この「Roland Wireless Connect WNA1100-RL」は、今年のMusikmesseで発表された新製品で、インターネット接続可能な無線LAN環境の元で動作するモデルです。
iPhoneと対応の電子楽器を無線でiPhoneに接続可能となるもので、音の録音はもちろんのこと、iPhone内の楽曲を楽器に送信し、それに合わせたセッションも可能。もちろん録った音は他のアプリでも使用可能です。
これは「Air Recorder」というアプリを使用して行う物で、まだ出てないみたいなんですが、おそらく今月中にはApp Storeから無料でダウンロード可能になるとのことです。
対応している楽器はいろいろあって、「USBインターフェースを装備し、無線接続機能を持つローランド製品」全般に対応とのこと。例えばRoland JUPITER-80のようなシンセサイザーや、エレドラの音源ROLAND TD-30等です。
そして、特にドラム用には、V-Drums Friend Jam for iPhoneというアプリ(これも今月中にはApp Storeからダウンロード可能となる予定とのこと)を使うことで、ドラマー用のソーシャルツール、V-Drums Friend Jamに登録されている曲に合わせて演奏し、さらにそれが世界ランキングに登録されるというもの。Twitterとの連携も可能です。
サンプルムービー
この動画で全体的な説明(英語)が見れるんですが、特に54秒あたりからのV-Drums Friend Jam for iPhoneの説明は見物です。スネアとクラッシュ(ライド)で曲を選択して、演奏し、それが評価されるというシステム。これって、あのKONAMIの人気ゲーム「Drum Mania」と似てません?
もちろん、本物のエレドラを使ってバッキングに合わせて演奏するわけですし、ソフトウェアの意味合いも、そのリアルさやプレイ感覚も全然違うと思うんですが、私はこの動画を見て、昔ちょっとドラムマニアにはまってたころを思い出して爆笑してしまいました。
iOS関連の機器は、まだ各社手探り状態でいろいろなアイディアが溢れていて、とても面白いです。
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