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当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

初詣いろいろ

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今年もいろいろ初詣いってきました。
今回は元旦にカメラを買いに行ったんですが、初詣に持っていきたいという気持ちがあったからだったりします。
toy-love.hatenablog.com
こちらでも紹介した、SONY α7R IVZEISS Batis 2/40 CFのレンズ1本でいろいろ撮ってきました。
人も多くて、じっくり写真を撮るような撮り方は全くしてないので、そんなすごい写真ってのもないですが、いろいろ載せてみたいと思います。

  • 東大寺

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まず出かけたのが奈良、東大寺です。

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公家みたいな衣装のせんとくんがいたり

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オスの鹿が闘ってたりしました。

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東大寺金堂、通称大仏殿。あいかわらずでかいです。

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本尊、奈良の大仏こと毘盧遮那仏。大日如来です。

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横から。建物と一体になって支えられています。というか建物の方が後にできたので、後から支えた感じですね。

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後ろから。この後ろの台座あたりは奈良時代のものが残っているということです。
平重衡の南都焼き討ちで失われ、鎌倉時代に大仏は復興したものの建物はなく、鎌倉大仏のように外に晒されたままとなっていました。その後織田信長と三好、松永久秀の戦いにより再度火災に遭い、江戸時代に建物もふくめて再建されました。

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この後手向山八幡宮を経て、若草山のふもとへ。
手向山八幡宮は、百人一首にも納められている菅原道真の句

このたびは 幣も取りあへず手向山 紅葉のにしき 神のまにまに

に出てくる手向山です。ただし、当時の場所から移築され、現在は東大寺境内にあります。

若草山は別名三笠山。毎年1月には山焼きという行事が行われるため、いつも若草で覆われています。こちらは阿倍仲麻呂の句

あまの原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも

の、三笠の山が若草山のことですね。3つの笠が重なっているような形だから三笠山。写真奥に写っているのはその一番下の笠の部分です。
まぁ、それより鹿の主張が激しいですけどw
春日なる~の春日は春日大社もある、春日山のこと。三笠山はこの春日山に連なっている山で、三笠山も含めて春日山と呼ばれたりもします。

  • 春日大社

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若草山と逆方向に行けば、二月堂や三月堂など東大寺の建物がまだまだあるんですが、こっちにきたのは春日大社へ行くため。

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春日大社にはたくさんの灯籠があります。鹿もいっぱいいます。

ただ……

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人多すぎ……
多くても動いているならいいんですよ。でもこれ、この人数が数十秒に1歩ずつ動くような形で、本殿にたどり着くまで1時間以上かかりそうでした。
ちょっと時間がなかったので、春日大社参拝は断念して戻ってきました。

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途中、なんか明治~大正時代風の建物がありました。これは奈良国立博物館仏教美術資料研究センターという建物。中には入れません。
明治35年(1902年)に関野貞の設計により建てられたもので、当時は奈良県物産陳列所として使われたそうです。実は重要文化財。みんな素通りしてたけど。

  • 昼食

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お昼に奈良の料亭、菊水楼へ。興福寺興善院跡に建つ古い建物です。
別に料亭に行きたかったのではなく、人が多くてそこしか空いてなかったからなんですが…w

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なかなかすごい建物です。
和食、洋食、うなぎと3つの店舗が中にあるんですが、席が空いているのが和食しかなかったので和食懐石に。

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一部抜粋して、こんな感じ。
最後の羊羹はオリジナルのもので、黒糖感の強めの羊羹にレーズンやあんず、イチジクのドライフルーツが入っていて、洋菓子みたいな羊羹でした。あんま羊羹好きじゃないんですが、これはおいしかったです。

  • 興福寺

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興福寺も軽く見て来ました。

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定番の五重塔。もとは天平2年に建てられましたが、そのご被災や戦などにより数度焼失、現在のものは応永33年(1426年)ごろに作られたものということです。室町時代ですね。

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東金堂。ここは節分の日に行くと、豆のはいった袋を捲いて、見に来た人がもらって行けたりします。フード付のアウターで行くことをおすすめしますw

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こちらは南円堂。こちらも元は平安時代ですが、現在のものは江戸時代に再建されたものです。
橘の実がたくさんなっていました。

1/2の初詣はここまで。

  • 伏見稲荷

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そして1/4に京都、伏見へ。伏見稲荷大社です。全国の稲荷神社の総本宮とされていますね。千本鳥居が有名なところです。
これは表参道の最初の鳥居。

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楼門。でかくて綺麗な門です。応仁の乱により資料等ふくめ焼失したためもとの建造年は不明。現在の物は天正17年、豊臣秀吉が母親の大政所の病気の治癒を祈願して建てられたとのこと。移築や修理が行われ、現在の形となっています。
門には随身像という像があります。狩りに出かける平安貴族みたいな格好ですが、これは狩りではなく警護の様子で、神社を護る像とのことです。

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本殿。すごい人たくさんいました。初詣の人気スポットとして、1/2に参拝をあきらめた春日大社は奈良県で1位。伏見稲荷は平安神宮に次いで京都府で2位の人気だそうです。人多いはずだわ。ちなみに東大寺は奈良県8位。神社に行く人の方が多いようで、寺院は初詣ランキングでは低めの順位となるようです。
狐像も至る所にあります。これは本殿左右に設置された像の左側。稲穂を咥えています。

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奥宮。かつては大きな回廊があり、本殿の分霊でありながら他の社とは別格の扱いを受ける社とのこと。
後から調べて書いてますが、役割を知ってから行くとまたいろいろ楽しめそうです。

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白狐社という社。伏見稲荷の神使は白狐で、それを祀る社です。伏見稲荷の中で白狐を祀るのはこの社しかないそうです。隣に奥宮があり、こちらは小さい社のためか全然人がいなかったです。でもとても綺麗でした。

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社内地図の横にいた、犬っぽい顔の狐像。狐像はそれぞれいろいろな表情があったりして、それを見ていても楽しいです。

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奥宮の隣からは、鳥居が多数並び始めます。「千本鳥居」はそういう場所があるんですが、伏見稲荷大社は山全体に鳥居が並んでいて、何本あるのか分からないほどです。ちなみに寄進すれば自分の名前が入った鳥居を建てることもできます。サイズによって異なり、くぐれる鳥居としては小さい物で20万くらい、大きい物で160万くらいとのこと。意外とお手頃かもしれません。

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この辺りは大きな鳥居が連なります。

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そして、小さな鳥居が隙間なく並ぶ「千本鳥居」。人の背丈と比べて見ればそのサイズの違いが分かると思います。

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千本鳥居を抜けると、奥社奉拝所(奥の院)があります。ここでしか買えないおふだやお守りも販売されています。
神社としてはかなり「奥」まで来た感がありますが、ここはまだまだ山の麓。ご神体である稲荷山は、ここから登っていくような感じになります。

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ここから山登りが始まります。その途中にもこのように鳥居がずっと建っています。千本鳥居のような低い鳥居ではなく、大きな鳥居です。

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しばらく進むと、新池という池があり、小さな社がたくさん建ち並ぶ光景があります。人々の小さな願いが重なって生まれたような光景は、これまでの大きな神社の社とは違った趣が感じられます。

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ここには熊鷹社という社があり、たくさんのろうそくに火がともされていました。ここには特有の参拝方法などもあるそうです。良かったら調べてみても面白いかもです。

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稲荷山へ登る道はまだまだ続きます。鳥居もずっと続きます。

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途中、京都の町が望めるところもあります。上の写真は最初に見える麓の景色。けっこう登ってきたなと感じられるところです。茶色い大きな建物は龍谷大学。左に見える高い建物は京セラ本社です。
下の写真は四つ辻というところから少し行ったところからの景色で、東寺や任天堂本社、任天堂開発センターなどが見えます。奥は桂あたりまで見えています。
ちなみに東寺と伏見稲荷にはいわくがあって、東寺の五重塔を建てる際に稲荷山の木を使ったことで祟りがあり、当時の淳和天皇が病に倒れたことで初めて稲荷大神が神階となった(つまり公式に神道の神社となった)ということがあったそうです。

ここからさらに行くと荒神峰というところがあり、大阪まで見える場所があるらしいですが、知らなかったので行きませんでした。
稲荷山はこの辺りでだいたい中腹くらいで、ここからさらに道は続いているんですが、今回はここまでで戻ってきました。今度は一番上まで行ってみたいと思います。

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のどが乾いたのでこれ買いました。あめゆ。缶にはひやしあめ、とも書かれていて、冷たくすればひやしあめ、温めればあめゆとなる方式。けっこうおいしかったです。サンガリアやるじゃん。

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途中、三つ辻というところから別の道を通って戻ってきたので、見ていないものもまだたくさんありました。
これは鳥居が溢れそうになっている社。すごい雰囲気です。そして改めて、「和製ホラーゲーム」の描写って伏見稲荷がものすごい影響を与えているんだなと思いました。小さな社に多数の鳥居がある。伏見稲荷の中にいればそうでもないですが、これがぽつんとあったら確かに怖いかも。

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空飛ぶ狐?のような像。

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伏見稲荷の中で最も大きいという稲荷大神。見ればかの豊川稲荷の奉納とのこと。さすが。全国の稲荷神社は伏見系(神社系)と豊川系(仏教系)に分かれているんですが、こうして見ると別に争ったりしているわけではないんだなと。

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途中の売店にいた猫。「野良猫スナップ」とか売ってた店なんですが、この猫が飼い猫なのか野良猫なのかは不明。

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竹で作られた鳥居もありました。

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本殿の方に戻ってくるとこの人出。すごいです。

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伏見稲荷名物のうずら、すずめのヤキトリ。
稲荷は文字の通り、稲穂の神様なので、稲を荒らす雀を食べる、という伝統があります。もちろん闇雲に獲ったりすることはなく、猟の解禁があって、その時期に獲られたもの。
うずらは、少し小骨(バリバリと食べれます)が多い手羽先みたいな感じ。すずめは、こちらも骨はもちろん多いですが、砂肝と肝の間みたいな味です。私はすごい好きですが、見た目も含めて、好みは分かれると思います。

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駅前にある黒ローソン。京都だなーって感じ。

  • 昼食

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お昼は奈良まで戻ってきて、中華を食べました。中華のデザートにあるタピオカココナッツミルクは小さい頃から大好きです。本来タピオカってこういうもの、というイメージがなんかあります。

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あとは夜にはバーになるカフェでコーヒーでも飲んで、帰りました。
 
ということで、今年はたくさん写真を撮りながら、初詣もいろいろ行ってきました。ちょっと中途半端で帰ってしまったところもありますが、そこはまた今度行きたいなと思います。
楽しかった!

それにしても写りが良いカメラとレンズってこれほど楽なのかと思わされました。今までフルサイズは一眼レフ、ミラーレスはマイクロフォーサーズみたいな感じで、ミラーレスでフルサイズってレンズは大きいし、使いにくくない?と思ってたんですが、使ってみてなるほどと。すごい使いやすいですね。これほどとは思いませんでした。
ただα7Rとツァイスレンズはけっこう目立つというか、カメラ分かる人には分かるみたいで…一眼レフとかミラーレス持ってる人とすれ違うとき、何人かにカメラを2度見されたりしました。
一眼レフのときはそんなこと全くなかったので、フルサイズミラーレスは珍しいもん見たな、みたいな感じなのかと思ったり…w
 
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