久しぶりにこういうブランドが出ました。
ヴィンテージファズサウンドをラグ板とかユニバーサル基板を使い、ポイントtoポイントで仕上げる。最近のペダルではかなり数が少なくなったスタイルを貫きつつ、現代的なスタイルとヴィンテージなスタイルをミックスさせたようなペダルを制作するカナダのARCANE ANALOGが日本上陸です。
5機種それぞれ見てみましょう。
ARCANE ANALOG MK1
こういうブランドではよくあることですが、個体によっていろいろ仕様を変えられたりもするようです。筐体自体のデザインとかもかなり多用にあります。
このモデルはAC125トランジスタを使用したモデル。
Gain、Fuzzコントロールを搭載しベンダーMkIのサウンドを作ります。
ARCANE ANALOG MK2
電池駆動のみ、LEDもありません。
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ARCANE ANALOG Buzzsaw (with Master Volume)
Gain、Range、Bias、Fuzzコントロール搭載。GainとFuzzがありますが、片方がマスターボリュームとなっています。個体によってノブの名前も異なったりするということです。
手作業で選別されたNOSゲルマニウムトランジスタを使用。
このモデルはアダプター駆動も可能ですね。でもLEDはありません。
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ARCANE ANALOG Facebender (Russian Transistors)
2つのフットスイッチでそれぞれファズフェイスとレンジマスターをON/OFF。Range、Masterがレンジマスターコントロールで、Fuzz、Gain、Biasがファズフェイスコントロール。
フットスイッチ上に黒丸があってLEDっぽいんですけど、よくみたらネジです。
アダプタ駆動可能。センターマイナスDC9V動作ですが、グラウンドが逆なので普通のペダルとデイジーチェイン不可。アダプタ分けるか、独立型の使用が必要です。トランジスタはロシア製ゲルマニウムトランジスタです。
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ARCANE ANALOG Rangebender (Russian Transistors)
Tone Bender Mk1.5はFuzzface回路によく似たスタイルですが音の違いがあるので、そこを再現している感じでしょうか。
コントロール等は同じです。
こちらもアダプター駆動可能ですが、デイジーチェイン不可です。
フットスイッチは3PDTのトゥルーバイパス。なのにLEDは頑なに使っていないところとかも面白いです。
エフェクターって入力される電流が同じなので、LEDを付けるとヴィンテージトーンからちょっとだけ音が変わると言います。それを意識してのものなのか、それともヴィンテージスタイルだからLEDは付けないというこだわりなのかは謎ですが、いろいろと面白いスタイルのブランドです。
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