけてみてください。
 
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