Fenderから、今年のNAMM SHOWに出展された新しいコンボアンプ「Fender Machete」が登場です。
この「Machete」は、50Wのフルチューブアンプです。真空管は7025/12AX7Aを5本、6L6GCを2本、12AT7を1本を搭載。なお、NAMM SHOWに出展された当時、12AT7はリバーブ用という情報が出ていましたが、フェイズスプリッターのようです。Macheteのリバーブはデジタルリバーブだそうです。
2ch仕様のモデルで、各チャンネルにGain、Volume、Low、Mid、High、Tuneコントロールを搭載し、さらにReverbコントロールとDanpingスイッチがあります。
Ch.1のGainコントロールはPush/Pull式のノブで、引き上げるとブライトなサウンドが得られます。Ch.1のVolumeノブも同様にPush/Pull式で、引き上げればCh.1のブーストチャンネルとなり、より高いゲインを得られます。これはフットスイッチでも操作可能です。両チャンネルに搭載されているTuneコントロールはノッチフィルタで、ミッドレンジの減衰帯域を可変することで、アメリカンサウンドからブリティッシュサウンドまでいろいろな音を作ることができるというものですね。DampingはLoose、Norm、Tightの3モードで、スピーカーダンピングの切替ができます。
また、インプットの横に+/-スイッチがあり、これで入力ゲインを-6dBにして、高出力な楽器やペダル型プリアンプを使う際によりクリアな音を得ることができるようになっています。
リアパネルにはエフェクトループと、SEND、RETURNそれぞれのLevelコントロール、およびパワーアンプミュートスイッチ、スピーカーエミュレーションのON/OFF付XLRタイプのラインアウト、MIDI IN、フットスイッチ端子があります。
フットスイッチは4ボタンで、チャンネル切替、Ch.1のブースト、エフェクトループ、リバーブのON/OFFが可能。また、フットスイッチにもう1つフットスイッチを接続することで、2ヶ所からアンプをコントロールできるようになります。また、エフェクトループのSENDとRETURNを直接パッチケーブルでつなぐことで、SEND、RETURNのVolumeコントロールを使ってフットスイッチでブーストが可能となります。
サンプルムービー
サンプルムービー2
サンプルムービー3
サンプルムービー4
サンプルムービー5
サンプルムービー6
公式サンプルムービーがたくさんありました。
確かにいろいろな音を出せるアンプですね。そしてかなり歪みます。
Fenderが新しく作ったモダンアンプ、見た目も良いですし、1台で様々なジャンルに使えるのも良いと思います。