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最近のケンタウロス系オーバードライブまとめ。新製品も出ました。


1994年に生産を開始し、2009年の12月、15年にわたる歴史に幕を閉じた伝説のオーバードライブペダル、Klon Centaur。
幾度にも渡る外観の小さな変更、そして下手をすれば全てのモデルで違いがあるというほどの音色の膨大なバリエーション・・・しかしどのペダルも基本的な特性や音色の質は変わることがなく、15年間ずっとハイエンドオーバードライブの頂点に立ち続け、未だに求めるプレイヤーが後を絶ちません。
一方、非常に高価で入手も難しいペダルとなると、フォロワーといえるペダルが出てくるのはエフェクターの常でもあります。特に生産完了が決定した2009年前後には、長年出回ることのなかったCentaurの回路図も有名になり、自作系ペダルの定番の1つにもなっています。その回路図自体も当初は正しいかどうか不明という状態だったのが、現在ではそれがほぼ正しいことも分かって居ます。
そんな流れを受けてか、様々なクローンモデルが登場。ここのところ、多くのCentaur系の回路を持つペダルが出てきている状況となっています。

今回、新たにCentaur系のオーバードライブペダルが日本に入ってきました。
このモデルのご紹介も兼ねて、今回はここ最近出てきたCentaur系のオーバードライブをまとめてみたいと思います。

Klon KTR

まずはもちろん、このペダルを外すわけにはいきませんね。
Centaurの正当後継モデルとなった「Klon KTR」です。バイパスモードの切替スイッチを追加し、それにともなうインプット周りの抵抗値を除いて、回路自体はCentaurと一切変更をせず、またビルダーのBill Finneganが音の要だと考えるNOSのゲルマニウムダイオードクリッピング部以外は全て実装チップを用いてモデルごとの音の違いも統一。プレイヤー側からすれば「手元にある」Centauraとは少し違いはあるかもしれませんが、このペダルが現在のKlonの考えるCentaurそのものの音色です。筐体もコンパクト化され、外観も大きく変更。そこに好みはあるかもしれませんがより使いやすくなったというのは間違いありません。
レビュー
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では、Klon以外のメーカー、ブランドが作るCentaur系のペダルを見てみましょう。順序はメーカー名のアルファベット順です。

ARC Effects KLONE

まずは、アメリカのハンドメイドエフェクターブランド、ARC Effects(アークエフェクツ)のCentaur系ペダルです。
様々なファズペダル等のクローンモデルを製作するARC Effectsの「KLONE」は、アメリカではCentaurクローンペダルの1つとして有名なモデルです。コントロールはオリジナルと同じVolume、Treble、Gain。オリジナルモデルのサウンドを再現しつつ、コンパクト化したこのペダルは、オリジナルと同じバッファードバイパスのペダルで、ワイヤリングやコンポーネンツにも気を配ったモデルとなっています。現在のバージョンには内部にローブーストのDIPスイッチも付いているとのことです。
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ARC Effects KLONE +

そして、同じくARC EffectsのCentaur系ペダルです。こちらはよりゲインを高めたハイゲインバージョンとなるモデルです。
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Critically Overdriven Effects E.O.D

こちらは、アメリカ、ペンシルヴァニアのハンドメイドエフェクターブランド、Critically Overdriven EffectsのCentaur系オーバードライブです。Centaurをベースとし、Centaur同様のバッファードバイパスを用いたペダル。コントロールはVolume、Bass/Mid、Treble、Gainとなっていて、Bass/Midコントロールが追加されているのがわかります。またAggressorというフットスイッチで、ゲインとヴォリュームをさらにブーストすることも可能。Centaurベースながら、独自の機構も加えたモデルです。
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Dr.Lake CHEIRON

続いてはこちら。新潟の楽器店、あぽろんオリジナルエフェクターブランド、Dr.LakeのCentaur系ペダルです。ペダル名のCHEIRON(ケイロン)とは、ギリシャ神話に登場する怪物で、Centaur(ケンタウロス)族の賢者のこと、だそうです。
コントロールはVolume、Tone、Gain。そしてエッジと歪みを追加することの出来るトグルスイッチを搭載。冒頭で述べましたが、ネット上でCentaurの回路が出回った際にオリジナルモデルとの比較をし、違いなどを研究して作り上げたモデルということですね。外部フットスイッチによるリモートも可能。当初限定モデルでしたが、要望があり製作したとのことです。今後また製作されるかどうかは不透明なモデルです。
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Rawk Works LIGHT Overdrive

今回の新製品となるモデルです。アメリカ、ルイジアナ州のハンドメイドエフェクターブランド、Rawk Worksのオーバードライブペダルですね。
この「LIGHT DRIVE」はCentaurをベースとして作られたペダルで、Centaur同様バッファードバイパスを用いたモデルです。3つのコントロールにラベリングはありませんが、おそらくVolume、Treble、Gainと見て良いのではないかと思います。内部のDIPスイッチで、ゲルマニウムダイオードとシリコンダイオードのクリッピング切替が可能となっています。
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Rawk Works NIGHT Overdrive

続いて、同じくRawk WorksのCnetaur系オーバードライブです。基本的な仕様はLight Overdriveと同じですが、よりハイゲインでクリア、明瞭なトーンを得られるようにしたモデルということです。
 

TBCFX Prodriveicon

神戸の楽器店、Tone Blueのオリジナルブランド、TBCFXのCentaur系オーバードライブです。
コントロールはGain、Treble、Outputとオリジナルと同じ。MXRサイズに縮小し、ノイズ面を改善。あえてトゥルーバイパス化されたモデルとなっています。
 

TBCFX ProBuffer

同じくTBCFXの、ちょっとしたアイディアモデルです。Centaurベースのオーバードライブではありませんが、評判の良いCentaurのバッファー部のみを取り出してミニサイズに収めたモデルとなっています。ON/OFFのフットスイッチのみの、シンプルな仕様となています。
 

Walrus Audio VOYAGER

ラストです。アメリカのハンドメイドエフェクターブランド、Walrus AudioによるCentaur系オーバードライブ「VOYAGER」です。
Vol、Gain、Toneコントロールで、ローゲインからフルゲインまで明瞭感のあるドライブサウンドが得られるペダルで、ピッキングへのレスポンスも高く、深く歪ませても音の分離感が損なわれない・・・つまり、Centaurみたいなペダルです。ただ、全体的にモダンな方向の味付けがなされているようです。
サンプルムービー
 
と、いうわけで、今日本で出ているCentaur系のオーバードライブ(とバッファ)を見てみました。
忠実なクローンを目指したもの、独自の機構を加えたもの、それぞれ味付けを変えたものなど様々です。個人的に、E.O.DとVoyagerはちょっと弾いてみたいと思います。Light/Night Overdriveのクリッピング切替も、Klonのこだわりが実際にどのくらい違うのかという意味で興味がありますね。
いろいろなペダルが出ていますが、こうして見るとオリジナルCentaurはもちろんなんですが、KTRの存在感もやはり大きいな、と感じます。正当後継モデルはKTR。ですがそれぞれ好みに合わせて選んでみるのも良いかもしれませんね。
 
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