きになるおもちゃ -ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト-

ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト


きにおも@Twitter
Facebookアカウント
instagramアカウント
Line@アカウント
きになるおもちゃ@Lineブログ

がっきや速報
楽器店のセール情報や限定特価品をまとめてみます

ボカロ曲

リンク切れ等がございましたら、メールかコメントに書いていただくと助かります



きになるリスト(ニコニコ動画) Youtubeチャンネル Instagram

当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

V-Picks V-SCR "Screamer"


今年、日本で「最も話題になった」ピックといえば、今のところはV-PICKS Standard Seriesではないでしょうか。ピックの常識を覆すような厚さ、そしてピックとしては高価な価格、多彩なラインナップ、ピックなのにハンドメイド・・・という、いろいろと話題性があり、また日本だけでなく、世界でも高い評価を受けているピックです。
今回は、そんなV-Picksのレビューをしてみたいと思います。

【ピック】V-PICKS Standard Series

【ピック】V-PICKS Standard Series
価格:630円(税込、送料別)


こちらがV-Picksのピックです。簡単に説明させていただきますと、V-Picksは強化アクリルを使ってハンドメイドで作られたピックで、基本的なシリーズは0.8mm、1.5mm、2.75mmというラインナップで、多くのピックと比較するとかなり集めに作られているのが特徴です。ちなみに、もっと価格の高いモデルになると、3.0mm、4.1mm、5.85mm、8.85mm、11.85mmという恐ろしいものまで存在しています。右の写真は11.85mmのピックですが・・・もはやピックというよりも怪しいパワーストーンみたいな状態ですねw
(ちなみにこの11.85mmのピックは、ジャズ用で非常に丸い音を出すために作られているそうです)

それでは、今回レビューさせていただく、「Screamaer」について。

こちらが、その「Screamaer」です。国内の型番はV-SCRとなっています。本家のラインナップには、この透明色の他に赤と、蓄光タイプが用意されていて、赤と蓄光モデルはどちらも透明モデルより価格がちょっと高くなっています。
Screamerモデルは、さまざまなスタイルのプレイに対応するよう作られたモデルで、厚さ2.75mmのおにぎり型をしています。シャープなアタックとブライトなトーン、締った低域、そして少し強めの中域が特徴ということですね。なんかオーバードライブペダルのレビューみたいですが・・・本家サイトにはそう書かれていますw

厚みの比較です。左がScreamaer、右はそれまで使ってきたFernandesのおにぎり型ピックで・・・0.6mmくらいのものです。厚みの違いは歴然ですね。
V-Picksの弱点といえば、透明なので「落としたら困る」という点ですね。例えば・・・

左の2枚はScreamerの「Ruby Red」モデル、右が通常の透明モデルですが、こんな感じで、透明なモデルは暗い場所で落としたりすると探すのが大変です。そういうわけで、私は普段Ruby Redモデルを使っています。
では、レビューをしてみましょう。
まず、多彩なラインナップからなぜScreamerを選んだのかという点ですが、実はいくつかのモデルを試して、その中でいちばんしっくり来たのがScreamerモデルだったから、です。
V-Picksの一番の特徴は、見た目のきれいさや材質などいろいろありますが、何よりもやはり「分厚い」という点かと思います。薄い0.8mmといったモデルもありますが、普通のピックからの乗り換えだと、意外にも薄いモデルより分厚い2.75mmのモデルの方が違和感がなかったですね。また、分厚いといっても周囲は丸みを帯びたV字型に切られているので、弦を弾いたときの感触は多くのピックとそこまで大きな違いはありませんでした。このV字カットの角度や丸みの違いで音も変わってくるようで、例えばアコースティック用のモデルなどはもっと丸みを帯びているということです。すごいこだわり・・・ですね。
また、見た目が滑らかなので滑りやすいかと言えば、実は全くそんなことはないと思います。というより、弾いている最中にピックを落とすときって、滑ると言うよりひっかけて落とす感じだと思うのですが、V-Picksは本当にそういうことがないです。どうかわかりませんが、弦に当たるときの力が指に伝わる前に厚みで多少緩和されたりするのかもしれません。例えばギターを持たずにエアギターみたいにしてピッキングのまねごとをしたときと、実際にピッキングをするときでは当然感覚は違いますよね。V-Picksは、その感覚がより「エアギター寄り」に思いました。さすがに、「まるで弦が無いように」とまではいきませんが、それに近いプレイング感覚に思います。なのでピッキングが非常に楽で、力加減も付けやすいです。
音色もたしかに変わります。端的に言えば、音に立体感が生まれるという感じでしょうか。つまり、どういうわけが倍音成分が豊かになるピックです。もちろん、エフェクターほど大きくは変わりませんが・・・生音自体も何故か抜けが良くなる感じです。
弾きやすさ、音の違いの最も大きな理由は、おそらく材質によるものだと思います。V-Picksは強化アクリル、いわゆるプレキシグラス(なんかこれは商標登録されているのでV-Pick側は名前を使えないそうですがw)で作られているため、多くのピックと違ってまったく「しなり」がありません。しならない、ということは、弦を弾く時のストロークが短くて済み、その結果力加減がやりやすく、また弦からピックが受ける力も小さくなるのでピッキングも楽になる、ということではないかと思います。ピックの材質によって音が変わることは、これまでもナイロンや爪に近い素材などさまざまなピックが作られているので、よく知られていると思います。V-Picksも、今の強化アクリルにたどり着くまで、プラスチックや木などさまざまな材を試したそうです。
なので、これまで例えば非常に柔らかいピックを使って、ピックを深く弦に当ててプレイして来られたような方だと、V-Pickは合わないかもしれません。ですが、普通にピックの先端を使ってピッキングされる方(たぶんほとんどのギタリストがそうだと思います)には是非一度この感覚を試してみて欲しいと思います。これは本当に、ビックリすると思いますよ!
 
というわけで、V-Picks Screamerのレビューでした。このピック、私は使ったら本当にハマってしまって、他のピックを使う気がなくなってしまいましたw ちょっと高いですが、普通のピックに比べて耐久性が高く、長年使っていけるモデルなので、相対的に見ればほとんど変わらないかも知れません。
ちなみに、V-Picksでは先ごろ、「Tradition」というティアドロップタイプで2.75mmのモデルを新製品として発売したので、また国内にも入ってくるかと思います。

 
人気blogランキングへ にほんブログ村 音楽ブログへ



にほんブログ村 音楽ブログへ
免責:
紹介している商品のリンク先の販売店、およびメーカーと管理人は関係ありません。
仮に御購入の際になんらかのトラブルがおきましても管理人は責任を負いかねます。
当サイトは楽天アフィリエイト、Amazon.co.jp アソシエイト、Yahoo!アフィリエイト、アクセストレード、A8.net、リンクシェア、Google Adsence、iTunesのリンクを使用しています。
また、当サイトと同じ改造を行って何らかの問題が発生した場合も責任は負いかねます。ご了承ください。
Privacy Policy