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メサ・ブギー系ディストーション特集!


世界的に有名なアンプメーカーはいろいろあり、それらの音色を作るための歪みペダルが多く出ています。言うまでも無く、特に多いのはマーシャル系ですね。エフェクターとしては、VoxとFenderが同じくらいあって、あとはダンブル系などをよく見かけます。
多くのアンプが出ている中で、世界中のバンドで使われているアンプの1つに、Mesa/Boogieがあります。カリフォルニアのアンプメーカーとして、独特の分厚いサウンドが人気ですね。特にMark、そしてRectifierアンプは人気が高く、多くの名曲を生み出しています。
今回は、そんなメサ・ブギーのサウンドを再現して作られたディストーションをいくつか見てみたいと思います。
※メーカー名順にご紹介します。コンパクトエフェクターで、デジタルモデリングではないものをご紹介します。

AMT Electronics R-1

まずはこちら。ロシアのエフェクターブランド、AMTのディストーションです。様々なアンプサウンドを再現するLegend Ampシリーズの中で、Rectifierサウンドを再現したモデルです。Level、Gain、Low、Mid、Highコントロールを搭載。またキャビネットシミュレーターアウトプットも付いています。非常にゲインの高い、鋭さのあるサウンドが特徴のペダルです。
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AMT Electronics R-2

続いて、同じくAMTのLegend Amp 2シリーズにラインナップされるRectifer系サウンド再現モデルです。この「2」が出ましたが、「1」も継続して販売が続けられるということですね。
エフェクターのスタイルで作られるR-1に対し、R-2はエフェクターというよりもプリアンプペダルというスタイルです。コントロールはLow、Mid、High、およびOD.Level、CL.Level、OD.Gain。クリーンチャンネルとODチャンネルを切り替えるフットスイッチで、クリーンとODそれぞれの音量を調整できるスタイルです。
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Crazy Tube Circuits Black Magic

続いてこちらのペダル。ギリシャのハンドメイドエフェクターブランド、Crazy Tube Circuitsのディストーションペダルです。
ネット上で有名なMesa/Boogie系ディストーション、「Dr.Boogie」の開発者であり、このBlack Magicはその発展系です。というかDr.BoogieがBlack Magicのファーストバージョンとも言えます。
コントロールはVolume、Presence、Gain、Treble、Mid、Bass。そしてミッドレンジとゲインをより強くブーストするトグルスイッチを搭載しています。JFETを用いたゲインステージにアクティブEQを組み合わせ、Boogie系だけでなくさまざまなアンプを思わせるハイゲインサウンドを実現します。
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Dazatronyx Professor Boogie

続いて、オーストラリアのハンドメイドエフェクターブランド、DazatronyxのRecifier系ディストーションペダルです。
Gain、Volume、そしてBass、Middle、Treble、Presenceコントロールを搭載。JFETを用いたゲインステージを持ち、見ての通りのデザインでRectifer系サウンドを前面に押し出したペダルです。Crazy Tube Circuitsの「ドクター」に対し、「プロフェッサー」という対比も面白いです。
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Ego Electronic TM-2 Classic Gold Purple

続いて、台湾のエフェクターブランド、Ego Electronicの、アンプシミュレーター系ディストーションです。2段階のゲイン切替ができ、ロー〜ミディアムゲインのオーバードライブサウンドにはマーシャルのPlexi系、そしてハイゲインサウンドにはMesa/BoogieのRectifier系サウンドを再現し、それらを1台のペダルに凝縮したペダルです。
コントロールはVolume、Presence、Treble、Scoop、Gain、そして2つのトグルスイッチを搭載。独特のコントロールですが、多機能で多彩に音色を調整できるバランスとなっています。
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JOYO California Sound

【国内正規品】JOYO カリフォルニアサウンド California SOUND JF-15
続いて、低価格なペダルで有名な中国のエフェクターブランド、JOYOのメサブギー系ペダルです。
こちらは、以前あったSansampの「California」を元に作られたペダルですね。Low、Mid、High、Level、Voice、Driveコントロールを搭載しています。
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Mesa/Boogie Throttle Box

続いて、アンプメーカー、Mesa/Boogieのディストーションペダルです。Mesa/Boogieのペダルですから、もちろんMesa/Boogieサウンド。Mesa/Boogieならではの厚みのあるディストーションサウンドが特徴のペダルです。
Level、Gain、Mid Cut、Toneコントロール、そしてゲインの切替スイッチを搭載しています。アンプシミュレーター的なペダルではなく、メサブギーのサウンドエッセンスを詰め込んだディストーションペダルです。
レビュー
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Moja Lucky 13

続いて、こちら。Mojaというエフェクターブランドです。コントロールはYell、Low、Mid/Avea、Hi、Biteコントロールを搭載。一般的な呼び方にするとLevel、Low、Mid/Mid Freq、High、Gainという感じでしょうか。非常に多彩なEQコントロールです。Yellスイッチで、ペダルをブーストすることができます。
試奏レポート
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Noah'sark Distortion B

続いて、イケベ楽器のオリジナルブランド、Noah'sarkのディストーションです。Boogie系、特にMark系の歪みを作るペダルとして有名ですね。Gain1、Gain2、Levelという変わった構成で、Gain1は高域、Gain2は低域の歪みを調整できます。
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Tech21 Sansamp Character Series US Metal

続いては、Sansampシリーズで有名なTech21のMesa/Boogie系サウンドを作り出すペダルです。こちらは様々なアンプサウンドに特化したアナログアンプシミュレーター、Sansamp Characterシリーズのペダルですね。以前US Steelとして作られていたモデルです。
コントロールはLevel、Low、Mid、High、Character、Driveコントロール。Characterコントロールは、アンプの年代やモデルを切り替えるようなコントロールで、12時以下はどちらかと言えばMark系、12時以上はRectifier系サウンドとなります。サウンドのアグレッシブさを調整することもできます。
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Wampler Pedals Triple Wreck Distortion

最後にこちら。アメリカの人気エフェクターブランド、Wampler Pedalsのディストーションです。
ペダル名はもちろん、Triple Rectifierをイメージしていますね。ブースト付きのディストーションペダルで、コントロールはVolume、Gain、Treble、Mids、Bass、Boost Contour、そしてVoicincスイッチです。このスイッチはGain Structure Systemというもので、HardとBrutalの切替スイッチとなります。これで音色をハードなメタルサウンドからさらに強力なメタルサウンドへと切り替えることができます。
サンプルムービー
 
というわけで、いろいろなMesa/Boogie系ディストーションペダルを見てみました。
様々な角度から、いろいろなメサ・ブギーサウンドを研究し、作られたモデル。意外に数が多くないと思ったか、こんなにあったのかと思ったかはそれぞれだと思いますが、またこれからも多くのモデルが出て来るジャンルのペダルではないかと思います。個人的にWamplerは弾いてみたいですね。
 
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