独自のポリシーを持ち、多くのエフェクターをラインナップするアメリカのエフェクターブランド、Visual Sound。多くのペダルをラインナップしていますが、その中でも伝説的なペダルが存在します。
それが「H2O」。コーラスとディレイを1つにまとめて作られたペダルで、当初は5角形のホームベースのようなスタイルと共に人気があったモデルです。しかし、その後生産が完了となってしまい、その遺伝子はLiquid Chorusとして残ったものの、あのH2Oならではの操作感や音色とは違った物になったと言われています。
【エフェクター】Visual Sound LIQUID Chorus |
新しくなったH2Oは、かつての5角形型ではなく、スタンダードな長方形のスタイルとなっています。しかし、H2Oならではのコーラスとディレイを組み合わせたスタイルは受け継ぎ、さらに進化を遂げています。
現状分かる範囲でですが、コントロールはSpeed、Width、Depth、Delay、Repeats、Level。左3つがコーラス、右3つがディレイのコントロールですね。コーラスセクションにはIntensityとDetuneスイッチ、さらに小さなTone、Chorus-Vibノブを搭載。ディレイセクションにはShort/Long切替スイッチが付いています。そして、2つのフットスイッチで、コーラスとディレイを独立してON/OFFできる形となっています。
コーラスはアナログステレオコーラスで、ディレイ側はV3 Tap Delayのようなアナログハイブリッドディレイとのこと。バッファのON/OFFスイッチがどこかに付いていて、トゥルーバイパスの選択も可能。しかも、ディレイとコーラスは個別にIN/OUTがあり、完全に独立したペダルとして使うこともできるとのことです。10ミリオン(1000万)回のON/OFFに耐える、高耐久性の「Forever Footswitch」を採用しているということですね。
本国アメリカでは3月終わりごろの予定ということですが、日本ではもう少し遅くなるかも知れませんね。楽しみです。
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