【エフェクター】LINE6 POD HD500X 【8月末発売予定】 【新製品AMP/FX】 |
このPOD HD500Xは、基本的にこれまでのHD500を踏襲しながら、主にDSPを強化し、余裕のプロセッシングパワーでさらなる音色を追求したというモデルです。HD500ではあまり多くのアンプモデルやエフェクトを使うとDSP Fullとなってしまうこともけっこうありましたが、500Xではそれを緩和しています。外観も基本的には変わっていませんが、フットスイッチにリング状のインジケーターが付くようになり、よりすっきりとした雰囲気となっています。また、LCDディスプレイもより見やすくなったということですね。
アンプモデリングは30種類、エフェクトは100種類以上、プリセットは512。これ自体は一応、最新ファームウェアのHD500と同じですね。各フットスイッチや本体のペダルに様々なコントロールを割り当てることができます。
入出力端子もこれまでと同様、モノラルのギターインプット、XLRマイクインプット、ステレオアウトプット、S/PDIFデジタルアウトプット、ヘッドフォンアウト、USB、エクスプレッションペダル・コントロールペダル用FRV端子、Aux入力、CD/MP3入力、Variaxデジタル入力、ステレオXLR出力(バランス)、ステレオエフェクトループ、MIDI IN/OUT、L6 LINK端子となっています。
フットスイッチは6×2の12、本体左上にはディスプレイとパラメータやシグナルチェインをコントロールする6ノブと4ボタン、そして右上には7つのノブを搭載しています。これもこれまでのHD500と同じですね。
イントロダクションムービー(英語)
また、内部には完全独立2系統のシグナルチェインを搭載しています。この点に関しては、HD500も同様に2アンプモデルを使った2シグナルチェインとなっていますが、詳細で違いがあるのかどうかはちょっと分かりませんでした。
シグナルチェインの説明(英語)
シグナルチェインの説明 2(英語)
以下に、初期状態で搭載しているアンプとエフェクトを、公式に載っている範囲で載せておきます。比べましたが、これ自体も現状最新ファームウェアのHD500と同じでした。
アンプモデリング(ベースとなったアンプ)
- Bogner® Uberschall
- Divided by 13 JRT 9/15
- Dr. Z® Route 66
- ENGL® Fireball 100
- Fender® Bassman® ("Normal" channel)
- Fender® Bassman® ("Bright" channel)
- Fender® Blackface Deluxe Reverb® ("Normal" channel)
- Fender® Blackface Deluxe Reverb® ("Vibrato" channel)
- Fender® Twin Reverb® (“Normal” channel with “Bright” switch off)
- Fender® Twin Reverb® ("Vibrato" channel with “Bright” switch on)
- Gibson® EH-185
- Hiwatt® Custom 100 (DR103)
- Line 6 Doom
- Line 6 Epic
- Line 6 Elektrik
- Marshall® JCM-800 (2204)
- Marshall® JTM-45 MkII ("Bright" channel)
- Marshall® JTM-45 MkII ("Normal" channel)
- Marshall® “Plexi” 1959 Super Lead ("Normal" channel)
- Marshall® “Plexi” 1959 Super Lead ("Bright" channel)
- Mesa/Boogie® Dual Rectifier®
- Park 75 ("Bright" channel)
- Park 75 ("Normal" channel)
- Soldano® SLO100(“Clean”)
- Soldano® SLO100 (“Crunch”)
- Soldano® SLO100 (“Overdrive”)
- Supro® S6616
- Vox® AC-15
- Vox® AC-30 (Top Boost)
- Ampeg® B-15NF Portaflex®
搭載エフェクター
ダイナミクス
- Noise Gate
- Hard Gate
- Tube Comp
- Red Comp
- Blue Comp
- Vetta Comp
- Boost Comp
ディストーション
- Tube Drive
- Screamer
- Overdrive
- Classic Dist
- Heavy Dist
- Color Drive
- Buzz Saw
- Facial Fuzz
- Jumbo Fuzz
- Fuzz Pi
- Jet Fuzz
- Line 6 Drive
- Line 6 Distortion
- Sub Octave Fuzz
- Octave Fuzz
ピッチ/モジュレーション
- Bass Octaver
- Pitch Glide
- Smart Harmony
- Pattern Tremolo
- Panner
- Bias Tremolo
- Opto Tremolo
- Script Phase
- Panned Phaser
- Barberpole Phaser
- Dual Phaser
- U-Vibe
- Phaser
- Pitch Vibrato
- Dimension
- Analog Chorus
- Tri Chorus
- Analog Flanger
- Jet Flanger
- AC Flanger
- 80A Flanger
- Frequency Shifter
- Ring Modulator
- Rotary Drum
- Rotary Drum+Horn
フィルター
- Voice Box
- V-Tron
- Q Filter
- Vocoder
- Seeker
- Obi Wah
- Tron Up/Down
- Throbber
- Slow Filter
- Spin Cycle
- Comet Trails
- Octisynth
- Synth O Matic
- Attack Synth
- Synth String
- Growler
EQ
- Graphic EQ
- Parametric EQ
- Studio EQ
- 4 Band Shift EQ
- Mid Focus EQ
- Vintage Pre
ディレイ
- Ping Pong
- Dynamic Delay
- Stereo Delay
- Digital Delay
- Dig Delay w/ Mod
- Reverse
- Lo Res Delay
- Tube Echo
- Tape Echo
- Sweep Echo
- Echo Platter
- Analog W/Mod
- Analog Echo
- Auto-Volume Echo
- Multi-Head
ワウ/ボリューム
- Fassel
- Weeper
- Custom Chrome
- Vetta Wah
- Throaty
- Conductor
- Colorful
- Volume
- Pan
リバーブ
- Plate
- Room
- Chamber
- Hall
- Echo
- Tile
- Cave
- Ducking
- Octo
- Spring
- ‘63 Spring
- Particle Verb
…など多数!
とのことです。一応エフェクトに関して言えば、HD500と比較してみると細かいエフェクトのバリエーションモデルがありませんが、それが「…など多数!」に入っているのか、単純にまとめられただけなのかは分かりません。ただ全体の感じを見ると、特に違いは無いと考えて良さそうだと思います。あと、HD500同様、48秒のルーパーも搭載しています。
全体的に大きな変化はありませんが、DSPの強化は非常にきになりますね。どんな感じか比べてみたいです。
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