低価格で本格的なチューブアンプを製作する、Behringerのアンプブランド、Bugeraから、オールマイティに使えるフルチューブアンプヘッドが登場です。
この「Bugera TRIREC INFINIUM」は12AX7を5本、EL34を4本、5U4を2本使ったフルチューブアンプで、出力は最大100Wとなっています。最大、と言ったのは、このアンプには強力なアッテネータが搭載されていて、1〜100Wまでの範囲で調整できる形となっているからですね。
3ch仕様のアンプとなっていて、それぞれのチャンネルにGain、Volume、Treble、Middle、Bass、Presenceコントロールを搭載。Ch.1はクリーンとドライブの選択スイッチがあり、Ch.2と3にはClassic、Vintage、Modernの3種類のトーンスタイルを選択できるスイッチを搭載。マスターセクションにはMasterヴォリューム、BoostスイッチとBoostノブ、ReverbスイッチとReverbノブ、そして1〜100Wまでの出力を調整できるVaripowerノブを搭載しています。
リアパネルにはラインアウト端子とそのコントロール、4、8、16Ωの選択スイッチとスピーカーアウト、エフェクトループと、Level、Send Levelコントロール、およびエフェクトループの制御法を選択するスイッチ、外部スイッチ用の6つの端子、専用フットスイッチ端子、そしてシリコンダイオード、真空管、コンビネーションの整流選択スイッチを搭載しています。
さらに、パワー管は6L6、6550、EL34を自由に差し換えられるので、それぞれ好みに合わせた音の特性を得ることができます。Bugera特有のインフィニウム・ヴァルブライフ・マルチプライヤー・テクノロジーによって、真空管を最良の状態に保ち、寿命も延ばせるという、ハイテクなフルチューブアンプです。
まさに自宅からスタジオ、レコーディング、ライブと全てで使えるアンプヘッドです。これだけの機能ながらBugeraらしく手頃な価格となっているのも良い感じですね。音も幅広く作ることができます。
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