2024年も年末ですね。また実家の方に帰ってきました。
これは夕暮れの大阪。場所としては手前が生野区辺りで、遠くは堺やもっと南の海の方まで見えています。
飛行機の翼のライトのすぐ左下、海の上に光ってる島みたいなのは関空ですね。関空は昼間だと逆に見えないんですけど、夜だとライトのおかげて見えました。
その関空の奥から左に続く、写真だと雲の下にうっすら見える遠くの山は大阪府と和歌山県の県境のある和泉山脈です。この山脈は中央構造線という長大な断層の一部で、西は淡路島の南から四国山地の北側を通って九州、阿蘇山あたりまで、東は三重県の伊勢から渥美半島の付け根を通って北上し長野県諏訪湖の付近でフォッサマグナと交差し、埼玉や群馬県を抜けて霞ヶ浦あたりまで続いているという断層です。
ちなみにこの中央構造線の名前をつけたのがあのナウマン象でも知られるハインリッヒ・エドムント・ナウマンさんだったりします。2016年に大きな被害を出した熊本地震がこの断層だったとも言われているようです。
プレート境界にあたるみたいで、そういう地震の原因にもなったりしますが、大きな谷で平地になりやすいので四国なら吉野川沿いや、和歌山市のある紀ノ川(奈良吉野川)からの街の発展にもつながっています。他にも愛媛の松山市や大分市、熊本市などが発展したこともこの中央構造線によって生まれた平地と谷を流れる川があってこそだったりしますね。
ということで飛行機からの写真から話を大きく逸らしましたが…こうやって思考を広げていくのは楽しいものです。なにかの結論につながるわけじゃないですけど。
注釈をつけるとこんな感じ。
いやもう少し写真撮ったんですけど、動いている飛行機から撮るので夜景はけっこうブレブレになって、これが一番綺麗に撮れたんですよね。
てことで、また年末年始は奈良にいます。あんまり出かけないかもですが、ゆっくりしたいと思います。
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