人気のDanelectro Cool Catシリーズのオーバードライブとファズがバージョンアップしたようです。
【DanelectroEFF】 Danelectro/ダンエレクトロ COOL CAT DRIVE V2 CO-2 オーバードライブ |
スイッチ1は「青ダイオードクリッピングの付加」、スイッチ2が「赤ダイオードクリッピングの付加」、スイッチ3が「JFETクリッピングの付加」で、スイッチ4が「6dbのブーストスイッチ」となっています。このクラスのエフェクターには珍しい、非常にマニアックな仕様ですね!
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Coolcat Serriesはメタルダイキャスト筐体に3PDTの機械式フットスイッチを採用するなど、いわゆる昨今の「ブティックペダル」のスタイルを取り入れていて、特にオーバードライブペダルは非常に人気が高いです。
すでに知れ渡っていることだと思いますので書きますが、CO-1はFulltone OCDに、CTO-1はPaul Cochrane Timmyに「似ている」と言われているようですね。回路構成はともかく、たしかにYoutubeの比較動画などを見てみると、似ているように聞こえるのは間違いないと思います。
(参考:OCD vs CO-1 Timmy vs CTO-1)
ただ、これに関してはちょっとだけ・・・私はCO-1もCTO-1も、OCDもTimmyも弾いたことがあるんですが・・・あるセッティングでほぼ同じような音が出せても、正直これらのペダルは、実際に使うと違うと感じました。もしかしたら回路構成はそっくりなのかもしれませんし、ダンエレも狙って作った可能性はあります。(実際、アメリカでTimmyはTransparentなオーバードライブの代名詞ですしw)しかし、仮にそうだとしても、実際の使用感は違いましたし、私はこれらは別のエフェクターだと思います。
これはどちらが良い悪いということではありません。ただ実際にちょっとカン違いされている方もおられるようなのであえて書いてみました。
このCool Cat Seriesのペダル、特にオーバードライブは、本当に良いペダルだと思いますし、今回のこの内部コントロールの追加もとても面白い着眼点です。バージョン2も、是非とも弾いてみたいペダルです!そして、もし試奏される機会がありましたら、似てる似ていないという基準よりも、自分に合うか合わないか、という考えで弾いてほしいペダルだと思います。「値段の割に」なんて言葉をつけなくても、高い評価を得られる音だと思いますので、そういう基準で判断するのは個人的にもったいないような気がしますw(もちろん、あえてそういう基準で考えるのもおもしろいんですけどねw)
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