前回に引き続き、小型チューブアンプ特集、いきたいと思います。
今回は10W未満で、実売価格が10万円を超えるハイグレードな小型チューブアンプを見ていきましょう。メーカー別、アルファベット順にご紹介します。実売価格はお店によって、またセール等によって変わりますので、だいたいで考えていただければと思います。
では、いきましょう!
Bad Cat
Bad Cat MINI Cat II
Bad Cat MINI Cat II |
※なお、Bad Catは今年から代理店が変更となり、旧代理店ページには他に2機種、小型アンプがラインナップされちえます。しかし現在公式にラインナップされているのはこのモデルだけなので、こちらには載せないことにします。モデル名は「Mini Cat」「Alley Cat」です。
Blue Soul
Blue Soul Magic ship special
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Carr
Carr Raleigh 1×10 Combo
【ギターアンプ】Carr Mini Carr [Raleigh] 1×10 Combo |
このRaleighはEL84パワーの3W出力のコンボアンプで、コントロールはVolume、Tone、Masterとなっています。CleanとOverdriveの2モードを切り替えることができ、Overdroveモード時のみMaster Volumeが有効となる仕組みです。スピーカーは10インチです。
Cornell
CORNELL Plexi Seven
【ギターアンプ】CORNELL Plexi Seven |
これは有名なアンプだと思います。名前の通りMarshall Plexiサウンドを作り出す小型チューブアンプで、出力は7Wです。アッテネータで2W、さらに1/4W、0.05Wと出力を下げることもでき、コントロールはVolume、Tone、Edgeとなっています。12AX7を2本、EL84を1本搭載し、スピーカーは10インチのCelestion Vintageスピーカーを搭載しています。
Dr.Z
Dr.Z Mini Z
【ギターアンプ】Dr.Z Mini Z [Black] |
E.W.S
E.W.S Mini-HG-Amp
【ギターアンプ】E.W.S. Mini HG Amp |
スピーカーは8インチのWeber 8”を採用しています。
Fender
Fender EC Vibro Champ
50年代のChampに、クラプトンによるオーダーで作られたトレモロを搭載した5Wの小型チューブアンプです。12AX7を2本、6V6を1本搭載し、整流は5Y3GT。コントロールはVolumeとSpeedで、2インプット仕様です。スピーカーは8インチのWeber Signature speakerを搭載。
Koch
Koch Classic SE C-SE6C
オランダのアンプメーカー、Kochによる小型チューブアンプです。クラスAの6W出力で、12AX7と6V6、またはEL84を搭載します。パワーチューブは2つのソケットがあり、どちらか好きな方を付けられます。
出力は6Wと2Wの切替が可能で、スピーカーの出力を切ることもできます。スピーカーシミュレート付のラインアウト端子、4/8/16Ωのスピーカーアウトも装備します。コントロールはGain、Tone、Volumeで、Gain Boost、Mid Shift、Bass Cutのスイッチを搭載した、機能性の高いモデルです。スピーカーは12インチのKoch VG12-60/8Ωを搭載しています。
私の最近のサンプルムービーやサウンドは基本的にこのアンプ(6V6パワー)で録っています。使っていて何の不満もありません。素晴らしいアンプです。
レビュー記事
Matchless
MATCHLESS The Little Monster
MATCHLESS/ギターコンボ The Little Monster【マッチレス】【smtb-ms】 |
スピーカーは12インチのCELETION G12H30をMatchlessがモディファイしたものを搭載しています。
Swart
Swart Amplifier Space Tone Atomic Jr.
【2万円以上で送料無料!】【代引き手数料無料!】【正規輸入品】Swart Amplifier スワートアン... |
12AX7と6V6GTを1本ずつ使用したモデルで、チューブパワーのリバーブも搭載しています。リバーブには12DW7を使用しています。
コントロールはVolume、Tone、Spaceと、Hot/Cleanの切替スイッチ。スピーカーは8インチのWeber Signatureです。
サンプルムービー
というわけで、実売価格10万円を超えるクラスの、10W未満の小型アンプのご紹介でした。
このクラスになってくると、どれも素晴らしいアンプばかりです。Kochは機能的でおすすめですが、それを除いてサンプルムービーだけで判断すると、個人的にBad Catを弾いてみたいですね。
また、今年1月のNAMM SHOWに出たMarshallの1Wシリーズもおそらくこのクラスになるのではないかと思います。発売されたらまたご紹介しますね。
さて、次回の小型チューブアンプ特集は、10〜20Wまでのコンボアンプをご紹介していこうと思います。またよろしくお願いします!
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