今年、立て続けに新製品を発売しているElectro-Harmonixが、さらなる新製品を発表してきました。今度はアナログモジュレーションディレイです!
・・・といっても、すでに今年になってからエレハモはMemory BoyとMemory Toy
を発売しているので、なんと今年3作目のアナログモジュレーションディレイということになりますね。
名称は「Deluxe Memory Boy」ということで、今年発売され話題になったMemory Boyのデラックスバージョンということになります。機能は非常に多機能です。
まず、ノブが6つありますが、これは左からBlend、Gain、Rate、Depth、Feedback、Delayとなっていて、モジュレーションの深さを設定するDepthノブは、ノブのセンターを中心に左側が三角波、右側が四角波を作り出せるようになっています。
また、タップテンポにも対応していて、左側のフットスイッチでテンポを設定することができます。このテンポは、ロータリースイッチで付点8分、3連符、8分、3連8分、4分音符(?)に合わせることが出来、またタップテンポスイッチの上にあるLEDがテンポに合わせて点滅するようです。
さらに、エクスプレッションペダルにも対応していて、このエクスプレッションペダルで操作するパラメータもロータリースイッチでRate、Depth、Feedback、Delayの中から選んで使うことができるようです。そして5つの入出力端子が装備されていますが、1IN1OUT、EXP端子で、残りの2つはSENDとRETURN・・・というわけで、エフェクトループまで搭載しています。
先日、アナログマンやSeymour Duncanのディレイをご紹介したばかりですが、近年はこういった「多機能なアナログディレイ(ダンカンのは半分デジタルですが)」が増え始めています。他には例えば、まだ開発中という、NAMMに出展されていたMALEKKOの新作「EKKO919」もその一つです。また、Memory Toyはもちろんのこと、MXR carbon copy analog delayやBehringer VM1
などの手頃なアナログディレイも台頭してきています。これらは全て、一時期生産が不可能になると言われ、価格が高騰していたBBDチップが安く生産できるようになったことで出てきたものだと思いますが、それでもここ最近の、新作アナログディレイの連発は、アナログディレイ好きな私としてはとてもうれしい限りです。
そしてこのDeluxe Memory Boyも、非常に気になるモデルです。アメリカではどうやら今月中に発売される見通しとなっているようなので、国内入荷もそう遠くないのではないかと思います。非常に楽しみですね!
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