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Waves iGTR


主にレコーディング向けのプラグインソフトウェアを製作し、GTR Soloのようなギター向けのものも作っているWavesの、携帯型マルチエフェクター、「iGTR」のレビューをしてみたいと思います。では、いってみましょう!

Waves iGTR


こちらが、iGTRです。INPUTにはギター用のシールドジャックを、OUTPUTにはヘッドフォン用ミニプラグを搭載した、マルチエフェクターというよりもギター用の作曲/練習ツールといった感じの機材ですね。ヘッドフォンアウトが2つ付いているので、同時に2人で音を聴くことができます。
搭載されるエフェクトは、Warm、Normal、Brightの3種類で共通のDriveコントロールを持つアンプシミュレータ、オートワウ、トレモロ、フェイザー
のモジュレーションエフェクト・・・これはSpeedコントロールが付いています。そして、Tewakコントロール搭載のディレイ、コーラス、トレモロのアンビエンスエフェクトとなっています。コーラスはモジュレーション(揺れ)エフェクトともいえるんですが、iGTRではアンビエンス(残響)に入っていました。Tweakコントロールは、ディレイならTime、コーラスならDepth、リバーブならReverbコントロールとして使えます。これらのアンプ、モジュレーション、アンビエンスの中からそれぞれ1つずつを選んで使う形になります。モジュレーションのSpeedコントロール、アンビエンスのTweakコントロールはそれぞれ、0の位置にすればエフェクトをかけない設定にすることもできます。アンプのDriveコントロールは0の位置にすれば音が出ない状態になり、そこからまわしていくとクリーン〜クランチ〜ドライブとゲインが変わっていきます。
駆動には単4電池4本か、6〜12VのACアダプタを使うことができます。ON/OFFスイッチはiGTRのロゴが書かれたあたりの奥側にあります。また、Auxインプットも搭載しているため、ギターと外部音源の楽曲を合わせてプレイすることができます。iGTRの右側面にはAuxのVolumeコントロールと、ギターのVolumeコントロールが搭載されています。

大きさをipod touch 16Gと比較するとこんな感じです。電池が入っていたりギター向けインプットジャックがあるため、厚みではとてもかないませんが、大きさは大体似た感じですね。厚み等を考えれば、初代iPod程度の大きさといった雰囲気でしょうか。持ち運びには全く問題ない大きさだと思います。
では、レビューしてみます。

  • 操作性

そこそこの機能性がありますが、液晶モニタ等を一切搭載せず、シンプルにまとめられているため一目で直感的な操作が可能です。ONにするとiの文字が赤く光るのもいい演出ですね。こういうの好きですw

  • サウンドレポート

少しサンプルサウンドを録ってみました。それを載せる前に注釈があります。録音はオーディオインターフェイスに直結して録っていますが、iGTRはヘッドフォンやイヤフォンで音を聴くことを目的として作られ、チューニングされているため、オーディオインターフェイスに直結だとおそらくインピーダンスが合ってなくて、ノイズが出てしまいました。DI等で対処できるかも知れないんですが、うちにそういった機材がなかったので・・・とりあえず録った中からノイズが少なくて雰囲気が伝わりそうなものだけをUPしました。ただUPしているファイルでも和音等で特に低域にノイズが出ているかも知れませんのでご了承ください。もちろん、実際にヘッドフォンを使えばノイズは全く出ません。

オートワウサウンド
Download

こんな感じです。コーラスは暖かみのあるアナログ風コーラスサウンド、ディレイは、音源ではモノラルな感じになってしまいましたが、ステレオのピンポンディレイです。そしてオートワウ、これは搭載されたエフェクトの中でも個人的に一番のお気に入りで、聴いての通りオートワウというよりもタッチワウといった感じの印象になりました。モジュレーションエフェクトには共通するSpeedコントロールが搭載されていますが、ワウだけはSensitivityコントロールとして使うことができるように思います。
他のエフェクトについても書いてみます。フェイザーは、Phase90的な、非常に分かりやすくうねりの強いタイプ。トレモロはどちらかといえばヴィブラート的なやわらかい揺れ方です。波形で言えば正弦波とかサイン波と呼ばれるタイプですね。あまり強い主張はしませんが、白玉で使うと特にいい感じだと思います。リバーブはデジタルスプリングリバーブといった印象でした。正統派です。
アンプシミュレータについて、一応上のサンプルはすべてNormalでクリーンのまま録っています。Warmモードでは少しTONEを絞ったような、中低域が強めの音色になります。ゲインをクランチくらいにして、ブルース系のフレーズを弾いたりしてもよく合いそうな感じです。Normalは味付けの少ない素直なサウンドで、ゲインを上げるとロック系にも使えそうな、正統派な歪み方をします。Brightはフルゲイン時には最もゲインが高いですが、その名前の通り高域が強めの音色となっています。クリーンだとFender系ってことになるのかな?という雰囲気だと思います。
ヘッドフォン端子から直接ライン録りするような規格外の使い方をしなければ、どの設定でも分かりやすい音色を作ることができます。各エフェクトがどれも正統派なタイプですので、作曲時にイメージをつかむにも最適ではないでしょうか。また、ヘッドフォン専用のため、夜に練習をするのにもいいと思います。小さくて便利なので、ツアーで言った先の宿で練習や作曲、といったことにも使えますね。トラベルギターと組み合わせればさらに完璧ですw
ちなみに、たぶんやり方次第ではライン録りもできると思うんですが、ちょっとうちの機材との相性が悪かったのかな、という感じですね。オーディオインターフェイス側でEQの設定等をもっと追い込んでちゃんとやればそのへんの問題も解決したかもしれません。音色や使い勝手は必要十分、最小限にまとめられていると思います。
 
というわけで、Waves iGTRのレビューでした。シンプルで使いやすい機材だと思います。使い方はいろいろありそうですね。前段にエフェクターをつないだりしても面白いです。



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