カタログ掲載のないレア・モデル!【三大特典】Fender Japan TL71B-ROSE NAT |
ジョージ・ハリスンがオーダーし、Beatlesのラストアルバムのメイキング映画「Let It Be」で使っていた、Philip Kubickiの製作によるオールローズテレキャスター・・・同時期にジミ・ヘンドリクスからもオーダーがあったものの、ジョージが先だったのでこちらを先に製作、その後ジミ・ヘンドリクスのためのテレキャスとストラトを製作したが、それがジミの急逝によりジミの手に渡ることはありませんでした・・・という逸話もあったりと、まぁいろいろといわくつきなギターなんですがそのオールローズテレキャスターを再現したモデルですね。
今ではFender Custom Shop製のものもありますが、以前はローズウッドのテレキャスターはFender Japanの限定品しかなかったこともあり、限定ながら密かに売れたものだったのかもしれません。
それはともかく、今回の「Fender Japan TL71B-ROSE」です。ボディは以前のものと同様、バスウッドを前後からローズウッドで挟み込む形状になっています。オールローズではありませんのでご注意を。ただこの形の方がオールローズよりも軽そうで、使いやすいかも知れませんね。もちろんコストの関係もあるんでしょうけど・・・。
また、ネックもメイプルネックにローズ指板となっています。ヘッドはローズっぽいマッチングヘッドですが・・・ローズウッドを貼り付けてあるのか、それともカラーで対応しているのかまでは分かりません。
PUはUSA VINTAGE PUで、ブリッジは3WAYのタイプです。コントロール類は普通のテレキャスと変わりません。
私は個人的にですが、この全身ローズウッドなテレキャスの見た目がすごく好きでして・・・ちょっと欲しいな、と思ってしまいます。そうそう、「TL71B」の名前が示すとおり、ボディにはバインディングが巻かれています。これが今回のリニューアルポイントのようです。そういえば、カスタムショップほどではなくとも、Vanzandtからもローズウッドのテレは出ていましたね。ちょっとだけ弾きましたが、音がすごくよかったのを覚えています。
というわけで、Fender Japanのローズウッドテレキャスターでした。オールローズとはいかないまでも、これは・・・欲しいですw
限定品ですのでなかなか出回らないかも知れませんが、見かけたら試してみたいギターですね。