【エレキギター】GRETSCH G6137TCB Panther Center-Block |
しかし、センターブロックを用いてボディを薄くしたセミアコースティックギターは、ギターのスタイルの1つとして定番となっており、今も人気の高い形の1つ。そんな中、先日ご紹介したとおり、グレッチからもついに本格的なセミアコ、Falcon Center-Blockが登場。そして今回、それに続くモデルとして、新たなセミアコが登場です!
この「Gretsch G6137TCB Panther Center-Block」は、シングルカットのファルコンに続くグレッチのセミアコです。ファルコン(ハヤブサ)はグレッチの伝統ある上位モデルに使われますが、今回のパンサー(ヒョウ)は、新しいモデル名ということになるんだと思います。(かつてあったかどうか分からないです。あれば教えてください。)ちなみに個人的な印象ですが、動物の名前が付いたギターは高級モデルに多いというイメージがあります。ファルコン、ペンギン、イーグル、ドルフィン、オルカ、ホーク、ジャガー・・・。それはともかく、今回のパンサーを見ていきましょう。
ボディはトップとバックにアーチがついたメイプル、サイドもメイプルで、センターブロックはスプルースです。ボディ厚は1 3/4インチということで、ES-335等とほぼ同じ薄さを実現。ネックは3ピースメイプルネックで、ローズ指板ミディアムジャンボ22F仕様となっています。PUはフィルタートロンが2つですね。
コントロールは3Vol(フロント、リア、マスター)、1Tone、3Wayセレクターとなっていて、ブリッジはローズウッドの上にTOMタイプのアジャストマチック、テイルピースはGretschロゴ入りのBigsby B6Cです。
基本的な仕様としては先日のFalcon Center Blockとほぼ同じ。違いはダブルカッタウェイを採用している点と、指板の違い、そしてビグズビートレモロの有無ですね。ヘッドはグレッチロゴのみのシンプルなスタイルで、ピックガードには豹、つまりパンサーが描かれています。指板のインレイはサムネイルインレイ。ちなみに、グレッチの3ピースネックはセンターに1本ラインが入っているようなネックとなります。
▲グレッチの3ピースネック。センターのライン部と、その両側で3ピースとなっています。写真のヘッドは5ピースですね。
音色的に考えると、もちろんセミアコで根本的に構造の違いはあるんですが、Falcon Center BlockがWhite Falconだとすれば、こちらはCountry Gengleman、といった感じではないかと思います。
グレッチのセミアコ・・・欲しいです。
サンプルムービー
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