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Fender Japanから、いろいろなFenderデザインを組み合わせたギター「Pawn Shop Series」が登場

Fender Japanに、新しいシリーズが登場しました。
「Pawn Shop Series」と名付けられたこれらのモデルは、過去のFenderデザインを構成するいろいろな要素を組み合わせ、混ぜ合わせたというおもしろい発想のシリーズです。3種類のモデルが発売されています。それぞれ見てみましょう。

Fender Japan PS51

まずはこちら。PS51と名付けられたモデルです。PSはPawn Shop Series、51はおそらく、FenderからPrecision Bassが発売された年を表してるんじゃないかと思います。現在、Precision Bass、つまりプレベといえばストラトタイプのピックガードに、1弦ブリッジ側を延長したようなモデルとなっていますが、発売当初、最初期のPrecision Bassはこのモデルのように上半分を覆うピックガードと、コントロールプレートを採用したデザインでした。同時期に開発されたブロードキャスター、後のテレキャスターの元になったようなデザインといった感じですね。ボディ形状はプレベというよりもストラトとなっています。バスウッドボディでメイプル1ピースネック、フロントにはST-SINGLEというストラト用シングルコイルがスラントして付けられ、リアにはDRAGSTER BKというハムバッカーが搭載されています。ネックのヘッド形状はテレキャスターのものとなっています。
コントロールは1Volと3WayのPU切替ロータリースイッチのみ。VolポットはPush/Pull式のスイッチになっていて、引っ張ればリアPUのコイルタップが可能です。Toneコントロールは無しです。ブリッジはストラトのハードテイルとなっています。
非常に変わった外観のギターなんですが、実はこの形、このモデルが初めてではありません。SquireのVintage Modified Seriesという中に、「Squire'51」(生産終了)というモデルがあり、それと同じ形状となっています。使われているパーツは違いますが、PU配列やコントロール系統等の仕様は同じです。かなり変わったギターで、生産終了が惜しまれていたんですが、それがグレードアップしてFender Japanで復活した、という方が正しいかもしれませんね。

Fender Japan PS72

続いてはこちら、PS72です。72はおそらく、1972年、Telecaster Thinlineがマイナーチェンジして2ハム仕様になった年を表しているのではないかと思います。ボディはアルダーのホロウ構造となっていて、メイプルネックにローズ指板、PUはフロントがTN HUMBUCKINGという、Telecaster ThinlineやTelecaste Customにも搭載されるハムバッカーで、リアはDRAGSTER BKのオープンハムです。
基本的な構造は、さきほどのPS51をホロウ化してローズ指板にしたという感じです。コイルタップ機能がなくなりました。ストラトとテレキャスとプレベを合わせたようなデザインだったPS51に対し、こちらはストラトとテレキャスシンラインとプレベを合わせたデザインといった感じでしょうか。なんかTCTさんの着せ替えエレキギターで作れそうなこのごちゃ混ぜ感がおもしろいですw

Fender Japan PS MG

ラストはこちら、「PS MG」というモデルです。MGは、たぶんMustangのことだと思います。これまでの2モデルとは違い、ボディやネックの形状はMustangとほぼ同じです。底面がちょっとななめってますが。
バスウッドボディにショートスケールのメイプルネック、ローズ指板、PUは前後ともDRAGSTER PSという専用モデルになっています。ワイドレンジPU風の見た目になっていますね。
Mustangに似ていますが、コントロール系統は全く違っています。まず、大きな違いとして1弦側カッタウェイ近くに3WayのPU切替スイッチが搭載されています。そして、オリジナルMustangのPUスイッチの部分は、フロントとリアそれぞれのハムバッキングPUを、上側、ハム、下側とするコイルセレクトスイッチとなっています。2つのノブはマスターVolとマスターToneです。チューニングが狂いやすいと言われるMustangのダイナミックトレモロではなく、ストラトのハードテイルブリッジとなっている点も注目したいところです。
けっこう冗談っぽいシリーズなのかと思ってたんですが、なんかこれ、すごいんじゃないかと思えてきましたw
現行のFenderギターの中ではトップクラスの音の幅広さがあって、ショートスケールで遠目に見ればMustangそのもので、それでいてブリッジ変更で欠点を緩和しているという・・・なんかこれ、欲しくなってきましたw
 
というわけで、Fender Japanの新シリーズ、Pawn Shop Seriesのご紹介でした。
こういう変わったギター、おもしろいです。特に最近のFender Japanはなんか遊び心があって楽しいですね。
 
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