Yamahaから、手頃で使いやすそうな簡易PAシステムが登場です。
「いつでも、どこでも、ステージに」 というコンセプトで作られるポータブルPAシステムシリーズ、「STAGEPASシリーズ」に登場した「STAGEPAS 400i」「STAGEPAS 600i」は、YAMAHA STAGEPAS300、STAGEPAS500の後継モデルとなるPAシステムです。
それぞれ見てみます。
STAGEPAS 400i
最大400W出力、iPhone接続可能、エフェクトも進化した超定番PAセット!YAMAHA ヤマハ / STAGEPA... |
「誰でも1分で音が出せるPAシステム」というコンセプトで作られていて、各種セッティングも非常に簡単。さらに、付属のスピーカーは横置きにしてフロアモニタとして動作させることもできます。
パワードミキサーは8chのものが付属していて、2つのXLRインプット(1・2)、2つのXLR/TSコンボインプット(3・4)、2チャンネル分のTSステレオインプット(5〜8)を搭載。4つのモノラルチャンネルにはそれぞれ独立したHIGH、LOWの2バンドEQ(最大±15dB)とリバーブ、Levelコントロールを搭載。4つのモノラルチャンネルにはMic/Line切替があり、4つ目のチャンネルには楽器を直接接続できるHigh-Zモードも搭載しています。また1・2チャンネルはファントム電源の供給にも対応します。
2つのステレオチャンネルは、それぞれTS(フォン端子)のインプットとRCA端子のチャンネル(5/6)、およびTSとステレオミニピン端子のチャンネル(7/8)を搭載。両チャンネルともに2バンドEQとLevelコントロール、およびステレオ/モノラル切替ボタンを搭載。また、ミニピンを搭載した7/8チャンネルにはUSB端子があり、iOS機器を接続して楽曲や音声の入力が可能となっています。
アウトプットはステレオのモニターアウトと2つのスピーカーへのアウトプット、およびサブウーファーへのアウトプットを搭載。マスターセクションにはモニタアウト、メインアウトそれぞれのLevelコントロールと、スピーチから楽曲、ベースブーストまで可能な「1-Knob Master EQ」、さらにリバーブのON/OFFと、ハウリングをワンボタンで自動的に除去するスマートな「フィードバックサプレッサー」を搭載しています。リバーブのON/OFFはフットスイッチで一括管理することもできます。
STAGEPAS 600i
最大680W出力、iPhone接続可能、エフェクトも進化した超定番PAセット!YAMAHA ヤマハ / STAGEPA... |
こちらは340W+340Wの680W出力。10chのパワードミキサーが付属したモデルです。ミキサー側の機能は、基本的には同じで、TSインプットのステレオチャンネルが1つ追加された形となります。さらに、各チャンネルのEQがHIGH、MID、LOWの3バンドEQとなっています。
それぞれのサイズは、400iのスピーカーが289×472×275 mm、ミキサーが308×180×116 m。600iのスピーカーは335×545×319 mm、ミキサーは348×197×135 mmです。重量は400iスピーカー 7.5 kg×2・ミキサー 2.8 kgの17.8kg、600iがスピーカー 10.8 kg×2・ミキサー 3.8 kgの25.4kgとなっています。
その他付属品は2mの電源ケーブル、6mのスピーカーケーブルが2本、12の滑り止めパッド。なお、モニタースピーカーのスタンド用アダプタBMS10Aが発売されています。
ストリートライブや文化祭の野外ステージ、さらにお祭りなどのイベント進行やバー・カフェ等のステージなど、いろいろなところで使えそうなPAセットです。
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