【エレキギター弦】ERNIE BALL Cobalt Slinky Guitar Strings 【4月中旬入荷予定】 【新製品そ... |
この「Cobalt Slinky Guitar Strings」は、素材に鉄とコバルトを合わせた合金を使用。弦自体をマグネティック合金とすることで、ピックアップ側の磁場と相互に作用し、より力強くクリアなサウンドを作り出すという弦です。
ご存知の通り、エレキギターはPUの磁石と弦の相互の位置が、弦の振動により変化することで磁束が動き、それによりPUのコイルに誘導電流を発生させて音を電気信号に変換するものです。この時に発生する電流の強さはいろいろな要因で変化しますが、コイルの巻き数や磁石の強さが一定ならば、弦と磁石の相互距離の変動量に応じて変わります。つまり、最も影響するのが弦振動の幅ですね。振動速度は音程となりますが、振動の幅が音の大きさに直結します。なのでエレキギターは弦を弾く強さによって強弱表現が可能となります。
ちなみにですが、弦振動がボディとネックを伝わることにより、弦振動(倍音成分)自体が変化したり持続が長くなったりするということと、PU側にボディの振動が伝わることで弦と磁石の相対的な距離が微妙に変動するので、エレキギターは同じPUと弦を付けていてもボディやネックの材、組込、構造等によっても音が変わることになります。
じゃあ弦が普通の鉄ではなくマグネティック合金になればどう変わるのかというと、弦とピックアップの周りに存在する磁場が変わるので、PUの磁石自体を変えたような効果があるのではないかと思います。
実際試したわけではないのでどの程度変化があるのかは分かりませんが、確かに何らかの効果が得られるのではないかと思います。
面白いところに目を付けた弦ですね。ちょっと使ってみたいです。
ラインナップは上のリンクにある
08/11/14/22/30/38
09/11/16/24/32/42
09/11/16/26/36/46
10/13/17/26/36/46
10/13/17/30/042/52
11/014/18p/28/38/48
と、下のリンクの
11/15/22p/30/42/54
12/16/24p/32/44/56
のセットです。
人気blogランキングへ