![]() Montreux Little Buffer |
Montreuxのエフェクターといえば、Knebworth
このペダルは、「Little」というだけあって、横幅6.3cm、奥行き5.2cmの小さな筐体が使われています。どのくらいのサイズかと言うと、MXRサイズのペダルを半分に切ったような感じです。
回路は常時ONとなるバッファで、ACアダプタを使って駆動します。最近はバッファが見直されてきて、少し前まではCAEやProvidenceといったメーカーくらいしか作ってなかった単体のバッファアンプも数が増え、Wampler Clean BufferやLovepedal Line Driverのようにコンパクトなモデルも出てきています。
バッファとは、端的に言えばギターの音声信号を「強く」するものです。インピーダンスがどうの、という話だと分かりにくいかもしれませんので・・・例えば、まったく同じ大きさの鉛玉と風船が同じ速度で飛んでいるとき、どちらが風の影響を受けやすいのかというと、当然風船ですよね。バッファを通すことによって、ギターの音声信号の大きさ(音量)や速度(音程)を変えることなく、風(ノイズ)の影響を減らすためにギターの信号に電力を供給して「風船を鉛玉に」変えようとするのがバッファの効果です。エフェクターを繋げるとき、バッファを常に意識すると、例えば音抜けや音質自体も変わってくると思います。いろいろと考えてみるのも楽しいです。
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