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Electro-Harmonix代理店変更!エレハモラインナップを見返します!Vol.8 マルチ/ルーパー/アンプ/ヴォーカルエフェクター/その他


間もなく、6月1日より、Electro-Harmonixの国内正規代理店が、これまでの長年のパートナー、代理店が日本エレクトロ・ハーモニックス株式会社からキョーリツコーポレーションに変わります(Electro-Harmonix代理店業務開始のご案内-キョーリツコーポレーション)。
この機会にエレハモの全ペダルラインナップを改めて見直そうというこのシリーズ、今回でラストとなります。Vol.1から数えて8回目、前回はエレハモの真骨頂、個性派ペダルをいろいろ見てみましたが、今回はマルチエフェクターとルーパーペダル、アンプ、ヴォーカル用ペダル、そしてその他のラインナップをまとめて見てみます。(機材ラインナップのみとし、真空管等のラインナップについては、今回は除外します。)
では、いってみましょう!

  • マルチエフェクター

まずはエレハモのマルチエフェクターです。マルチエフェクターといえば、BOSSZoomなどに代表されるデジタル全開なペダルが多数を占めますが、エレハモのマルチエフェクターは少し様子が違っています。

Electro-Harmonix Epitome

まずはこちら、2013年に発売された、空間系とオクターブをまとめた「Epitome」です。「Electro-Harmonix Epitome」というモデルです。搭載エフェクトはコーラス/フランジャー、リバーブ、そしてオクターブジェネレータの3種類。それぞれMicro POGStereo Electric Mistress、そしてHoly Grail Plusの3モデルを元にしたアナログマルチエフェクターで、ステレオIN/OUTにも対応。基本的にはMicro POG→Stereo Electric Mistress→Holy Grail Plusの順に接続されていますが、左側、Holy Grailの中央にあるShimmerモードをONにすることでMicro POG→Holy Grail Plus→Stereo Electric Mistressの接続とすることで、コーラス・フランジャーの効果をより強く作り出すことができるようになっています。
各ペダル内のコントロールはオリジナルモデルと同じで、Shimmerスイッチが追加された点のみ、変更された形となっています。3つのフットスイッチでそれぞれのエフェクトのON/OFFを行うペダルですね。
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Electro-Harmonix Tone Tattoo

続いて、同じくアナログマルチエフェクターです。ハイゲインディストーションの「Metal Muff」、アナログコーラスの「Neo Clone」、そしてアナログディレイ「Memory Toy」の3つのペダルを1つにまとめたスタイルで、ントロールは、右からMetal Muffセクション、Neo Cloneセクション、Memory Toyセクションに分かれていて、Metal MuffはTreble、Bass、Drive、VolumeノブとScoop ON/OFFスイッチ、および小さなGate、Thresholdノブとなっています。Neo CloneセクションはRateとDepthノブ、Memory ToyセクションはDelay、Feedback、Blend、Gainコントロールを搭載。それぞれ単体のペダルとの違いは、まずMetal MuffはEQが2バンドとなった代わりにPocket Metal MuffにあったミッドレンジのScoop(Lo/Hi/Off)スイッチを搭載し、さらにGate、Thresholdコントロールを持ったノイズゲートが追加されています。あとTop Boostは省かれていますね。
Neo CloneはペダルではRateコントロールとDepthのOn/Offスイッチでしたが、そのDepthがコントロールノブになってより詳細なコーラスコントロールが可能となっています。
Memory Toyはインプットゲインを調整するGainノブが追加されています。
これらのペダルが、Metal Muff→Neo Clone→Memory Toyの順に最初から接続されており、下部の3つのフットスイッチでそれぞれのペダルを個別にON/OFF出来る、というのがこのTone Tattooです。
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Electro-Harmonix Holy Stain

続いて、エレハモ初のマルチエフェクターであり、他の2つと違ってDSPエフェクトも搭載するモデルです。アナログディストーションとDSPエフェクトを組み合わせたペダルで、コントロールはMix、Amount、Volume、Tone、Color、Dist。Distはクリーン、ファズ、ドライブの切替スイッチで、Colorはブライト、ダーク、ウォームの音色切替となっています。
またModeフットスイッチでDSPエフェクトをルームリバーブ、ホールリバーブ、ピッチシフト、トレモロから切り替え可能。これらのパラメータをコントロールするのがAmountノブで、このノブはエクスプレッションペダルでコントロールすることもできます。歪みをメインに、シンプルなDSPエフェクトを装備したスタイルのマルチエフェクターですね。
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  • ルーパーペダル

ルーパーとはループスイッチャーではなく、サンプリングルーパーのことです。これは1機種のみとなっています。

Electro-Harmonix 45000

非常に多彩な機能を有する、マルチトラックサンプリングループペダルです。それまで、2880というモデルがラインナップされていましたが、そちらはディスコンとなり、2013年に大きく進化したのがこのモデルです。
45000は、これまでの2880同様、4つのトラックを持ったサンプリングルーパーです。4つの独立したループトラックを、音量バランスやパンなどを自在に設定してコントロール可能で、ループのリバース、テンポ、ピッチ、オクターブを自在に調整することも出来ます。テンポやループを同期させるクオンタイズや、リズムクロックの外部出力といった機能も搭載。対応するメディアはSDHCとなり、4〜32GBの大容量に。そして保存できるループの数も100種類と、2880の100倍に増えました。MIDI関連も、これまでの同期に加えて、プログラムチェンジとコントロールチェンジに対応します。
専用のコントローラーを使うことで、トラック選択、録音、再生、ループ番号アップ&ダウンも可能になります。ディスプレイにトラック番号が表示されます。
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  • アンプ

エレハモは、小型のアンプペダルもラインナップしています。

Electro-Harmonix 22Caliber

こちらは、コンパクトなパワーアンプペダルです。ソリッドステートの22Wアンプヘッドとして使えるペダルで、VOLと、Bright/Normalの切替スイッチを搭載。アウトプットにはスピーカーケーブルを接続します。4〜16Ωに対応します。
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Electro-Harmonix 44 Magnum

そして、22 Caliberを44W仕様にしたのがこのペダルです。使い方は同じですね。
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Electro-Harmonix Headphone Amp

そしてこちらは、今で言うミニサイズケースを使ったヘッドフォンアンプです。ポータブル向けに作られ、ヴォリュームコントロールを搭載しています。
 

  • ヴォーカル用ペダル

エレハモは多彩なギター/ベース用ペダルの他、ヴォーカル用のエフェクターもラインナップしています。

Electro-Harmonix V256

2009年に発売されたボコーダーペダルです。マイクの声をいろいろな声に変換するペダルですね。
Blend、Bands、Tone、Gender Bender、Pitchコントロールを搭載。さらに3種類のロボットボイスや3種類のドローン、トランスポジション、インストゥルメントコントロール、リフレックスチューンのモードを搭載。プリセットもできます。あとマイクゲインの切替スイッチがあります。楽器でピッチをコントロールすることもできるので、様々な効果が楽しめるペダルです。
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Electro-Harmonix Voice Box

2010年に発売されたペダルですね。メインヴォーカルから2〜4パートのハーモニーを、ニュアンスやグリッサンドまで忠実に生成するというヴォーカルシンセです。Blend、DryとHarmonyそれぞれのリバーブコントロール、Gender Bender、Voice Mixコントロールとマイクゲインスイッチを搭載。さらにロー、ハイ、ロー+ハイ、3モードのマルチハーモニー、オクターブ、ユニゾン+ホイッスルヴォイス、ヴォコーダーのモードを搭載。それぞれプリセットを保存することもできます。楽器にトラッキングすることもできます。
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Electro-Harmonix Iron Lung

非常にシンプルなヴォコーダーペダルです。ToneとGender Bender、3モードのマイクゲインコントロールを搭載。声の性別を簡単に変えることができるペダルです。
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Electro-Harmonix 12AY7 Mic Pre

エレハモの真空管、12AY7EHを用いたチューブマイクプリアンプです。コントロールはインプットゲインと、フォン端子の出力レベル、さらに位相反転、Phantom電源のON/OFF、ローカットのOM/OFFスイッチを搭載。本物の真空管サウンドが楽しめます。
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Electro-Harmonix EH-R1

レコーディングをはじめ、様々なシーンで使える本格リボンマイクです。コンデンサーマイクやダイナミックマイクとは違うナチュラルでオープンなサウンドが特徴です。

  • その他ペダル機材

様々なサポート系の機材も、エレハモは製作しています。

Electro-Harmonix 8 Step

このペダルは、強烈なステップフィルターとプリセットを搭載するオートエクスプレッションペダルです。ペダル本体には8つのステップシーケンサとRateを設定するスライダーを装備。8つのステップシーケンサは、それぞれ「エクスプレッションペダルの踏み幅」をあらかじめ設定できます。そしてRateで、その8つのステップを動く速度を設定します。つまり、通常はなめらかに動くエクスプレッションペダルを段階的に動かすことができる、というわけですね。シーケンスは最大8段ですが、1〜8段の好きな段階で設定可能です。さらにシーケンスの方向をフォワード、リバース、バウンスから設定でき、ランダムシーケンスも可能です。
右上のMODEノブを使えば、ループ、1ショット、ステップスルーの3種類の動作が可能です。ループは、シーケンスを何度も繰り返す動き、1ショットは1度だけシーケンスを動かす形、そしてステップスルーはシーケンサを使わず、マニュアルでエクスプレッションコントロールを行うモードとなっています。
シーケンスの速度はタップテンポで調整することもできます。左側のフットスイッチがタップテンポとなっていて、8分、付点8分、3連符、3連8分、16分のモードからタップテンポの入力方法を選択可能。あとのフットスイッチはPlayとResetで、Playを押せばシーケンスが動き出し、もう1度押せばとまります。そしてResetでシーケンスをリセットさせることができます。
さらに、CVコントロールに対応したペダルに使うことも出来ます。そして、さらにこの8 Step Programを、エクスプレッションペダルで制御することもできます。このペダルにエクスプレッションペダルをつなげば、Rate、Depth、Glide、SEQ Lengthを操作可能です。CVペダルにも対応しています。Rateはシーケンスの速度、Depthはシーケンサの深さ、つまり8 Step Programが制御するエクスプレッションの踏み幅で、全体をまとめて動かすことができます。Glideはシーケンサーが次のステップに移る際の動きの調整、SEQ Lengthはシーケンサの長さです。また、8 Step ProgramはEXP-Thuruが可能で、こうするとこのペダルに接続したエクスプレッションペダルを、このペダルが制御するエクスプレッションコントロールとして使うことができます。また、この8 Step Programは設定したセッティングを10種類までプリセットしておき、いつでも呼び出して使うことができます。楽曲ごとに合わせて設定しておけば、それぞれの曲で違った動きをさせることができるというわけですね。MIDIによる操作にも対応。CCメッセージだ各パラメータを、Program Changeメッセージで100種類までのプリセットを操作可能です。
8 Step Programには、専用のFC端子を装備していて、ここにこの専用コントローラーを接続すれば、MIDIを使わずに100種類のプリセットをコントロールすることができるようになります。このプリセットは、本体の全ての設定はもちろん、8 Step Programに接続しているエクスプレッションペダルの位置まで記録させることができる、ということですね。
イントロダクションムービー
 

Electro-Harmonix Power Tank

様々なボードに使えるパワーサプライですが、エレハモらしく、充電式という個性的なモデルとなっています。本体には電源スイッチと6つの9V出力端子、そしてアダプター端子を搭載。2000mAhの大容量バッテリーから、最大1000mAの電源を供給可能。付属のアダプターを接続すれば内部のバッテリーを充電できます。残量にもよりますが、約2.5時間で充電は完了し、またアダプターを接続して充電したままでも電源の供給が可能です。
 

Electro-Harmonix EHU-600

輸入楽器、例えば120V仕様のアンプなどのパフォーマンスを得るために使われるステップアップトランスです。日本国内の100V電圧を120Vに昇圧、容量は600Wとなっています。
 

Electro-Harmonix 9V Battery

強烈な外観が特徴の、マンガン9V電池です。
レビュー
 

Electro-Harmonix EHBAG

ソフトバッグタイプで、仕切りもついたペダルボードです。サイズは内寸650mmW×270mmD×60mmH、外寸700mmW×340mmD×100mmH、重量1.6kgで、370mm×135mm×20mmの大型ポケットも付いています。
 

Electro-Harmonix Amp Head Case

エレハモのアンプヘッドケースです。内寸760W× 300H × 240Dmm、外寸820W× 360H × 290Dmm、重量4.5kgで、余計な出っ張りなどもなく、キャスターやハンドルが付属、ショルダーにもできるバッグです。
 
というわけで、エレハモの様々なラインナップを見てきました。あとは真空管とTシャツと弦くらいですね。
それにしても、まさかペダルと関連小物を見直すだけで8回に分けなければいけないとは思っていませんでした。エレハモの歴史、そして同時に多彩な機材を製作するフットワークの軽さも素晴らしいと思います。
間もなく、代理店が変わります。今後の展開は現時点では不透明ですが、まだまだエレハモの動向は注目ですね。
 
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