アメリカ、LAに本拠を置き、イタリア出身のミュージシャン/プロデューサー、フランチェスコ・ソンデーリが主宰するエフェクターブランド、F-Pedalsから9機種、ペダルが登場です。順に見てみましょう。
まずはこちら。クリーンブースト〜軽いオーバードライブまでをカバーするペダルです。コントロールはGainのみ。ノブがLEDを兼ねています。ゲインを上げると軽めのブルージーなドライブトーンまでを作ることができます。9〜18Vで駆動します。
最大で+10dB程度の出力があるということですね。
続いてディストーション。こちらも1ノブのペダルです。Driveコントロールのみのシンプルな構成。最大+12dBの出力が可能。こちらもノブがLEDを兼ねています。9〜18Vで駆動します。
次もディストーションです。コントロールは、Level、Tone、そして大きなDistortionノブ、およびMOD1〜3の3モードスイッチを搭載しています。スイッチはクリッピング切替で、MOD1はダイオードクリッピングによるハードなドライブ、MOD2はLEDクリッピングによるハイダイナミクスでバイト感の強いサウンド、そしてMOD3はゲルマニウムダイオードによるクリーミーで太いサウンドが特徴ということですね。太くクラシカルな歪みを作るペダルです。
Led Zeppelin IIや
KISS ALIVE!などを手がけた伝説的なレコーディングエンジニア、エディ・クレイマーが監修したペダルですね。
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さらにディストーション。「歪み」という言葉にこだわらないディストーションという謎のジャンルです。クランチ程度からハードなディストーションまでをカバーします。
Boost、Dark、Light、Toneコントロールを搭載。Lightが高域、Darkが低域をコントロール。Boostがゲイン/レベルでToneでトレブル、ベースのバランスを調整します。
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次はブースター。幽霊という名前と独特のデザインのペダルですね。Boostノブで最大+8dBまでのクリーンブーストが可能。バッファとして使うこともできます。
次は“変わったペダル”です。ブースターやディストーションからリングモジュレーターのようなサウンドまでを作ることができるという個性派ペダル。
Pitch、Drive、RateコントロールとLo-Fiスイッチを搭載。ジャンル的にはビットクラッシャーなんだと思います。Rateコントロールはエクスプレッションペダルで操作することもできます。
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こちらもエディ・クレイマーが監修したペダル。古いフェイザーやヴァイブ的な音を作るモジュレーションペダルです。Level、Tone、および大きなSpeedノブを搭載し、MOD1〜3の3モードスイッチが付いています。
スイッチでは、MOD1でレスリーサウンド、MOD2でナチュラルなワウワウヴァイブ、MOD3でユニヴァイブ的なうねりのあるコーラス〜フェイザーサウンドとなるとのことですね。ミニサイズながらフルアナログ回路となっているとのことです。フォトセルを使っているかどうかは特に公表されていないようなので分かりませんが、アナログ回路ならではの暖かな音色が特徴。
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続いてディレイ。Tape、Mix、Fdback、Timeコントロールを搭載。Tapeコントロールはいわゆるワウ・フラッターなモジュレーションを調整するコントロールです。
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