定番ギターメーカー、Fenderが制作する上位モデルに新たなシリーズが登場です。
ヴィンテージモデルを再現するスタイルのこのシリーズは、かつてのAmerican Vintageシリーズを受け継ぐもの。これまでAmerican Vintageシリーズといえば「○○年のテレキャスター」みたいに年を指定して制作されていましたが、今回のモデルでは「○○年代のストラト」みたいな感じで、年代ごとをイメージした作りとなっています。
今回はそんな新しいAmerican Originalシリーズからストラトとテレキャスを見てみましょう。
Fender American Original '50s Stratocaster
ラッカーフィニッシュのアルダーボディにボルトオンされるラッカーフィニッシュのメイプル1ピースネックはソフトVシェイプ。ヴィンテージトールの21F仕様です。
ピックアップはPure Vintage ‘59 Single-Coil Strat。1Vol、2Tone、5Wayセレクターとなっています。2つのトーンはフロントとセンタ−/リアの構成で、初期のモデルのようにリアはトーンバイパス、ということはありません。ブリッジはシンクロナイズドトレモロとなっています。ストリングガイドは羽根型が1つ。たしかに、50年代のいろいろな要素を組み合わせたスタイルのモデルとなっているのが分かります。
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Fender American Original '60s Stratocaster
ラッカーフィニッシュのアルダーボディに薄めのCシェイプを用いたラッカーフィニッシュのメイプルネック、ラウンドローズ指板でヴィンテージトールの21F仕様となります。
ピックアップはPure Vintage ‘65 Gray-Bottom Single-Coil Strat 。1Vol、2Tone、5Wayセレクターで、シンクロナイズドトレモロブリッジとなっています。
ヘッドはトランジションロゴのスモールヘッドとなっていますね。
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Fender American Original ‘50s Telecaster
ラッカーフィニッシュのアッシュボディに52年のUシェイプを再現したラッカーフィニッシュのメイプル1ピースネック、ヴィンテージトールの21F仕様。
ピックアップは Pure Vintage ‘52 Single-Coil Teleで、1Vol、1Tone、3Wayセレクターに3サドルブリッジとなっています。こちらはストリングガイドも丸形で、50sといいながらほぼ52テレのスタイルを継承した形となっています。
Fender American Original ‘60s Telecaster
ピックアップはPure Vintage ‘64 Gray-Bottom Single-Coil Teleで、1Vol、1Tone、3Wayセレクターに3サドルブリッジです。
ボディにバインディングがあり、ヘッドにはトランジションロゴが描かれたスモールヘッド。こちらはけっこういろんな要素が混ざった形のモデルですね。
なぜか60sテレだけレフティが見つかりませんでした。
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ということで、Fender新シリーズでした。
今だからできる、年代でイメージした作りのモデル。完全再現系はカスタムショップにまかせて、レギュラーではこういう感じで、っていう方向なのかもしれませんね。分かりませんけどｗ
しかしAmerican Original。略してアメオリではあんまり語呂が良くないかも･･･？アメジナルとか･･･ないか。
まぁ前のAmerican Vintageシリーズもヴィンストとか呼ばれてたし、ってなるとストラトはオリスト？それもなんか違うかもしれませんね。なんて呼ばれるようになるんでしょうね。
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