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Landgraffエフェクター各種が国内入荷。最後かも知れないのでLandgraff特集やります。


先日お伝えしたとおり、Landgraffのビルダー、John Landgraff氏が6月に逝去されました。それにともない、Landgraffペダルは生産完了となることが告知されています。
そして今回、その告知があってから初めて、Landgraffペダルが国内に入荷しました。亡くなる前に準備していたものが発送されたのか、または制作途中のものも引き継いで生産を行ったのかなどは定かではありませんが、どちらにせよ、場合によって今流通している分で最後となる可能性もあります。(最終入荷、という告知もされています。)
そこで、今回はLandgraffペダル5機種を改めて見てみたいと思います。

Landgraff Dynamic Overdrive

全ての伝説の源。かつてKlon Centaurと並び究極のオーバードライブという評価を受け、まさに王座に君臨したオーバードライブです。
基本的にはTube Screamerの回路を元にしたオーバードライブで、「TS系」オーバードライブの高い人気を支えたモデルの1つです。Landgraffはもともと、Pedalmanというブランド名で818 Overdrive Proというモデルを制作しており、その流れを汲むモデルです。ちなみに818 Overdrive Proは、Pedal Diggers 819がそのサウンドを再現しています。
このペダルの大きな特徴は、1つはこの派手な外観。マーブルペイントやSwirlペイントと呼ばれるペイントが施されています。初期のモデルではホットロッドなファイアペイントのようなモデルもあります。そしてもう1つ、それが3モードトグルスイッチによるクリッピング切替です。対称シリコンダイオードクリッピング、クリッピングバイパス、そしてLEDクリッピングを選択することができ、好みの音を作ることが出来ます。そしてさらに、そのモードを順にTS、ダンブル、マーシャルモードと名付けたことも大きなポイントです。
トグルスイッチによる3モードクリッピング切替は大いにはやりました。この切替は構造上音量も大きく変化するため、フットスイッチではなくトグルスイッチとすることで欲しい音をプリセットして使う、という思想も見て取れます。クリッピングを切り替えることによる音色変化に注目した、それは別にLandgraffが初めてだと言うことはないと思いますが、それをまさに完璧な形で世に知らしめ、広めたということは大きな功績です。
また、Gainコントロールを10段階のクリックポットとすることで、ステージ上でも設定変更が簡単にできるように考えられているのも特徴です。こちらはあまり流行りませんでしたが、Landgraffらしいコントロールです。
サウンドは太く独特のコンプレッションのあるサウンドで、TS系ペダルの中でもかなり変わった音色のペダルです。「アンプライク」という言葉をそのまま表すような音色が特徴ですね。
サンプルムービー
 

Landgraff Blues Box

もう1つのLandgraffオーバードライブペダルです。「脱TS系」を狙ったようなスタイルのペダルです。Gain、Tone、Volumeノブと3モードの切替スイッチを搭載し、上からミッドレンジを強調したタイプ、クリッピングなし、コンプレッションの強いタイプのクリッピング切替を設定可能。ハイダイナミクスでクリーンからドライブまでをVolumeコントロールで調整できます。常時ONで使っても良い感じです。
Dybamic Overdriveとの比較
 

Landgraff MO-D

Dynamic Overdriveと並び、早くから作られているディストーションです。ProCo Ratを基本とした回路で、少しワイルドで生々しいディストーションサウンドが特徴。Ratよりもオープンでダイナミクスも広い音です。3モードのクリッピング切替を搭載しています。
サンプルムービー
 

Landgraff Distortion Box

もう1つのLandgraffのディストーションです。個人的にLandgraffの中でも、またディストーションペダルの中でも特に好みの音が出るペダルです。
太く、コンプレッションがしっかりとありながら同時にダイナミクスレンジも広い。コントロールは共通で3モードクリッピングも搭載しています。シングルコイルでもハムバッカーでも、手軽に太い音を作ることが出来、バッキングからリードまで対応できるペダルです。
サウンド的には、6 Degrees FX R3 Distortionと良く似ています。
Bearfoot DRDとの比較
 

Landgraff Clean Boost

最後にこちら。クリーンブーストです。回路としてはSuper Hard Onとほぼ同じです。
基本的にはスタンダードなクリーンブーストです。太く、少しだけローミッドが持ち上がる感じはSHOと同じ。ただその太さがひとまわり強い傾向にあり、Landgraffらしいトーンを作っています。
サンプルムービー
 
というわけで、Landgraffのペダルを改めて見てみました。
どのペダルにも共通してLandgraffのトーンがその根底にあるのが実際に使うとよく分かります。この独特のトーン、太いコンプレッションという感じの特徴が好みに合えば、手放せないペダルとなるかと思います。なぜならその特徴を再現したペダルを見たことが無いからです。
 
是非、機会が在れば試してみてください。これが最後だと思います。
 
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