【送料無料】G-LAB / PB-1 ( PB1 ) パワーボックス 【新品】【fsp2124-2g】 |
この「G-Lab 8 Separated 9V Power Box PB-1」は、各出力が個別に独立している、いわゆる完全独立型の新しいパワーサプライです。
パワーサプライは、用途などによっていろいろなスタイルのモデルが出ています。詳しいことは以前のパワーサプライ特集なども見ていただければと思いますが、定番のスタイルから超コンパクトなもの、そして独立型などいろいろあります。
電源はエフェクターにとって非常に重要な部分で、場合によっては音を大きく変えることもあり、ノイズ等の原因になったりもします。電源まわりのトラブルをなくし、最も良い音質を実現するには、エフェクターが対応しているならば常に新しい電池を使うのが最善と言えます。
しかし、電池は交換が必要ですし、数も増えてくるとコストもかかります。そこでコンセントの電源をエフェクターに使うためにアダプターがあります。電池を使わないのであれば、エフェクターにとって最も良いのはそれぞれ個別のアダプターを使うことですが、それではコンセントがいくつあっても足りませんよね。しかし、独立型のパワーサプライならば各エフェクターに個別のアダプターを接続したのと同じ状態を、1つのコンセントからの電源で作ることができます。
しかし、多くのパワーサプライと比べると問題もあります。1つはそれぞれの出力から作り出せる電流量が少ないこと。もう一つは、どうしても大型になってしまうことです。
この写真は、独立型のパワーサプライ「MXR/CAE POWER SYSTEM MC-403」と「Voodoo Lab Pedal Power 2 Plus」、そして超小型のパワーサプライ「D-Custom micro DC station」を並べたものです。micro DC Stationは、いわゆるミニサイズの定番エフェクターと同じ大きさで作られているのに対し、Voodoo Labは通常のコンパクトエフェクターの倍以上のサイズで、高さもあります。MXRに至ってはラックエフェクター並の超巨大パワーサプライですね。まぁMXRは若干極端な例かもしれませんが、独立型の定番、Voodoo Labでもかなりの大きさがあるのが分かります。
しかし、このG-Lab PB-1はこの点を解消することに成功した独立型のパワーサプライ、ということになります。
本体には8つのセンターマイナス9V出力端子を搭載。そのうち4番と8番の、右端の2つの出力に関しては、スイッチでセンタープラスの出力とすることが可能となっています。各出力は、多くのデジタルペダルも十分に動作可能な350mAまでの容量です。
Voodooのように電圧を切り替えたり、MXRのようにいろいろな電圧の出力を備えているわけではありませんが(Y字ケーブルなどで18V出力とすることは可能)、全ての出力が独立しているので、例えばデジタルペダルとアナログペダルに同時に電源供給をしてもノイズ等が入ったりすることもありません。
そして、このモデル、サイズが10.8×13×4cmということで、筐体サイズはMXRのPhase100と変わらないくらいとなっているのが大きなポイントです。
昨年のTOKYO Guitar Showで日本に入ってきたモデルということなので、新製品というには若干遅いんですが・・・これは非常に良い感じのモデルだと思ったのでご紹介してみました。
パワーサプライを探している方で、ちょっとこだわってみたいと思っている方は是非、選択肢として考えてみてください。使いやすくて良いと思います。
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