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当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

analog.man Clone Chorus


この前言ってました、「すごい中古をみつけた」というのがこちらです!
だいぶ前にきになるシリーズでも書きましたが、もうずっと、このコーラスは欲しかったんですよね。多くの人が、「最高のコーラス」と絶賛し、問題点があるとすればそれは値段だけ、というペダルです。
では、いってみましょう!

analog.man Clone Chorus


こちらが、アナログマンのクローンコーラスです。Electro-Harmonix SMALL CLONEのヴィンテージを「クローン」した、というペダルで、パーツ等もオリジナルと同じものを集めて作られているそうです。同じものといってもどこまで同じなのかは私のは確かめる術はありませんがw
オリジナルスモールクローンとの違いは、「LED付トゥルーバイパス」という点、「Depthがツマミになっている」点、そして、BOSS等の「センターマイナス9VACアダプタが使える」という点ですね。このあたりは現代の環境に合わせて作られています。
アナログマンのクローンコーラスには、基本的に全く同じ回路で、大きさが小さくなった、「ANALOG.MAN Mini-Chorus」をはじめDeep Optionやステレオバージョン、そして2つのクローンコーラスをまとめた「Bi Chorus」などといったバリエーションもありますが、今回ご紹介するのは最も基本的なバージョンです。
みつけたのは、某楽器店・・・箱なし、説明書なしですが、なんと3万円でした。高いか安いかは人それぞれだと思いますが、私としては、「これは買わなければ」という感じでしたね。

コントロールはSPEEDとDEPTHのみのシンプルなもので、ペイントもけっこう凝っています。太陽がサングラスをしているというのはけっこうシャレがきいてますねw
日本の定価だとこんな感じで、とんでもないコーラスですねw
中を開けてみます。

見た目に大きなインパクトはないですね。というより、普通のエフェクターという感じです。

Deep Option等の拡張版と共通の基盤のようで、パーツがセットされていない部分もあります。

このペダルの心臓部である、MN3007、およびMN358NというBBDです。(←間違いでした。MN3007と、CD4047BCMというBBD、そしてLM358NはOPAMPです。失礼しました。:追記)
そういえば・・・

BOSSのCE-5にもMN3007が使われてましたね。

フットスイッチも、専用基板ですが、直付けです。
・・・と、このように、高価なエフェクトとしては拍子抜けするほど「普通」な内部でした。もちろん、各パーツはいいものが使われているというか・・・オリジナルなパーツを集めて作られていたり、基板ひとつにしても、ノイズを軽減するため(だとアナログマンは言っています)に両面配線になっていたりと凝っている作りになっているのですが、それでもやはりエフェクターって「パーツの値段」じゃないんですよね。もちろん、その要素もあるんですが、大事なのは「どんな音が出るか」ということで、その音への対価が、エフェクターの値段を決定するんだと思います。ちなみに、本物の「オリジナルスモールクローン」は、アナログマンが「CRAZY」と言うほどの価格で取引されているそうで・・・普通に見てやたら高いこのクローンコーラスよりももっと高い、ってことなんでしょうね。

そうそう、裏蓋にはこんな感じでいろいろ書かれています。この蓋の外側には、シリアルナンバーも手書きでかかれていました。4ケタでした・・・高級エフェクターとは思えない売れ行きですw
では、レビューいってみます。

  • 操作性

二つのツマミだけというシンプルなタイプなので、何も問題点はありませんね。ON/OFF時の音量差も感じませんでした。現行のスモールクローンはON時にちょっと音量が下がるといわれています。また、多くのコーラスペダルが多少音量変化があるといわれていますね。

  • サウンドレポート

最高ですww
何といったらいいんだろう?あの内部画像からは想像できないような、本当にすばらしいコーラスサウンドですね。アナログらしいとか、暖かみがあるとか、分厚いとか・・・そういうのもうどうでもいいっていう感じで、これは弾けば分かる質感みたいなのがあるように思いました。
例えば、Lovepedalのペダルとかって、内部を見るとそれだけで「いい音が出そう」っていう雰囲気がすごくあるんですよ。実際に音もすごくいいんですが・・・このペダルは内部の見た目は普通なのに、なんでこんな音がでるの?という感じがしました。
とりあえず、サンプルを録ってみました。

サンプルサウンド

まずクリーン、そしてSPEED12時、DEPTHが0のサウンド、次にSPEED、DEPTH共に12時、さらにDEPTH最大にしたサウンドで、次の強烈なのがSPEED、DEPTH共に最大、最後がSPEEDが0、DEPTH最大のサウンドです。
ラインで録っていますが、このペダルの場合、できるならマイク録りがしたかったところです。というのも、このペダルの良さって、空気感?みたいな部分にあると思います。弾いていて本当に気持ちがいいというか、そういうのを特に感じました。これは高くても売れるというのがよく分かりますね。
うちにあるアナログコーラスのBOSS CE-5と、Rocktron DEEP BLUE(Root20MOD)と比較してみましたが、「音の立体感」は、薄いコーラスが何層にもかさなったようなサウンドのDEEP BLUEが、さっぱりとしてさわやかか感じならBOSSが強い、という感じです。アナログマンは、少し強めにかかるものの、まさに正統派の「これぞアナログコーラス」という音と、弾いていて気持ちのいい感じが抜きんでているように思いました。それぞれ個性があっておもしろいです。
いろいろ書いてみましたが、このペダルのよさを言葉で伝えるのは難しいです。レベルが一段違うというか・・・弾けば違いが分かるのではないかと思います。是非一度試してみてください!
 
というわけで、analog.man Clone Chorusのレビューでした。本当にすごいペダルです。



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