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当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

機材好きな人が写真を始めるならフルサイズミラーレスが良いよ、という話


なんか急に思い立って書きたくなったのでカメラのお話。
先日書いたとおり、フルサイズミラーレスカメラを買いまして。それがもう素晴らしく良くて。ただ使っていると、いろいろと調べたくなって、フルサイズミラーレスについてまとめたくなりました。
toy-love.hatenablog.com


機材好きな人ってカメラ好きな人多いです。実際やってみると分かるんですけど、機材を撮るのはもちろん、いろいろ見たりして選んでいく、その感覚的なところで近いものがあるのかもしれません。

今、誰でもカメラは持っています。“イチガン”のことじゃないですよ。スマホにカメラが付いてます。それもいろいろと各メーカー凝っていて、画像の加工も簡単で効果的に行えるし、「スマホで十分」という考えも、よく分かります。
でもやっぱり、こういう写真はスマホでは撮れないんですよね。
f:id:toy_love:20200120201348j:plain

そこでいわゆる“イチガン”というカメラが出てきます。
写真をどう使うかはいろいろ人によっても違うと思うんですが、一番シンプルに「人に見せる」という場合、SNSへの投稿でしょうか。ほんの数年前、こういう一眼(定義的なことはさておき、今一般的に一眼といえばレンズ交換式カメラのことです。)カメラで撮った写真をSNSに上げるのってちょっと面倒だったんです。
なぜかというと、いちいちPCを介さないといけないから。もちろん「本格的な編集」をするなら今でもPCはほぼ必須。でも、今だと別にPCなんてなくても撮ってすぐスマホに送ってSNSに掲載、というのも簡単になりました。

これは書いてあるとおり、ガソリンスタンドでの洗車待ち中、あまりに暇だったので写真を撮ってSNSに上げたものです。画像を見ればわかるとおり、明らかに「一眼」で撮った写真ですが、それをその場でアップしています。正直言うとこのツイートは画像のスマホ転送のテスト的にやったんですが、何も不便なく、すぐにアップすることができました。

私はあんまり力を入れてないですけど、写真がメインのSNSといえばインスタグラム。そのインスタで「良い写真」をたくさんあげてフォロワーが多い人は、やっぱり一眼を使っています。

私は、「いい写真を撮ってSNSに上げたいから一眼で良いの教えて」と言われたら、普通の人にはWi-FiやBluetooth機能のあるマイクロフォーサーズ規格のミラーレスを勧めます。


これなんか最高でしょ。デザインも良いし。値段も手頃。機能も揃ってます。写りも素晴らしいし。4K動画も録れます。普通の人ならこのキットレンズ(最初に付属するレンズのこと)で十分満足できると思います。もちろん、さらにマイクロフォーサーズでは素晴らしいレンズもたくさんあるのでもっと良い写りも求められるし、サイズも小さくて軽いし。

けど、機材好きな人ってそうじゃないんですよね。「これで十分」は十分じゃないんです。十分だと思って買ったもので満足できなくなって、最初に買ったものを使わなくなる。そういう経験がある人が、今からカメラを買うならフルサイズミラーレスを勧めます。

機材好き、機械モノ好きなら、「最初からフルサイズミラーレス」、それが一番安上がりで満足感も高いと思います。

なぜかというと…
上のEM-10 MkIIIの機能や性能が悪いということではなく、「物理的に変えられないセンサーサイズ」の違いがあるからです。

フルサイズとは


デジカメでいうセンサーとは、かつての写真でいうフィルム、目でいえば網膜にあたります。このカメラの緑色っぽい四角い部分がセンサーですね。
センサーサイズが大きいということは、光を多く取り込めるということです。光が多い=情報量が多い。つまり、細かい色の違いや、暗くなっている部分の情報(影になって見えにくいところを後から明るくしたりするとその差は大きくなります)も表現できる、ということです。
あとよくある説明ではフルサイズの方が被写界深度が浅い、つまり「ボケをうまく使いやすい」ということも、もちろんあります。ただ、実際にフルサイズを使っていると、ボケやすさよりも情報量の違いを実感することの方が多いと思います。
細かい話はSONYがまとめてくれてるので、そちらも見てもらえれば。
www.sony.jp

ちなみに「フルサイズ」という言い方がありますが、そのサイズが一番大きい、という意味ではありません。かつて最も一般的に流通していた35mmフィルム。そのフィルムのサイズと同等なのが「フルサイズ」ということです。
もちろん、フルサイズを越えるサイズ(中判と呼ばれます)のセンサーもありますし、そういったセンサーを搭載したカメラもあります。


このようにフルサイズセンサーの1.7倍というサイズのセンサーを搭載したミラーレスカメラ、というモンスターカメラもあります。
カメラの場合、電子部分、つまりデジタルを司る部分は技術でどんどん小さくしていけます。ですが、光が物理的に通る、アナログな部分、すなわちレンズのサイズは、なかなか小さくすることができません。各メーカーが技術の粋を集めて開発していますが、デジタル部のように突然サイズが半分以下になる、みたいなことは今のところ起こっていません。
つまり、センサーサイズが大きい=レンズを含めたボディのサイズも大きいということになります。
例えばこの中判ミラーレス、上に載せたNikonのフルサイズミラーレスと比べてみると、センサーのサイズと全体のバランスってあまり変わらないですよね。ですがセンサーは1.7倍。ということは、ざっくりと言って全体のサイズも1.7倍ということになります。
(それでも大きめの一眼レフくらいのサイズで中判の写真が撮れるという意味で、中判ミラーレスはモンスターなわけです…)

また、前述のとおり、「かつて最も一般的だったフィルムサイズ」は35mmです。ということは、各社このサイズに合わせてレンズを作ってきたことを意味しています。そういう意味で、フルサイズセンサーは、多くのオールドレンズのポテンシャルを活かして使うことができるのはもちろん、各レンズメーカーが最もノウハウを知り尽くしたサイズでもあるため、多彩な素晴らしいレンズがより多く存在する、ということも意味しています。

要は、最も一般的で、扱いやすいサイズの中で一番大きいのがフルサイズ、ということです。フルサイズだから偉いとか、そんなのは全くないんですが、あっちこっちでフルサイズフルサイズ言われると、小さいサイズのセンサーを使っているとフルサイズが欲しくなってくる…それが「機材好きな人」だと思います。だから、結局欲しくなるから最初から買った方がいいよ、ということです。

ミラーレスとは


こちらは、ニコンの一眼レフです。レンズを外したところに見えている四角いのがミラー、すなわち鏡です。Reflex(反射)をレフレックスと読んで、ミラーで反射するから一眼レフと言います。これは英語もそのままで、Single Lens ReflexでSLR。そこにデジタルがついてDSLRがデジタル一眼レフを指します。
この鏡は何をしているのかというと、レンズからの光をファインダーに送っています。一眼レフ機のファインダーは潜望鏡みたいになっていて、ファインダーを覗くとレンズからの光がそのまま見えます。OVF、オプティカルビューファインダー。光学ファインダーなど言い方がありますが、そういう機能です。

一方、ここまで見て来たモデルのように、ミラーレス機はレンズを外すとそのままセンサーがあります。ファインダーへと光を送るミラーがないからミラーレス、と言います。
ミラーレスの場合、レンズの光はそのままセンサーに当たり、センサーの情報をファインダー内のディスプレイに表示します。OVFに対し、EVF、エレクトリックビュー(電子ビュー)ファインダー、電子ファインダーといいます。(EVFと打とうとするとなぜかEVHと打ってしまう…w)
EVFに表示されるのは、特殊な機能でもなければ基本的にデジカメの背面液晶ディスプレイに表示されるものと同じです。
EVFの場合、そこに表示されたものがそのまま写真になります。センサーを通したものなので、「センサーが見たもの」が見えるためです。
OVFの場合はそうではなく、レンズからの光を目でみたものになります。間にセンサーをはさまないのでリニアに見える反面、実際の写真の仕上がりとは違ったものが見えます。ただ、ここに独特の味わいがあるのもOVFの特徴。個人差もありますが、「あぁ、写真を撮ってるな」という気分になるのはOVFだと思います。そしてファインダーが画面ではないので電池消費が少ないのも利点。といっても、やはりメリットで見ればEVFの方が大きいとは思います。電池消費も、プロみたいな撮り方をするならともかく、普通に使えば今のフルサイズミラーレスなら余裕で持ちます。まぁ一眼レフ、ミラーレス限らず「撮らないときにOFFにする」のは基本ですけどね。

かつて、といっても数年前くらいのEVFは、OVFと比べてリニア感がかなり少なかったりしました。望遠でカメラを振ると表示の乱れが大きかったりしました。カメラ自体の処理速度も高まり、EVF自体も大きく進化していて、今ではそんな、あからさまに「これじゃとても撮れない」というようなことはなくなっています。とはいえまだレイテンシが0ではありませんので、「ものすごく動きの速い、それもランダムに動くようなものを望遠で狙い続ける」なら、一眼レフがオススメです。(そこまで撮るもの決まってる人が「これから始める」ってこともなさそうですけどw)

ミラーレスはAFが弱い?

ミラーレスと一眼レフの特徴として言われることのある、ミラーレスはAF(オートフォーカス)が弱いという話。実はこれも10年くらい前はたしかにそうでした。その頃の話がまだ伝わっていたり、またもう少し後でも安価なモデルではやはりAFが弱いこともあったりするため、そう言われることもあります。
ただフルサイズミラーレスみたいな、ミラーレス機の中でも上位モデルとなるカメラではもうそんなことはないですね。具体的にはAFの方式とかいろいろあるんですが、無駄に長くなるし難しいので省きます。
厳密な話をすると、超高速で前後に動くようなものを撮るときは、まだ一眼レフの方がAFは強いです。一方でミラーレスならではのAFの強さ(AFを合わせられる範囲の広さ)もあります。普通に使うことを考えれば、その方がより扱いやすいこともあるので、新しく書かれたものでは「ミラーレスの方がAFは有利」となっているものもあったりしますね(一眼レフもライブビュー/ミラーアップ撮影で同様のことができるものもあります)。
ちなみにスマホのカメラは一眼カメラ全般と比べるとAFは遅いです。これはもう比べものにならないです。

フルサイズミラーレスが良い理由


ということで、ここまでフルサイズとは、ミラーレスとは、ということを書いてきました。
あえてここまでで書いていないこと。それはミラーレスならではのサイズと重さについてです。
言うまでも無く、ミラーレスカメラは一眼レフに比べて小さく、軽いです。しかし、センサーサイズが大きいので、レンズの物理的構造も含め、「片手に収まるほど小さい」なんてことはありません。が、実際に使ってみて思ったんです。このサイズって、フィルムカメラに近い。そして軽い。
フルサイズの一眼レフも持ってます。うちにあるのはフルサイズ一眼レフの中でも小さい方のモデルではありますが、それでもでかくて重いです。でかいってか、分厚いって感じですね。重さはたぶん、大きさ自体の物理的な重さだけでなく、ペンタプリズムという、ミラーで跳ね上げた光をファインダーに曲げるために使われるプリズムの重さがある感じはします。その部分が省略され、物理的に小さくなったこともあり、ミラーレスの方が軽いです。

かつての日本人像で「首からカメラを下げている」ってありましたよね。それほど多くの人がカメラを持ち歩いていた。手軽に持ち歩けた時代のサイズに近く、軽いので「持って出かけようかな」という気分になります。一眼レフのあのずっしりとして「よし撮りに行くぞ」感もいいんですけど、利便性を考えると今ならやっぱりミラーレスの方が断然良いですね。
あと「フルサイズミラーレス」に関して言えば、今の最先端というところも大きいかと思います。これは機材好きな人向けの話ですけど。新しい技術が詰まったものってやっぱりいいですよね。特にデジタルは新しいものの方が良いことが多いです。

普段の楽器の記事なら、「では次回に続きます」みたいな感じで区切るくらい長くなりましたが、カメラの記事を何日も続けようと思わないので、このまま行きます。

どのマウントを選ぶか


マウントって何?って話になると思いますが、マウントとはレンズの取り付け部の規格のことです。レンズ交換式カメラだからどんなレンズでも付けられる…わけじゃないんです。(マウントアダプターといって、マウントを変換するための機材もあります。古いレンズとか持ってるなら、アダプターが充実しているSONYが今は強いです。が、これから始める人には関係ないと思います。)
今あるフルサイズミラーレスのマウントと、そのマウントを採用しているメーカーは下記のとおりです。

  • Eマウント:SONY
  • RFマウント:Cannon
  • Zマウント:Nikon
  • Lマウント:Panasonic、SIGMA、Leica

それぞれの特徴で言えば、マウントのサイズが小さいのがSONYです。これは圧倒的に違いますね。ニコンやキヤノンは、マウントのサイズが大きい(フルサイズミラーレスを最初から想定している)ので写りが良い(てかレンズ設計の自由度が高い)、と宣伝しています。SONYは5年くらい早くからフルサイズミラーレスを発売していることもあり、レンズの充実度は圧倒的。現時点で他のマウントのレンズが20~30本前後なのに対し、130本以上のレンズが発売されています(フルサイズ対応のみ)。
ただ、逆に言えば5年まてば他も同様にそろってくるだろうことは予想できます。
また、レンズの質という意味では、どのマウントも最高品質のレンズがちゃんと出ていますので、それに関しては気にしなくて良いと思います。「どうしてもこのレンズが使いたい」というのがあれば別ですが、そうでなければどれを選んでも、素晴らしい写真を撮るためのポテンシャルはあります。

ちなみに、フルサイズミラーレス対応レンズ一覧はこんな感じ(全マウント入ってます)
kakaku.com
これから始める人は見ても意味不明だと思いますので見なくて良いです。

キットレンズは微妙?

こんな感じでいろんなレンズがあることは分かりましたが、カメラって買ったらレンズが付いてくるんじゃないの?って思いますよね。
上位モデルになればなるほど、レンズは付属しなかったりします。余計なレンズ付いて値段上がっても微妙だし、上位モデル買う人はレンズ持ってたりするし。
でも、もちろんレンズが付属するものもあります。それがレンズキット。初めて買う人向けに、そこそこのレンズを付属したキットですね。こういうキットに付属するレンズはキットレンズと呼ばれます。
上に載せたような、個別に販売されているレンズと比べ、キットレンズは価格をある程度下げてカメラとセットにすることを想定しているため、「最高のレンズ」ではないのは確かです。ただ、「フルサイズミラーレス」という、全てがミラーレス機の中でも高級モデルというジャンルに於いては、そこまで悪いレンズは付属していないです。
特に最初は、「自分がよく撮るもの」がどういうものかを知る上でも、レンズキットから始めた方が良いとは思います。自分が何をどのように撮りたいか分かっていれば、最初からレンズなしのボディと、欲しいレンズという組み合わせもありですけどね。

なので、最初はレンズが付属するものから選んでいくのが良いとは思います。
となると、選べるのはこんな感じ。
kakaku.com
ここから、自分の予算、メーカーやデザインの好みから選ぶのが良いかと思います。

個人的に、「今」、フルサイズミラーレスを始める人が買うならどれが良い?と聞かれたとしたら、これを勧めます。


最も広くスタイルをカバーでき、3世代目になって操作性や機能も充実したとして人気のα7IIIのレンズキット。やはり一日の長ありで、今のところフルサイズミラーレスはSONY強いです。
あとはもちろんニコンとキヤノン。あとパナソニック。この4社のものならどれでも外れはないと思います。最初はその中のレンズキットから好きなものを選ぶ感じで良いかと。
ただフルサイズミラーレスって面白くて、すごいとんがった仕様のカメラもいくつかあります。もしそれらが使い方に馴染むなら、そこから初めても良いと思います。ちょっと紹介します。

  • 解像度最強


フルサイズ機として最高峰の6100万画素という超高解像度を持つモデル。うちのカメラがこれです。レンズキットはありませんので、レンズを別に買う必要があります。私の場合は自分の使い方にはこれが合っていると思ったのでこれにしました。

  • 連射最強


オリンピック等でも使える、SONYが考える報道向け最高峰モデル。爆速AF、最高約20コマ/秒という一眼レフを越える連射速度を誇るモデルです。プロ向けなのでレンズキットはありません。特にスポーツ撮影をメインに考えられているので、そういう撮影をしたいなら。

  • 星空専用?


天体撮影のために作られたカメラです。天体の撮影ってちょっと特殊で、普通のカメラでもある程度綺麗なのは撮れるんですが、天体撮影のプロが撮る写真の場合は、専用の改造が施されたカメラを使うことがあります。その改造を、キヤノンが最初からやった、というのがこれ。かなーり特殊なカメラです。なんせキヤノンが公式に「天体以外の一般的な被写体の撮影はお勧めできません。」と言っているモデル。
ここまでとがったプロ用モデルなのでレンズキットはもちろんありません。あと天体の場合、赤道儀付三脚とかいろいろ必要なものもあったりします。どうしてもプロみたいな星空が撮りたいなら。

  • 動画最強


パナソニックのカメラは元々動画に強いです。なのでLumix S1シリーズはどれも動画に強い作り。その中でも特に動画向けに作られたフルサイズミラーレスが、このS1Hです。もちろんレンズキットはありません。
映画を撮影するシネマカメラとしても使えて、6K 24pという動画撮影が可能となっています。

  • 個性最強


シグマなんて聞いたこと無い。これからカメラを始める人ならそうだと思います。シグマは主にレンズを制作するレンズメーカーとしての方が有名かもしれません。
そんなシグマのカメラは、これまでもかなり個性的なモデルとして知られています。レンズメーカーらしく、レンズキットもありますが、それが45mm単焦点F2.8というのもまた変わってます。単焦点とは、ズーム機能がないレンズのこと。写るんですとかそんな感じ。単焦点自体は慣れると楽しいというか、いろいろ勉強にもなるのでそれはそれで良いと思います。
カメラ自体も個性的です。真四角だし。シグマ特有のローキー、暗めの表現が得意なカメラですね。シネマカメラとしても使えるよう設計されていて、上のパナソニックみたいな超性能じゃないですけど、性能は高く、また独特の風合いの表現があるということです。
個人的にこの個性は好き。α7R IVとどっち買うか迷ったモデルです。価格的にもフルサイズミラーレスの中では手頃なのもポイントですね。

  • ライカ


ここまで全部日本メーカーでしたが、ライカはドイツのメーカーです。カメラに詳しくなくても名前は知ってる人が多いと思います。カメラ界の超名門ですし。
このカメラは、「スペック上とんがった部分」って特にないんですが、写真の表現がライカ特有の個性があるということです。私も体験したわけじゃないので分かりませんが、「ライカの絵」が欲しいならこれ。レンズキット?ありません。ここまでいくならライカのレンズも一緒に買いましょう。初期投資150万超えますけど、それがライカなんです。そして、もし「いつかはライカ」に行きたいと思うなら、最初は同じレンズマウントのパナソニックから始めるのが良いと思います。
 
ということで、フルサイズミラーレスについてまとめてみました。最後の「とんがったモデル」については、こんなのもあるんだ、程度に見てもらえればと思います。
レンズキットだとだいたい20万ちょっと。ギブソンとかフェンダーあたりのギター1本くらいって感じです。その辺ギターと似た感じで、このクラスの持ってればかなり長く使えると思います。そういう意味でも、「いろいろ買ってしまいがちな機材好きな人」がカメラを始めるなら、たぶん結局ここに行き着くので、最初からフルサイズミラーレスで始めるのが一番良いのかな、と思います。

ま、たまにはこういう記事も良いでしょ、ということで。
 
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