Smitty Pedals日本上陸

アメリカ、ワシントンから新しいエフェクターブランドが日本に入ってきたようです。
この「Smitty Pedals」というブランドは、マーク・スミスというビルダーさんによるハンドメイドエフェクターブランドで、Tone Bender系等のファズペダルを中心にエフェクターを製作しています。今回は4機種入って来たようなので、各モデル、見ていきたいと思います。

Smitty Pedals Smitty Bender MKI

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まずはこちら。「Smitty Bender MKI」です。見ての通り、Tone Bender MkIを元に作られたファズペダルですね。トランジスタはOC75とAC125を採用。オリジナルと同じOC75と2G381を使ったバージョンもあるらしいですが、そちらは正規では日本に入っていないようです。電池のみで駆動するモデルとなっています。コントロールはLevelとAttackのみです。
サンプルムービー
かなり音が分厚いのが特徴ですね。ファズらしい乾いた音と、粘る音が合わさったような感じに思います。

Smitty Pedals Smitty Bender MK1.5

ファズ Smitty Pedals Smitty Bender MK1.5 価格：19,740円（税込、送料別）

続いての、「Smitty Bender MK1.5」は、非常に短い期間に製造された、Tone Bender Mk1.5を元に作られたペダルです。OC75を2つ搭載しています。コントロールはLevelとAttack、そして中央にバイアス調整用のノブが搭載されています。ちなみにMk1.5の回路は、有名な話ですが、Fuzz Faceと同じ回路です。
サンプルムービー
インプットに対するセンシティブさはやはり強いですね。音はかなり暖かい音という感じに思います。この動画ではBiasノブはありません（内部トリマだったようです）が、そこを触るとどう変わるのかもちょっときになりますね。

Smitty Pedals FUZZ-TONE

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続いてはこちら。「FUZZ-TONE」です。これは、Tone Bender Mk1の元になったとも言われている、Maestro Fuzz Tone FZ-1･･･の、進化版であるFZ-1Sを再現したモデルですね。
Maestro FZ-1S サンプルムービー

コントロールはVOL.、SUS、BAL.と、Fuzz1/2を切り替えるスイッチが搭載されています。オリジナルモデルと同じコントロールですね。
回路等ももちろん再現されていて、さらにトゥルーバイパス化がなされ、電池だけでなく9Vセンターマイナスのアダプタによる駆動にも対応しています。
サンプルムービー
これ、すごい好きかもｗ なんか筐体がやたらでっかいところとかも、ファズらしくて素晴らしいと思います。音は、ガリガリ？ジリジリ？的な音でしょうか。和音になったときのどっしりとした感じが良いですね！

Smitty Pedals Octavulator

オクターバー/リングモジュレーター Smitty Pedals Octavulator 価格：15,540円（税込、送料別）

そしてこちら、「Octavulator」。これはかなり変わったペダルで、Dan ArmstrongのGreen Ringerという、オクターバー？的なエフェクトを元に作られています。モノフォニックアナログオクターブアップペダル、的なペダルで、単音にオクターブ上の音を付加する、というものですね。ただ、それがかなり不安定で、リングモジュレータみたいな音になったりもして、さらに和音で弾くとぐしゃぐしゃになりますｗ
コントロールはありません。スイッチを踏めば独自の世界に入っていきます。
サンプルムービー
これを見るのが一番分かりやすいかと思います。後に歪みを加えることで、たとえばこの動画だと、オクターブアップ機能付のトーンベンダーみたいな感じになっていますね。おもしろいペダルです。
　
というわけで、Smitty Pedalsのエフェクター4機種のご紹介でした。
なんだろ？何故か最近、Tone Bender系ファズを作るブランドさんが増えていますね。人気があるってことなんだと思います。そんな中、個人的にはこのFZ-1Sのクローンはおもしろいと思いました。あまり見かけないクローンだと思います。
　
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