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BJF設計のミニサイズリバーブ「One Control Prussian Blue Reverb」を弾いてきたのでレポートします!

先日、One Controlから発売されたミニサイズのリバーブペダル、「One Control Prussian Blue Reverb」を弾いてきたのでレポートしたいと思います。
機能的なリバーブペダルが多く出て来る中、BJFのサウンドデザインに絞ったコンパクトなミニサイズリバーブです。では、いってみましょう。

One Control Prussian Blue Reverb

こちらがPrussian Blue Reverb(PBR)です。コントロールはLevel、Tone、Decay。Decayは2msから2sまで設定でき、「スプリング”でも“ホール”でもなく、“ルーム”でもない、それぞれの特性を合わせた、中間的で主張しすぎることのない、それでいて存在感のあるリバーブ」が特徴ということですね。
One Control ワンコントロール リバーブ Prussian Blue Reverb 【国内正規品】
側面にはKil Dryスイッチを装備。エフェクトON時に原音をカットすることができます。
One Control ワンコントロール リバーブ Prussian Blue Reverb 【国内正規品】
スイッチはトゥルーバイパス、9Vアダプターと電池で駆動させることができます。
では、レポートしてみましょう。

  • セッティング

Fender USA American Standard Stratocaster


One Control Prussian Blue Reverb
【リバーブ】One Control Prussian Blue Reverb

【リバーブ】One Control Prussian Blue Reverb
価格:17,712円(税込、送料別)


Roland JC-120
Roland JC-120
ストラトとJCで。いつも通りの感じです。
 

  • 操作性

シンプルなコントロールなので特に難しいことは無いと思います。側面のスイッチはちょっとだけ切り替えが大変ですが、演奏中に勝手に変わっても困るところなのでこんなもんといえばこんなもんかと思います。
 

  • サウンドレポート

では、音について。
適当にノブ12時くらいで音を出してすぐ、「スタンダードなリバーブ」と言って、思い浮かべるリバーブって何だろう、という気持ちになりました。例えば多くの場所で使われるリバーブ・・・カラオケの「エコー」などは、そのほとんどがホールリバーブと言って良いと思います。ギターの場合はスプリングリバーブの方が一般的だと思う方もいるかもしれません。
PBRのリバーブは、そのどちらとも違います。スプリングとホールならホールに近い音ではあるんですが、リバーブそのものの質感が全く違っているのがポイントだと思います。
リバーブは、基本的に空間が起こす残響のシミュレートです。なので多くのリバーブは、音の反響がもどってきて原音に付加される、その感覚があると思います。もちろんPBRもその仕組みに変わりはないんですが、なぜか感覚的に、音が空間の奥に吸い込まれていくような、音が流れていくようなそんな印象を持ちました。
ホールリバーブでも、ディケイを長く設定するとそういう感じの音になることがありますが、PBRの場合、そこまでディケイを長くしなくても同様の感覚が感じられるように思います。音の質感としては明らかにモダンでハイファイな、なんというか表面が滑らかな音だと思いますが、冷たさを感じる事はなく、音自体の存在感が増すような、そんなリバーブサウンドだと思います。
Toneノブは音色の微調整という感じで、このあたりはBJFペダルっぽいと思いましたが、この音ならToneは無くても十分使えたのかもしれないとも思いました。それくらい、基本的に完成された音だと思います。
キルドライスイッチで原音をカットすると、このリバーブのサウンドがよく分かります。アタック直後は一瞬スプリング的な音で、そこから音がどんどん厚くなる、その感じはホールリバーブに似ていると思います。ただ、その「音が厚くなっていく」スピードがかなり早いので、濃密なリバーブサウンドを作ることができるのかと思いました。アーリーリフレクション、つまり音を出してから最初の反響までの時間は短いので、キルドライにしてヴァイオリン奏法的な使い方も簡単にできます。とはいえアーリーリフレクションの時間を設定することは出来ないので、あくまでこの使い方はオマケで、キルドライ自体はアンプのパラレルエフェクトループを想定しているんだと思います。
 
というわけで、One Control Prussian Blue Reverbのレポートでした。
これはかなり面白いペダルだと思います。スタンダードなリバーブペダル、と一言で言うのは簡単なんですが、ただひたすらにその音を追求したらこうなった、というような、そんなペダルだと思います。幻想的な、異世界サウンド系リバーブとは全く違う、かといって多機能でもない、でも常にONにしていても良いような、そんなリバーブですね。この音は試してみる価値はあると思いました。

サンプルムービー
サンプルムービー2
サンプルムービー3
サンプルムービー4

 
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