アメリカのハンドメイドエフェクターブランド、Mojo Handから、ファズサウンドに定評のあるアーティストのサウンドを元に作られたペダルが2つ、登場です。
Mojo Hand FX IRON BELL FUZZ
 【新商品】【正規輸入品】【予約受付中：3月中旬入荷予定】Mojo Hand ... |
のスーパーギタリスト、デヴィッド・ギルモアのサウンドを再現するファズペダルです。ギルモアサウンドといえば、最初期のトライアングルマフや、Big Muffを元に作られたPete Cornish P-2やG-2などのペダルを使っていることが有名で、実際それらのペダルを元にギルモアサウンドを作り出すモデルも、例えばToptone DriveGate DG-1
をはじめとしてたくさん発売されています。しかし、このIron Bell Fuzzはギルモアサウンドを作るためのファズですが、Big Muffを元にしたペダルではないということです。ギルモアのトーンはファズペダルだけで作られているのではなく、他のペダルやアンプを組み合わせることによって実現している、という観点から設計されたモデルとのことですね。
コントロールはVolume、Gain、Tone、Color。Colorは、Toneと連動することでより総合的に音の制御が行えるコントロールとなっています。
基本的にギルモアサウンドを作るペダルですが、それだけではなく、多くのギタリストが手本とするギルモアサウンドをさらに調整することで、非常に使いやすいファズペダルを作る、というコンセプトで設計されたペダルです。
サンプルムービー
レンジが広く、立体的な倍音成分が特徴ということです。たしかに使いやすそうなペダルですね。ファズですが、オーバードライブ的な要素も持っているペダルだと思います。
Mojo Hand FX ZEPHYR FUZZ
 【新商品】【正規輸入品】【予約受付中：3月中旬入荷予定】Mojo Hand ... |
のサウンドを再現するペダルです。ギタリストのトミー・ボーリンが使用していたSam AshのFuzzやAstro Tone Fuzzを元にし、ただ再現するのではなくMojo Handならではの解釈を加えたペダルということですね。コントロールはVolume、Tone、Attack。Attackがゲインに相当するわけですね。オーバードライブとファズの中間的なサウンドが特徴のペダルで、単体使用だけでなく他のペダルと組み合わせても効果的に使うことが出来るモデルということです。
サンプルムービー
あまりゲインは高くなく、原音を活かしたサウンドが特徴という感じでしょうか。これは良い音ですね。
ヴィンテージファズそのものを元にしたクローン系ペダルは多くありますが、ファズペダルでこういったアーティストのサウンドに焦点を当てたものというと、Dunlopのシグネチャーファズフェイスをはじめとするシグネチャーペダルを除けばそれほど多くはないと思います。
両モデルともオリジナリティもあり、ただの再現系ペダルではないところも良い感じですね。
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