エレハモから本格的なアナログマルチエフェクターが発表されました!
この「Megalodon」は、3Uラックサイズのマルチエフェクターで、専用のモジュールを追加していくことで自分だけのアナログマルチエフェクターを作ることができる、という非常に画期的なモデルです。
「ユーロラック」という、アナログシンセなどでは定番のスタイルをもちいて、専用のアナログエフェクターモジュールを追加していき、1台で最大14までのアナログエフェクターを自由に組み合わせて使うことができます。
音声信号の通らない制御部にはデジタルを用いることで、本体のセットしたモジュール、つまりエフェクターの接続順や、それぞれのON/OFFなどを最大256種類までメモリーすることが出来、MIDIフットスイッチや後で発売される予定となっている専用のスイッチャーでそれらを制御することもできる、とのことですね。本体はフロントパネルにInputとステレオのOutputがあり、インプットされた信号は内部でパラレルに分岐され、モジュール類はすべてフルステレオでの処理をおこなう形となっている、とのことですね。コントロールはMaster、Tone、およびプリセットを操作する白いノブを搭載。バックパネルにはMIDI IN、THURU、OUTや電源端子、XLRとRCA、フォン端子のステレオ出力、およびタップテンポ用フットスイッチ端子、そしてアップグレード用のLINK端子を搭載しているとのことです。あえてUSBやデジタルIN/OUTなど、ラック系によくある端子をなくし、アナログ音声信号にこだわったモデルとなっています。
現時点ではモジュール類は開発中とのことですが、とりあえずBig Muff、Small Clone、そしてMemory Manのモジュールが付属する形になるようで、Small CloneとMemory Manはタップテンポに対応。プリセットごとにタップテンポスイッチに対応させるモジュールを複数選ぶことができ、例えばSmall CloneとMemory Manのテンポを同期させたり、それぞれ片方だけをタップテンポで制御したり、といったことが可能となっています。
Big MuffのモジュールはSustain、Tone、Volume、Small CloneはRateとDepthスイッチ、Memory ManはBlend、Feedback、Delay、LevelおよびChorus/Vibratoの切替スイッチを搭載し、さらにMemory Manモジュールにはエクスプレッションペダル端子も装備しています。
さらに「Megalodon+」という、最大17のモジュールをセットできるモデルもあり、MegalodonとLINK端子で接続することで、合計31のモジュールをまとめてコントロールするマルチエフェクターとして使うことも可能となっています。
今後、順次モジュールの開発もされていくということで、複数の同じモジュールを使うことももちろん可能。
まだまだ開発中ということで、画像も実際の写真ではなく、また発売時期もまだ分からないんですが、正直これは、楽しみですね。ユーロラックはアナログシンセ界で大流行しているフォーマットですが、そこに目を付けるあたりはさすがです。続きに、開発予定として決まっているモジュールを載せておきます。
- 歪み系
Big Muff Tone Wicker
Germanium 4 Big Muff
Bass Big Muff
Deluxe Bass Big Muff
Metal Muff
Double Muff
Germanium OD
Graphic Fuzz
- ディレイ
Deluxe Memory Man
- リバーブ
Cathedral
Hory Grail
- フランジャー / コーラス / フェイザー / トレモロ
Electric Mistress
Flanger Hoax
Poly Chorus
Small Stone
- コンプレッサー
Black Finger
・・・・・
・・・
・
ふぅ、もういっか。
えっと、今日は何の日、でしたっけ?
はい、そういうことです。嘘でした。
今回は写真をベースにして加工とかではなくゼロから画像を作ってみたので、もしかしたらすぐ分かった人もいたかもしれませんね。たぶん読めないと思いますが、各ノブやジャックにもちゃんとラベルを書いたりしてみました。
でもこれ、出たらちょっと欲しくないですか?高そうだけど・・・w
人気blogランキングへ