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BOSS RC-2 LOOP STATION

 
最近「録音」ということに異様に熱心なBOSSの最新コンパクト「RC-2」を試してきたのでレポートしたいと思います。結論をいうと、かなり気合の入ったモデルでしたね。
これからBOSSはどこへ向かうのか、そんな答えを垣間見ることもできたんじゃないかと思います。
それでは行ってみましょうか。

  • BOSS RC-2 LOOP STATION




それでは、恒例の試奏セッティングからいきましょう。
GIBSON 50’s Les Paul Standard

BOSS RC-2

Roland JC-120
というセットで行いました。
まず繋いでもらって、試そうと思ったら、いきなり操作が分からないw
大きな筐体のBOSS RC-20XLや、BOSS RC-50ならばもうちょっと直感的に分かったかも知れませんが・・・なにしろこのサイズに多機能を納めていますから、説明書なしでいきなり、というのは難しいですw
あ、ちなみに私は「ループ機器」というのは初めてでして、もしかするとDJの方なんかでサンプリングに慣れてる人なら簡単に分かるものかもしれませんね。
さて、実はこの事態を私は最初から予測していて、平日の昼間、それも地元の楽器屋さんを狙って行って来たので、お店の人もけっこうヒマだったようでw
わざわざ説明書を持ってきてくれて、「ごゆっくりどうぞ」なんて言われてしまいました。ここは喫茶店じゃないってw
というわけで、説明書を熟読・・・こんな静かな試奏者は珍しいぞ・・・と思いながら、右端の「MODE」セレクタを動かしてると・・・
ズン タン ズッズン タン
なんとドラムサウンドです。ジャズコからドラムが鳴っています。店員さんが寄ってきます。
「これ、ドラム鳴らせるんですか?」
・・・そうみたいですね。ビックリした。(ってか店員も知らないのかよw)
せっかくなので、ドラムに合わせて軽くセッション〜。・・・楽しい!
やっぱりいいもんですね〜セッションってのは。相手、機械ですがw
メトロノームやクリックを使うよりも断然楽しいです。そしてそのドラムサウンドですが、すげー音がいいんですよ。さすが、リズムマシンで実績のあるBOSSですね。このドラムサウンド、おそらくギターアンプ用チューニングが施されていますね。普通のスピーカーに繋げて使うと、また違った音になるかも知れません。しかし、特にJC-120には相性抜群といえそうです。スピーカーの大きさもあるとは思いますが、本当にいい音でしたよ!
では、気を取り直して録音方法を・・・うん、MODE切替スイッチが肝のようですね。
フットスイッチで録音開始!。。。あれ?ドラムが鳴らない・・・。
このあとしばらく、ドラムを鳴らしながら録音する方法を探ります。そしていじくってると・・・おぉ!おー!おおおおぉ!ドラムパターンがある!いくつも入っていますね。
BOSSの売り文句にある、『高品位な35パターンを備えた「ガイドフレーズ」』ってこのことだったんですね!ドラムフレーズとかドラムパターンとか書いてくれたら分かりやすかったのに・・・まぁいいか。
んで、いろいろといじくってると、録れた!!!
では合わせてソロを・・・おぉ!ループに重なってく!もっと重ねるぞ!すげぇ!一人でエレキギター4重奏!w
これは面白い!テンポもタップで切り替えられて、ドラムの基本パターンを斬新なドラムにすることもできるし!(スローテンポ向けのを超スピードにしたりw)

これはいい!

本当にいいですよ!使い方がちょっと難しいですが、一度理解すればこれほど楽しいことはない、ってくらい!練習にもいいですし、作曲にも使えそうです、ソロのアレンジとか。
また、ソロライブにもよさそうですね。最大16分までレコーディングできますので、2〜3曲分のバッキングをそのまま入れておいて、それに合わせて歌ったり、ギター弾き語りをしたり・・・。
AUX INの方は試してませんが、そういえばカバンの中にipod入ってたんだから試せばよかったですね・・・しかし、あのドラムサウンドを聴く限りでは、音質もかなり期待ができるんじゃないかと思います。
ちょっといつもと違う試奏になって、それも面白かったですね。店員さんもなんかテンション高かったしw「い、今ソロでハモってたんですか!」とかいって。
これはオススメです。いろいろと楽しかった!

さて、今回の試奏で、今後のBOSSがどうなっていくのか、また今後の音楽というものについても考えることができました。以前こちらでも紹介しました、BOSSの最新MTR「micro BR」とも関連しますが、今後、「音楽を録る」ということがより一般的になり、また手軽になっていくものと思われます。
「デモを作る」という作業がもっと簡単になり、さらには高品質なレコーディングも、自分たちの手で行うことができるようになるんではないでしょうか?そして、わざわざCD会社を通すことなく、データを用いたやりとりや販売が行われ、こういったブログや掲示板を通じて口コミで広がって世に出て行くようなバンドさんも現れるんじゃないかと思います。
そして、このRC-2というループマシンは、BOSSにとってもひとつの転機となるような気がします。
今までも、BOSSのエフェクターは”多機能”でした。しかし、これは今までのものとは全く違う「コンパクト」になっています。「安くて使える製品」「とりあえずエフェクターはBOSS」という流れが、ベリンガーやLine6のToneCoreシリーズの登場によって変わりつつある今、「世界に誇れる技術力とブランドを持つ総合音響メーカー」であるRoland、そしてBOSSならではの、非常に幅広い用途に使える製品を出してくるのではないかと予想しています。
30年間変わらなかったBOSSコンパクトが、変わるときがきたのかもしれませんね。そして私は、その変化を楽しみにしています。



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