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Blackstarから低価格なデジタルアンプ!パワーチューブシミュレート「TVP」やエフェクトを搭載した「ID Series」登場!

Blackstar ( ブラックスター ) ID:100TVP Blackstar ブラックスター / ID:60TVP-H (12月下旬発売予定) Blackstar ( ブラックスター ) ID:60TVP 【在庫有ります】 Blackstar ブラックスター / ID:260TVP (12月下旬発売予定) Blackstar ブラックスター / ID:30TVP (2013年1月発売予定) Blackstar ブラックスター / ID:15TVP (2013年1月発売予定)
真空管を搭載したエフェクターや多機能な小型チューブアンプ、さらに数々の本格的フルチューブアンプを製作するBlackstarから、デジタルの力でチューブパワーサウンドを再現する多機能かつ手頃なアンプが登場です!
この「Blackstar ID Series」は、BlackstarならではのISFコントロールに加え、このシリーズ独特のTVP(True Valve Power)コントロールや、多彩な音色を作り出すVoiceコントロール、さらに複数のエフェクトを搭載し、それらの設定をメモリーしてフットスイッチから瞬時に呼び出すことのできるデジタルアンプです。
「This means that for the first time ever, in an affordable series of amplifiers, these products deliver live without compromise - True Valve Power means loud as valve.」、すなわち、低価格なアンプとして史上初めて、一切の妥協をせずライブに使えるモデルである、とBlackstarが言っているほど自信作となるモデルとなるようです。TVPには、チューブアンプと同等の音量で十分な効果を発揮できるという意味が込められているということですね。
では、ラインナップを見ていきましょう!

Blackstar ID:100TVPicon

まずはこちら。100Wのアンプヘッドタイプのモデルです。
コントロールはVoice、Gain、Level、Bass、Middle、Treble、ISF、TVP、マルチエフェクトセクション、Resonance、Presence、Volumeとなっています。
まず「Voice」コントロールですが、これは切替スイッチとなっていてClean Warm、Clean Bright、Crunch、Super Crunch、OD 1、OD 2の6種類のサウンドを切り替えることができます。一般的なアンプでいうとチャンネル切替に該当するもので、実質6chのアンプとして使うことができます。
続いてBlackstar特有の「ISF」コントロール。これはサウンドの特性をアメリカン系〜ブリティッシュ系へと連続的に可変できるコントロールで、EQセクションの中に入っているフィルタリングコントロールとなっています。
そして、「TVP」コントロール。これはEL84、6V6、EL34、KT66、6L6、KT88の6モードを切り替えることができるロータリースイッチで、これらの真空管を用いたチューブパワーアンプのサウンドをシミュレートすることができるというものです。
Voice、ISF、TVPコントロール簡易説明(英語)
TVPコントロールデモムービー(英語)

続いて、マルチエフェクトセクションです。このセクションには3つのボタンと2つのノブが搭載されています。3つのボタンは、MOD、DLY、REVとなっていて、それぞれモジュレーション、ディレイ、リバーブと分かれています。各ジャンルごとに4種類ずつのエフェクトを搭載しています。モジュレーションはフェイザー、フランジャー、コーラス、トレモロ。ディレイはライナー、アナログ、テープ、マルチ。リバーブはルーム、ホール、スプリング、プレートとなっています。2つのノブは1つはエフェクトの選択とエフェクトの深さの調整を兼ねたノブで、もう1つはLevelコントロールです。さらに、フットスイッチに搭載されるタップスイッチでモジュレーションのスピードとディレイタイムをコントロールすることも可能となっています。
マスターセクションのResonanceはローエンド、Presenceはハイエンドの帯域を調整するコントロールです。

また、リアパネルには4Ω、2×8Ωに対応したスピーカーアウトを搭載。MIDI IN、フットスイッチ端子、そして外部音源を入力できるMP3/Line In端子、最後にスピーカーエミュレート端子となっていて、ライン出力はバッキングを流してのパフォーマンス等も行えるようになっています。スピーカーエミュレート端子はステレオプラグにも対応し、エフェクトをステレオでかけて出力することができます。

そして、デジタルアンプならではの機能として、128種類のセッティングをメモリー可能。4ボタンフットスイッチで呼び出したりタップテンポでエフェクトのテンポを変えたりすることができます。フットスイッチは、4つのスイッチそれぞれに指定したメモリーを割り当てたり(バンク切替も可能)、リバーブ、ディレイ、モジュレーション、タップテンポのエフェクトコントロールとして使ったり、設定の書き込みやチューナーとして使ったりすることができます。もちろん、MIDIスイッチからの各種コントロール切替にも対応しています。

また、本体フロントパネル下部(ノブの下)にもスイッチがあります。本体をマニュアルモード(パッチを読み込まないモード)にするManualボタン(長押しでチューナー起動)、バンクを切り替えるBankボタン、メモリーを読み込むCh1〜4ボタン、TVPのON/OFFボタン、Tapテンポボタンを搭載。フットスイッチでも操作出来ますが、こちらで操作することもできます。
そして、USB端子を搭載していて、ここからオーディオインターフェイスとして動作させることも可能となっています。このとき、単純にスピーカーエミュレートの音を出力できるだけでなく、Lチャンネルにアンプサウンド、Rチャンネルにドライサウンドを分けて出力することも可能(モードで選択します)。ちなみにDAW上ではステレオトラックとしてだけでなく別のトラックとして認識できるので、2つの音をまとめて出力出来る、ということになります。
本体のBankは3つで、それに4チャンネルの12種類のメモリーを保存しておくことができるんですが、専用のソフトウェアInsiderを使うことで128種類のプリセットの管理が可能。
しかも、このソフトウェアからアンプを「リアンプモード」として使うことも出来、様々なセッティングの違いによる音をいろいろと比較して試すことが可能となっています。ここで先ほどのオーディオインターフェイスのモードで、生音を出力出来る機能が効いてきます。一旦作った音で、生音と共に音を出して録音し、生音のチャンネルを使ってリアンプすることで細かな修正を加えたり、同じ演奏を元にした全く別のセッティング(例えば歪み+ディレイとクリーン+コーラス)のトラックをミックスして新たな音を作ったり、といったことも可能になります。
 

Blackstar ID:60TVP-Hicon

続いて、60W出力のアンプヘッドです。
基本的なスペック、仕様はID:100TVPと同じで、出力の違いのみとなります。
 

Blackstar ID:60TVPicon

ID:60TVP-Hのコンボバージョンです。機能等は全く同じで、12インチスピーカーを1つ搭載しています。
 

Blackstar ID:260TVPicon

ID:60TVPのステレオバージョンです。基本的な機能は変わりませんが、出力が2×60Wとなっており、12インチスピーカーを2つ搭載。それにともなってスピーカーアウトも2つになっています。
 

Blackstar ID:30TVPicon

よりコンパクトな30W出力のモデルです。
アンプ部の基本的な機能は変わりませんが、入出力全てがフロントパネルにまとめられ、Line Inやスピーカエミュレートアウトもミニピンタイプとなっています。同時にコントロールが少なくなっており、EQセクションのMiddleノブ、およびマスターセクションのResonance、Presenceコントロールが無くなっています。2バンドEQスタイルのモデルとなります。また、外部スピーカーアウトはありません。フットスイッチも1ボタンのシンプルなタイプに変更されていますが、マルチファンクションでいろいろな切替ができるということです。
スピーカーは12インチが1発です。
 

Blackstar ID:15TVP

icon

最も小型の15Wコンボモデルです。
機能はID:30TVPと全く同じですが、搭載されるスピーカーが10インチのタイプとなっています。
 
イントロダクションムービー
デモムービー

これは面白いですね。
非常に本格的なデジタルアンプですが、確かに低価格でいろいろな使い方が出来るモデルだと思います。ライブから練習、レコーディングまで全てをこなすことが出来ますね。
実際にどんな音なのか、是非とも弾いてみたいですね。
 
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