BOSSから、限定アニバーサリーモデルが登場です。
50周年記念モデル。半世紀という長い歴史を記念したモデルです。
あれ……?
以前、BOSSは40周年記念として黒いDS-1などを発売していました。
そう、あれは2017年のことです。
あれから6年、10年の歳を重ねた50周年記念モデルが……って計算が合わない???
実はこの「40周年」と「50周年」は、始まりが異なります。
以前の40周年モデルは、1977年、初めて「BOSSコンパクトペダル」が発売されて40周年を記念したモデルです。
では今回は?
BOSSが初めてギター用エフェクターを発売したのは、1976年、CE-1 Chorus Ensembleです。ということは違いますね。
初めてBOSSの名前が付いたと言われる製品はBOSS B-100というベルトクリップに取り付けるエレアコ用プリアンプ。しかしこれも1974年。
しかも、B-100はRolandの製品であり、BOSSが会社化される前のモデルです。だからBOSSとして初のプロダクトはCE-1ということになります。
じゃあ、いつから50周年かというと…
1973年のこと。大阪にメグ電子株式会社という会社が設立されます。
何をしていた会社かというと諸説あるみたいで…エフェクターを作ってたという話もありますが、「作ってた」の意味が違ってそう。個人的な予想としては例えばローランドの楽器の基板まわりとかを担当したりしてたのでは(開発なのか組み込みなのか分かりませんが)と思ったりしますが、これが後にボス株式会社へと変わります。
メグからボスへ。BOSSのFaceboookによると「メグという名前が女性的な愛称で、『ロックに似つかわしくない』という事もあり、ブランド名はメグとは相反したイメージの「BOSS」になりました。」とのことです。
今回はそのメグまで遡り、1973年から2023年で50周年、ということです。
てことは……来年は初めてBOSSの名前が付いた製品から50周年、3年後BOSS初のエフェクターから50年、4年後BOSSコンパクトペダル50周年が控えているかもしれませんw
ということで、今回の50周年モデルを見てみましょう。
BOSSを代表するオーバードライブペダル、SD-1の限定モデル、「BOSS SD-1-B50A SUPER OverDrive」です。
仕様などは通常モデルと同じです。
世界初のオーバードライブとも言われる、OD-1を元にTONEコントロールを加え、操作性を高めたモデル。SD-1自体も1981年から40年以上の歴史があります。
LEVEL、TONE、DRIVEコントロールを搭載するマイルドなオーバードライブです。
通常モデルサンプル/レビュー
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「BOSS BD-2-B50A Blues Driver」。
BD-2の発売は1995年。
メイン歪み回路にICを使用しないディスクリート回路を用いて高い応答性を持ちつつ、アンプライクな風合いと、ちょっとフェンダーっぽいサウンドのペダルです。
特に2000~2010年代には日本のロック・バンドの多くが使用したことでもよく知られています。ジャキジャキ系サウンドが特に流行った時期ですね。
もちろん今でも人気のモデル。というか一般流通するものとしてBD-2の限定モデルって初めてかもしれません。
LEVEL、TONE、GAINコントロールを持つペダルです。
通常モデルサンプル/レビュー
DS-1は1978年発売。1989年に日本では販売終了となってたりしますが2001年には日本でも販売再開となりました。(BOSS USでは継続販売されていました。)
DS-1はディストーションらしいクラシックディストーション。LEVEL、TONE、DISTコントロールを搭載。なぜかLEVELノブが真ん中にあります。
通常モデルサンプル/レビュー
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今回の50周年モデルは共通して限定な要素があります。
外箱も限定。そしてキラキラした感じのフィニッシュとなっていて、全て「銀ネジ」です。
ここにロゴが入っているとなんかモディファイモデルをイメージしますね
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そんな感じで、ボス(メグから数えて)50周年モデルです。BD-2の限定珍しいからちょっと欲しいかもです。
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