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FENDER JAPANを食べつくそう! VOL.1 〜Fender Japanの読み方〜


さて、以前も書きましたとおり、3/21日にFender Japanが値上げを決定しました。Fender Japanはその作りや材料にこだわりながら、ギリギリの価格帯でがんばってきたメーカーさんなんですが、昨今のオイル価格上昇等の影響がもう限界というところになってしまったみたいですね・・・。
たしか2006年の9月にも値上げが実施されていたわけですが、にもかかわらずまた値上げというのは、もう本当にどうしようもない、ってことなんでしょうね。
しかし、ユーザー側から見ると、やはり値上げは仕方ないにしてもいいことではないですよね。そこで、その値上げが実施される前に、Fender Japanを知り尽くそう、というのが今回からの新シリーズになります。
では、いってみましょう!
さて、今回はFender Japan特集の第一回ということで、いろいろなギターをご紹介して行く前に、まずはFender Japanの型番の見方をご紹介していきたいと思います。

  • Fender Japanの型番

Fender Japanの型番は、値上げにともなって多少変更されることが決定しています。この型番の違いを見るだけでも、仮に値上げに間に合わなかった場合でも、「値上げ前に出荷されたギター」なのか「値上げ後に出荷されたギター」なのか分かると思います。

    • Fender Japanギターの型番

まずは、もっとも基本的なタイプの型番を見てみます。
例:「ST62-78TX
このタイプの型番が最も数が多いです。この場合は、以下のようになっています。

ST

ギターの種類

62

レプリカの年代

-

-

78

価格

TX

ピックアップの種類

これが一般的なFender Japanのギターの型番になります。例えばこのST62-78TXの場合は、62年のストラトをレプリカしたもので、PUにはテキサススペシャルを搭載し、定価が¥78,000であることが読み取れます。

    • 例外的な型番

例外的というか、基本的でない型番のギターも存在します。
Fender Japanのギターは、基本的にヴィンテージのレプリカ、および復刻版となっているんですが、一部のモデルには、フェンジャパオリジナルといえるものが存在します。そういうモデルの場合、2番目の「レプリカの年代」を示す数字が無い場合があります。
また、この年代を示す数字の後に、そのギターの特徴を示すアルファベット(例えばバインディングがなされているからB)が付く場合があります。
また、「ピックアップの種類」を示す部分については、「シグネチャーモデル」にはその元となるアーティスト等を示す文字が、特殊な組み合わせのものには「SPL」が、ブリッジに特殊なものが搭載されている場合はPUを示す文字の前にブリッジを示す文字が、また「Current PU」というもっとも基本的なPUが搭載されている機種にはこの文字がない、という形になっています。ただし、「オールブラック」シリーズはカレントPUですが「AB」の文字が、ムスタングのストライプボディには「CO」がつきます。神田商会等による特注モデルには、「LTD」が付くもの、またレフトハンドには最後に「L」がつくモデルもあります。
また、「ギターの種類」を示す部分は、「エアロダインシリーズ」には頭に「A」が、一部のシグネチャーモデルにはギターの種類のあとにそれを示す文字が(例えばSTRやSTGのように)付く場合があります。

    • 価格改定後の型番

前回、2006年の価格改定時には、型番は価格部分に変更があっただけでしたが、今回の価格改定で、基本的に「価格を示す数字をなくす」という大きな変更が加えられます。
例えば先ほどのST62-78TXは、価格改定後は「ST62-TX」となります。
これにともなって、一部の機種では最後の「TX」にあたる部分が変わります。以下に、そういったモデルを書いてみます。

元の型番 変更後の型番
ST-50 ST-STD
ST62-70AB ST62-ALLBK
ST57-93TX ST57-TX/ALG
ST62-80TX ST62-TX/MH
ST71-150YM ST71-YJM
ST68-195YM ST68-YJM
ST54-120DMC ST54-DMC/VSP
ST57-105DMC ST57-DMC/VSP
ST62-105DMC ST62-DMC/VSP
ST57-72L ST57/LH
ST62-72L ST62/LH
ST72-72L ST72/LH
ST68-85L ST68/LH
TL-50 TL-STD
TL71-70AB TL71-ALLBK
TL68-83BC TL68-BECK
TL52-120DMC TL52-DMC/VSP
TL71-83L TL71/LH
TL62B-87L TL62/LH
TL52-95US/L TL52-US/LH
TN72-111L TN72/LH
TC72-88L TC72/LH
MG73-85CO MG73/CO
JB-53 JB-STD
JB62-77AB JB62-ALLBK
JB62-110DMC JB62-DMC/VSP
AJB-72 AJB-DX
JB62-78L JB62/LH
JB62-80FL/L JB62-FL/LH
JB75-115US/L JB75-US/LH
JBV-125L JBV/LH
PB-50 PB-STD
PB62-105DMC PB62-DMC/VSP
PB70-88US PB70-US/ASH
PB70-93US PB70-US/ASH
PB57-72L PB57/LH
PB62-72L PB62/LH
PB70-90US/L PB70-US/LH
MB98-85CO MB98-SD/CO

とりあえず現在発表されているのはこれだけでしょうか。レフトハンドは基本的にLHと表記されるようになるみたいですね。定価が型番から消え、すっきりした印象はありますが、その分また値段が変わりやすくなったとも思えたりしてしまいますね。
そうそう、これを見ると、プレシジョンベースのPB70-88USとPB70-93USはどうやら統合されて、同じPB70-US/ASHとなるようですね。これは特に気をつけたいところですね。
このシリーズ、次回からはフェンジャパのレギュラーラインナップを全機種、簡単な説明と価格改定後の型番と値段をみながらご紹介していきたいと思います。まずはストラトから、ってことになるでしょうか。



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